カニたちの 梅雨どき

 


 

あふれる雑事

 

6/6といえば、雨ザーザーふってきて・・・の絵描き歌、カッパのコックさん?

を描くべき歌詞にある日である。

今にして思えば、あれが可愛いコックというのは、恐るべき洗脳の実験のようで・・・

可愛くもないし、ニンゲンでもない。 なんだアレは!?(笑)

いかなるセンスのないニンゲンでも、描き易いのは認めるが、あのコックの料理は、

いったい何者がいただく品々なのだろう。

 

キムチンは、外貨が無いからホテル代が払えないという。

なら、民宿一軒貸切る方が安いし警備しやすいだろうに・・・脳が凍ったか?

あるいは軍用テントで、ストイックに野営するのもカッコイイのに。

背に腹は代えられないし、国民の疲弊を考えれば、そのうらい当然だろう。

ど〜も危機感がないというか、立場が認識できていないと謂うか・・・

朝鮮人は、とても理解し辛い。

ネットも封殺しているから、クラウド・ファウンディングもできなかった・・・のだろう。

 


 

幼少のころから図鑑で眺めてきた生物のなかで、憧憬してきたいくつかの種がある。

タカラガイのたぐい、ピンポイントでシマカノコ(巻貝)、そしてシオマネキのたぐい。

 

いつも通っているトリトリデッキの周辺には、シオマネキがずいぶん生息している。

 

プラモやラジコンを組み上げるのは愉しいものだが、それでも生物の精緻さには遠い。

個性的なカニたちは、生きているメカを眺めているような嬉しさがある。

もうこれは、マニアの領域というか、カニオタなのだろうか。

 

もっともアタリマエだから注目されない、オキナワハクセンシオマネキ。

見た通り、体に比してアンバランスな、もっともハサミの大きなシオマネキ・・・すなわち

もっとも男前なシオマネキ。

 

ちなみに

たいがいのシオマネキは、右利き、左利きが等分されるのだが・・・

ヒメシオマネキだけは、右が9割という展開になる。

右どうしの方が、フェアな勝負になるワケで、純粋に強さを比較しやすくなることで、

強いオスだけを残すことに貢献しているのかもしれない。

 

もっとも邪悪なイメージのハサミを持つ、トリトリデッキ周辺で最多のシオマネキ。

だったのだが・・・この冬の寒さで8割くらい死滅した。

 

ハクセンシオマネキは内地にも分布しているが、ひとつ前のオキナワとの区別をされず、

分布が釈然としない。

意外にも、南方系でもっとも耐寒性があるのは、ベニシオマネキかもしれない。

大バサミのお手入れに余念がない大型個体。 といっても甲羅の幅は2センチくらい。

屋久島にもいるらしいから、かなり寒い干潟に適応できている。

ただし、屋久島の最低気温8℃台と、徳之島の最低気温は1℃も差がないのだが、

それが持続するかどうか・・・も大切な要素だ。

徳之島では12℃を切る日は、瞬間風速である。

 

んま゛〜 まるでシオマネキ目線だな〜 オレってば。(笑)

 

デザイン的にシュッとして、さらに大型なのが、もっとも南方系のシオマネキ。

ヤエヤマシオマネキの大バサミは、大きくなるほど形が変化する魅惑のハサミ。(笑)

 

反して

意気地は繊細で、背後にいる小柄なベニシオマネキのメスにも圧をかけられる始末。

 

オスにも圧をかけられ、ナニをするのかと思ったら・・・巣穴の蓋にする泥を採取し、運ぶ。

実に自由なヤツである。 南国の民族も、たいがいこんな感じ。(笑)。

意志(いし)というより、時々の気分(きぶん)で行動(こうどう)する感じ。

 

そっくりさんの、南方系シオマネキ。

ヤエヤマとの差異は、大バサミの下の中央に突起があるかどうか・・・のみ。

こちらも、ほとんど争わないユル系シオマネキ。

 

伝説によると、眼柄(がんぺい)=目のついている棒が、ヤエヤマより太め・・・とされるが、

差異がビミョ〜すぎて実用にできるレベルではないことが判る。

個体差や、気分によって見誤る可能性が絶大だ。

 

ところで

ガセ≒ノコギリガザミの、このごろ。

この個体・・・ 一身上の都合で巣穴を掘られずに、いつもこの状態。

足を多数失ったか、低温による摂食不良により、失いすぎた筋肉量がたたって、

これしかできないらしい。

 

炎天下でこの姿勢なのだから、よくもまぁ生きられるものだ。

 

それはそうと

梅雨というには、雨量が少なすぎるなぁ・・・

だからといって、いつも晴れているワケでもないんだが・・・


ではまた