八月の小さい秋

 


 

世間の大風

 

東北へ直接台風が上陸した。

いよいよ、すごい時代になったものだ。

ニンゲンが及ぼす温暖化の影響など、100年レベルの変異だろう・・・

などとユウチョウに構えていたら、産業革命以来、170年近く過ぎていた。

北海道のようなフラットな土地に大々雨が襲えば、これまでの治水では歯が立たぬ。

  

築地市場だ、東京五輪だ・・・地方には何の関係もない。

あんなのに国費を投じられることがあるならば、断固反対である。

ってゆ〜か、島に投入されている交付金の恩恵で、ようやく暮らしている私には、

謂う権利はないだろうが・・・

 

高齢化が進む地方は、正に痴呆の時代に突入しつつある。

壊れている老人を見た。

迷いもなく、自らの車線上にそのまま駐車し、ヘコヘコと役場へ用を果たしにいった。

我が町でメンドクサイのが、こうした自律を失った、もともとからして自分勝手な民族性を、

痴呆によって解放してまったジジババ車両である。

ウィンカーをあげないのは当然ながら、左折するときは、大きくふくらんで右車線に入り

正面衝突の危機をモノトモせず・・・ただ、自分の行きたい方向へ進む怪物体。

 

信号無視というよりも、信号自体がわからなくなっているのもいるくらいだ。

徳之島には、覚悟と保険がない限り、「絶体」に旅行してはダメだ。 私が保証する!(笑)

こんなの、まだマシだったのか・・・などとゆ〜走馬燈を、見ないに越したことはない。

 

老人ばかり増えて、内需も増えない町内。

それでも、年に一度の「あまぎ祭」は派手にやる。

それを支えているのが、役場職員だ・・・というのは気になるが、賑わいは大切だ。

公的な祭り・・・公がどこまで手出しするのか、悩ましいところだ。

 


 

このところ、体調が思わしくないので、ネタがない。

 

夏風邪はなんとか回復しつつあるが、それでも喉がいつもイガラっぽい・・・歳かな。

冷えないように腹巻をしたり、長ズボンで寝たりしている。

でも、汗をかいた手足はカユくてたまらんから、眠りはいつも浅い。

 

今年の夏は、夜がずいぶん過ごしやすい。

太平洋高気圧がどこかへ行ってしまったせいか・・・北風の日が多かった。

いつもなら、9月に入ると夜が涼しくなるが、今年はずいぶん早めというか、

盛夏は7月いっぱいといったところか。

 

そして今日、かなり本格的な秋を見つけた。

ヂヂヂヂヂと、聞いたことのない声がしていた。

どうやらチョロチョロしているのは、コサメビタキのよう。

 

よく観ようと探していると、別のもいた。

メボソムシクイ。 ウグイスの親戚筋だ。

 

いつもなら、エゾビタキが9月の二週目にやってくるが、

あまりにコソコソ系だし、小さすぎて例年見過ごしていたか

あるいは早めの秋なのか・・・どうだろう。

 

早めの秋ならば、続々と渡り鳥が来て、再来週あたりは特集が組めそうだ。(笑)

 

ということで、今週はこんなネタくらいしかない。

東風が止んだら釣りに行きたいなぁ、いつもの浜へ。


ではまた