虫やしない

 


 

身近な妙事

 

いったん蒸し暑くなったが、また肌寒くなってしまった。

しかも、ほとんど気圧配置が梅雨である。

 

北キムチンが、相変わらず旧世代のICBM開発を無駄に叫んでいる。

実質的に狙われるとすれば、米軍が駐留する沖縄しかない。

南キムチンに落とすことは、戦略上ありえない。

問題は、無理無体な行為の落としどころがないことだ。

西側から金を無心しても、恨みを買うだけで一時しのぎである。

とはいえ、北キムチンにしろチャンにしろ、あまつさえ南キムチンにしろ、そろそろ限界。

内政のヘナチョコによる歪みを、どこかでガス抜きする必要があるのは確かだ。

だが・・・おそらく時間が経つほどガスどころではなくなると思うので、

ポン国内でも、しっかりした武装をしておく必要があると念じている。

大地震も大戦も、ある程度の年月が過ぎれば必ず起こる事態である。

それが、地球の摂理だ。

 

変わった大恩人がいる。

並外れた脳力を持ちながら、二十年余りも就職しないで親に扶養されてきた友人。

まるで並ハズレな特殊脳力者、発達障がいじみた人物だ。

両親がそれを薄々感づいていて・・・扶養し続けていたなら筋も通るが、

なにしろ有名大学を卒業しているのだから、障がい者とは信じ難い。

桁違いなユル人生をまい進してきた・・・ようだ。

私は子供のころから常に自立を考えていたから、そうした発想もあるのか・・・と

思い知らされた。

彼は役場で働くが、能力の凸凹が激しすぎて、同僚らも理解しかねている。

講師を依頼されるほどの豊富な知識と、エクセルも使えないダメさが同居・・・

眠っているノビシロが大きい人物であっても、ノビる前はただの面倒な人だ。

まったく・・・早いとこ本気を出してもらいたいものだ。

そのノビシロを確保するために、役場のルーティーンワーク補完計画を実行中だが、

遅れるばかりで、捗っていないのが気にかかる。

予想はしていたから相当余裕をもってみたが、それをはるかに超えて遅れている。

役場業務の難しさは、集中できない環境にある。

来客や、上司の場当たり的な指示に逐次応えながら、自分の分掌をこなす。

気持ちの切り替えと集中の連続・・・実は、難度の高い職場だ。

田舎の役場だけに、分掌が均等でないから、ルーティーンを効率化して、

集中する時間を確保する自助努力が欠かせない。

高い脳力、知識欲や専門性を生かすための効率的な露払い・・・である。

役場の業務のほとんどがルーティーンで、段取りすれば難なくこなせる。

そのための補完計画だったはずが、どうやら低く設定したはずのハードルが、

彼にとっては高いハードルになっているらしい。

モラトリアムが長すぎたためか、際限なく自分に甘く、思考の短絡が激しい。

いささか困難があると、すぐに自分の考えを曲げ、出来ないと解釈して迂回する。

驚くばかりの諦めの早さで・・・思考自体が、実行しない方向に回転している。

あと一年、まともにルーティーンをこなせないと、居場所がなくなるのが心配で、

まずはフツーに大人のヤル気を持ってもらうべきだが・・・

それは私の理解の外側にあり、どうしていいやら動機付けが悩ましいところ。

抑ウツで人生を逃げまくっている私が謂うのも・・・なんだけれど。(笑)

労働意欲は金欲に他ならない。 本来なら、金がなければ死ぬしかないはずが、

もしや扶養に戻るというニートな選択肢を視野に入れているのだろうか。

あとは本人次第、ヤル気と根性はまず体力から・・・でもあるんだよなぁ。

 


 

私は本を読まないからボキャ貧である。

だから、耳から入った言葉とか、調べている言葉の類義語を探したりする。

新鮮キトキトなのを、鮮らかと表現してみたり。

 

「虫やしない」は京言葉らしいが、ネットラジオで知った。

 

私の食生活は、正にソレだと思う。

満腹になるまででなく、虫が鳴くのを抑える食べ方だ。

空腹になるとチカラが出ない肉体労働者ならいざしらず、空腹で集中できない・・・

という人物がいたら、それは実は人間失格である。

もともと空腹感は、栄養不足の緊張感をもって食料を確保するための機能。

つまり、感覚がシャープになり集中できるのが空腹の原理なのである。

漂流し、何日も食べないと、感覚は鋭くなるという話を聞いたことがあるが、

空腹は真剣さを催すはずの機能である。

 

さて

そろそろ、新製品を物色したくなるシーズンだ。

前回の買い物はマイクロフォーサーズカメラだったが、そろそろ新しいモノが欲しくなる。

虫やしないは、食欲のみならず用いることもあるという。

何かで紛らわせたいときに用いるのだ。 なにか、ちょっとしたカメラが欲しいなぁ。(笑)

 

いい具合に、ソニーから新製品が発売されるらしい。

サイバーショットRX10マークIII、いよいよ三世代目である。

1インチの中途半端に大きなセンサーを搭載した、微妙に高倍率ズームカメラだ。

このごろのソニーらしく、どこもかしこも中途半端感が漂う仕上がりとなっている。(笑)

 

昔から、鳥類などを狙う超望遠レンズは600mmF4が限界であるが、このカメラの望遠側は

正にそのスペックとなっている。 今や24mmF2.8〜600mmF4は、数年前のハイスペックだ。

現在の一眼レフは、望遠好きならAPS-Cサイズの機種を用いるので、長さはX1.5倍となり、

ざっと900mmF4が限界となっているから、フィルム時代の尺度で開発されていることになる。

こうした妥協感が、このごろのソニー流なのだ。

 

このカメラの最大の特徴は、実は新開発の1インチセンサーである。

メモリーをセンサー内に実装することで、読み出し速度を飛躍的に向上し、

電子シャッターを日常的に使えるようにした・・・という。

通常、電子シャッターだと上から下まで読み出すのにタイムラグが大きく、

回るプロペラや、通過する電車などを写すと、ぐにゃり曲がってしまうが、

それが「かなり」改善されていて、1/32000まで実用できるという。

 

そのため、メカシャッターは1/2000までしか切れない安っぽさにバッサリ。

加えて、明るいレンズでもあるがNDフィルターもバッサリ。

レンズが明るいぶん、当然ながらフォーカスも早めだからか、位相差センサーもバッサリ。

そのバッサバッサと切り捨てた潔さ?があっても、実売は17万くらいするらしい。

このあたりだけは従来のソニーっぽい・・・思い切りの良さ。(笑)

 

マーク2のレンズは高倍率ではなかったのに、あまりいい評価でない。

価格がコンデジでないので辛口になるのは仕方ないが、マーク3もその口かもしれない。

 

お金があって・・・初めて買うなら、このカメラをオススメしたい気は満々である。

とりあえず、ナンデモ卒なく撮ることができるだろう。 が・・・高価すぎる。

アフリカ旅行用・・・かな?

予備として2コ買いしても、同スペックの一眼レフ+レンズの1/5程度。

しかも動画が高画質。 そう考えれば、お得感もあるだろう。

 

もうひとつ興味をがあるのは、FZ300

こちらは完全にコンデジで、センサーもポケットカメラと同じサイズのもの。

ただし、いまどき画素数が1200万画素とショボショボである。

これはソニー製でなく自社製のためでもあり、高画質を狙う意味もあるのだろう。

なんといっても、コンデジで高々24倍ズームなのに6万越えだから、

画質がヘボでは許されない価格帯でもある。

 

ちなみに、私が持っているファインピクスは、50倍ズームで4万を切っているが

あんまりな画質だから、このごろほとんど使わなくなった。

 

FZ200を持っていたが、波打ち際でツノメガニを撮影中、波にのまれて壊してしまった。

実は・・・新型は防水になった! 私の悲劇を、誰かが見ていたのだろうか???

 

今は、山でクロウサギの子供たちが出てくるシーズンである。

だが、一眼レフは重く、発見してから構えるまでに時間がかかってしまっていた。

そこで、役場の同僚にあげてしまったFZ200を借用して実験してみた。

最小の夜間撮影カメラにならないか・・・と。 またしてもトイレで思いついたセット。

 

6mくらいまでなら、内蔵ストロボで問題なく撮影できた。

それ以上では、ガイドナンバー40くらいの中型ストロボがあれば十分だろう。

通常の望遠レンズやコンデジのレンズは暗いが、FZシリーズはF2.8固定だから、

フォーカスに利用する光量も少なくて済むし、ファインダーも明るくなる。

コンデジなのでマニュアルフォーカスは実用的でないが、なによりフツーの人でも

オートフォーカスでバッチリ撮れるセットだ。

センサーサイズが小さいので、ピン甘でも被写界震度の深さでカバーできる。

カメラだけでなく、レッドレンザーの配光ムラのないズーム懐中電灯も肝である。

取り付けは、以前タブレットを三脚の足に固定するために買ってみた安物を流用。

 

アイデア通りの結果が出たので・・・早速欲しくなってしまった。(笑)

  

ひとつだけ残念なのは、200に搭載されていた画期的なダイヤルが廃止されたこと。

一つのダイヤルを、カチッと押し込むと機能が切り替わるのだ。

慣れると操作が抜群に速いが、防水性確保の必要から・・・だろうか。

そのかわり、ダイヤルは2つになった。

 

パナのカメラは世代を経るごとに、ガッカリしない造りになるから、安心感がある。

南国は、実は分厚い曇天が多いので、F2.8でないと望遠側のピントが合いづらいし、

室内ではもっと厳しいことになるから、サブカメラとしては値段以上に優秀である。

一眼レフ並みに高速フォーカスで、サクサク撮影できるからだ。

 

買う気は全くないが・・・意欲的なカメラにも興味がわく。

レンズメーカーのシグマ製、新型ミラーレスカメラだ。

フォビオンという特殊な構造のセンサーを搭載しているのがシグマのウリである。

このカメラはシグママウントだから、一眼レフを単純にミラーレス化した製品で、

以前ペンタックスからも同様のコンセプトで発売されたことがある。

 

デザインといい、大胆な設計思想といい・・・むしろ、コッチがソニーっぽい。

 

光学ファインダーは遅延こそないが、高価なわりには使い勝手が好くない。

電子ファインダーの好さは、折々に記してきたのでミミタコだと思うが、

露出補正などが反映されるので、勘に頼らなくても撮影できるし、

マニュアルフォーカスするときは拡大表示できるからオートよりジャスピンも可能、

動画もそのままの姿勢で記録できるし、フツーに使いやすい。

 

弱点は、わずかに表示にタイムラグがあるから、高速で動く被写体は苦手。

 

現在、日常的に用いているパナのミラーレス、G7は遅延が大きめで、

表示が遅れるのと、シャッターラグも長めで、シャッターがコンマ2秒ほど遅い。

野鳥の羽ばたき一回分も、ズレが生じる痛さがある。

 

ヘッポコキヤノンには、電子ファインダーと光学ファインダーを切り替える機種・・・

くらいの、アタリマエの気概が欲しいものである。

実際そうしたファインダーはとっくに実在し、富士の現行機に搭載されているし。

光学ファインダーへのコダワリゆえの、妥協を許さない開発が・・・

水面下で進行していることを祈りたい。

 

つい先日まで、EOS80Dに買い換えようと思っていた。

だが、肝心のスティックがついていないことに気づいた。

7Dシリーズには、モニターの右上あたりに、ピントを合わせるポイントを

素早く選択するためのジョイスティック?装備されているが、無い・・・

おそらく右下の電子ダイヤルでやるのだろうが・・・それでは操作が遅れる。

 

動物撮影では、常に動く動物の頭に合わせて、多点あるピント用の枠を移動する。

無論、飛行中の野鳥においても同様だ。

例えば、ガンなどが例の<みたいな編隊になるが、当然旋回すれば向きも変わる。

先頭のリーダー?に合わせて、リアルタイムかつ瞬時に枠を切り替えるのだ。

それが出来ないのでは、根本的に使えない。

 

けして安い機種ではないが、7Dとの差別化の意味で外された機能なのだろう。

しかし、なんとも勿体無いし、古臭い差別化手法である。

それもこれも、同じような商品開発しか出来ない、商品企画の貧弱さが原因だ。

 

使い勝手や価格を考えると、そろそろ出そうなオリンパスの一眼か、

今秋発売とウワサされているパナのハイエンドあたりの方が妥当な気がする。

同額であれば、当然ながら複雑な機構を必要としないミラーレスの方が高機能だ。

しかも静かだ。

 

車検とも重なるし、浄化槽の請求も一年分がどっさり来る、そのあとは自動車税・・・

物欲の虫やしないは、当面こうした物色で紛らわせるしかなさそうだ。

 

それどころか、いよいよVAIOの異常が、美しさを増している。(笑)

症状が続く時間も・・・長くなってきた気がするし。

 

無駄づかいなどしちょる場合じゃなさそうじゃね゛。


ではまた