冬越しと年越し
巷のなんじゃそりゃ
ぬくい・・・このところ、島では最高気温が23〜25℃くらいある。
伊勢に帰ってきたら、16℃以上あって、ハーフコートで歩き回ると暑いくらい。
どこもかしこも暖かいのか、冬物衣料や鍋だねの売れ行きが芳しくないらしい。
お陰で、島でも安く白菜が買えるのでありがたい限りだ。
一方で、リンゴは馬鹿に高い。 内地に帰ってみたら、そんなでもない。
鹿児島にやってくる間に、いったいどれだけの中間マージンがかかるのだろう。
大切なカメラが壊れた。
ポケットへ、素で入れているサイバーショットTX20である。
正直なところ、買い替えが利かない機種で、精神的ダメージは今年一番である。
本格的な撮影機材でも、けして撮影できないシーンを易々と撮影できたからだ。
恥ずかしながら・・・とりあえずセロテープで延命処置。
防水パッキンの圧が強いので外し、防水も兼ねて?とりあえず使えるようテーピング。
多少高価でも、中古でもあれば・・・と考えている。
他機種で代わりがあればいいのだが・・・
軽量、防水、地上スレスレに迫る片側に寄ったレンズ、優秀なストロボ性能は比類ない。
ポケットに入れておいて、さっと使えるカメラは意外にない。
レンズがにゅっと伸びるタイプのデジカメは、防水でないというよりも、ホコリを吸い込み、
センサーに付着したら最後、分解掃除しかない。
オリンパスに代表されるタフ・コンデジは200グラム以上あって、ポケットがダレてしまい、
ポケットに素で入れておけない。
アベノミッキスで、貧富の差がハッキリしたポン国内では、やはり物を大事にする機運が高く、
デジカメを素でポケットに入れるのは勿体無い精神があるのか、このシリーズは絶えてしまった。
ささっと使えないコンデジに、何の意味があるのか・・・私には理解できない。
貧乏人が中庸生活にステップアップするためのステイタス?(笑)
運動公園から移動して、もう見つかるまい・・・と思っていたヤツガシラが、北3キロ先くらいで見つかり、
数日の雨模様で、再び見失ったら・・・運動公園にもどってきた。
いつの間にか、変なポーズをとるようになった。 虫干しではないらしい。
軽くイラッとした心持と、かなりイライラしているのと中間くらいのイラッと感のようだ。(笑)
屍の真似?のようでもあり、しかし鳥にしろ哺乳類にしろ腐肉をあさる種は多いから意味不明。
色といい振る舞いといい、いちいちナゾの多いヤツガシラ。
このシーズンは、クロツラヘラサギのいない年明けになりそうだ。
2羽ともヘラサギである。 左の成鳥の喉がやたら太く、寄生虫でも養っているようだ。
北西の風が強か吹いたときに、どこかへ避難したままなのか・・・南下して豊見城あたりへ引っ越したか、
クロツラヘラサギは見られなくなった。
このところ、ちょくちょく話題になるのがカワウ。
空港周辺のイノーや、平土野(へとの)港のあたりを漁場にしているのは、60羽あまり。
島の南部には、別の群れがいるらしい。
時折、黒い鳥の集団が海岸にいたと、驚きの問い合わせがあったりする。
あんなのを見たのは初めてだ、と感嘆を隠せない島人がいらっしゃるが、毎年恒例の風景である。
ただ・・・風向きによって、毎年居場所が微妙に変わっている。
黄金週間のころからボラがめっきり減ったので、イノーに出現する回数も減っている。
ウミウは今年もかなり少ないようで・・・この群れには1羽も混じっていなかった。
不思議なことだが、ウミウとカワウは謂い得ており、カワウは外洋で見ることはまずないし、
ウミウが真水の効いたイノーに入ることは滅多にない。
二度目の冬を越そうとしている、豊岡からやってきたコウノトリ(J0066)。
相変わらず、大の人間嫌いで・・・どこにいても人間の挙動にはとても神経質。
こ〜のと〜り?視野が前方に限られているためか、クチバシを翼に収納しないで休む。
首の根元の羽毛をモワモワに膨らませることができるので、クチバシを保温できるのだ。
例年よりツグミが少ないのは、昆虫が少ないためだろうか?
猛禽類も、相当に餌探しに苦労しているようだ。
口笛でキアシシギの鳴き真似をしたら、チョウゲンボウがやってきて旋回している。
ルアーだな。(笑)
他のシギやチドリたちが身を潜めているときに、堂々と鳴いたから、
間抜けなシギがいると感じて飛んできたらしい。 こんなことは初めてである。
例年ならタイワンツチイナゴというトノサマバッタよりデカいバッタを食べることが多いが、
今年はずっと春からいないのだ。 勢い、猛禽類はほとんどが鳥狙いになってしまい、
開けたところには中小型の鳥たちが居辛くなってしまった。
当面、年明けになりヤツガシラの越冬が確認できれば、来年最初の新聞ネタにしてみたい。
島から出るのは、一年ぶりである。
不眠がキツイから、島外の出張を断っているためである。
肌寒い雨模様・・・といいたいところだが、夜半から20℃くらいあって寝苦しい。
毛布で寒く、薄布団では暑い・・・ビミョ〜な陽気が続いている。
初めてハーフコートをバゲージに預ける方のカバンにつっこんで、帰省することになった。
タートルネックの速乾性シャツ一枚でも結構暑いから、セーターは手持ちである。
年一度のフライトにノイズキャンセリング・ウォークマンを購入するわけにもいかず・・・
昔買ったWestoneのイヤーモニターとエクスペリアを組み合わせてみた。
イヤーモニターは低反発イヤーピースなので、騒音がだいぶ減衰され過ごしやすくなる。
これならば、ノイズキャンセリングを導入する必要もない。
反対に、あんまり防音するためか、最小ボリュームにしても音楽がややうるさく感じられる。
はて・・・ここ数年、ずっと悩み続けているピクトグラムがあった。
ベルトサインの左側にある禁煙マークの左側の棒である。
今回のは左のピクトの明るさが同等で・・・しかしながら禁止マークの左右の間隔が違う。
当初はやや茶色っぽいのを見たために、コンニャク禁止と想像したのだが、今回は豆腐禁止・・・
あるいは短いチョーク、消しゴム禁止が心当たりになったが核心に迫っていない。
10分ほど悩んだころ、ちょうどスッチーが飲み物を配給し始めたころ、ピント来た!!!
これ・・・タバコの続きじゃね?
ドキドキしながら、飲み物のメニューを示すスッチーに確認したところ・・・見事正解だった。(笑)
いったい、何のために悩んどったんじゃろ〜か・・・
どう考えても、今もって左右が一続きのタバコには見えない。
むしろ、二本目の喫煙禁止か、タバコをちらつかせるのも禁止サインである。
ともあれ、スッキリはしなかったが、ほっとした。
PLの塔の上のあたりを通過して、南から伊丹空港へアプローチ。
なんとまぁ、殺伐とした風景が広がっている。
このなところで仕事できていたころは、ずいぶん元気があったのだなぁ、とシミジミする。
リムジンバスで、空港から上六(上本町)へ。
近鉄の乗り継ぎが上手いこと行くか、簡単に調べられる。
周りが青く見えるのは、曇りの日だからだ。
意外に知られていないが、晴天の日陰や曇りの日はずいぶん世界が青いのだ。
つまり人間の目は補正能力が高いのと、青い色を感じにくい体質でもある。
リムジンバスの到着は早めだろうから、特急への乗り継ぎには余裕がありそうだ。
しかしながら、立ち食いそば屋を探して昼食を食べるほどのイトマがないからダイエット方向に。
入ってきた特急を撮影しよとしたら、よりによってジャリ鉄?が立ちふさがって撮影。
オジサンが鉄チャンだったら、今頃はどつかれて特急の餌食だったぞ。(笑)
人の迷惑を顧みぬジャリ鉄・・・この先が思いやられるが、早いとこどつかれて逝ってしまえ。
茶腹も一時。 腹は減っても、いいテリは続く。 世の中を明るくするのもオトナの仕事だ。
イヤーモニターはどうも左右でフィット感が違っているのか、音量バランスが違う気がする。
ぼ〜っと乗っていても退屈だから、ブログでも。
タフパッドのWANはとても感度がいい上、都会では基地局が密だから、通信速度は速い。
飛行機の乗り継ぎ、近鉄への乗り継ぎもスムーズなので、わりと早く着けそうだ。
といってもドアトゥドアで7時間ほど。 年々、乗り継ぎのタイミングは変わる。
新型の車両のというか・・・新車のニオイぷんぷんの新しい車両である。
新装備がいろいろあるようだ。
座席の上の棚のところには、予約済みか空席か予約なし乗車かわかるLEDがあるのは地味に驚いた。
せっかくなので、テーブルを出してタブレット・・・と思ったら、前掲している。
手前にお茶が倒れるくらいなら、足元の方がマシというコンセプトなのだろう。
ここまで明らさまに前掲していると、かえって心理的に使いづらい。
関西人には微妙な細工よりも、このくらいの割り切りが必要なんだろう。
なんと、コンセントが各席についている!!!
タフパッドは十分な電池寿命があるから不要だが、何でもいいからチャージしておきたくなる。
空席が多いので、有り余るコンセントが気になってしまう。
感染しないよう用心していたが、どうやら大阪のオバハンがリムジンバスに同乗していたらしい。(笑)
ワゴンセールでダッシュすることがないよう気を付けたい。
前かごのなかにあるゴムの輪が気になる。 おそらく関西人でないとわからない仕組みだ。
やれやれ、オバハン感染度が低いようで、わからないのが正しいと思う。
奈良の山間に廃屋や空き家が目立つのを気にしつつ・・・1時間半で松阪着。
北口で待っていたオヤジ殿は、思ったより耳が遠くなっていた。
さて・・・これからハイカロリー生活が続く。 どうなることやら・・・