小さな合言葉は「ともに生き残る力」

 


生き残る力、にしようかと思ったが、そうではない。

長男を生かしてくれている力、そして長男が生きようとする力

双方が出逢ってこそ、生きて来られて、生きようとする力も生まれるのだ。

 

新年早々、妙な思い立ちだが

今年からは違う人生を歩むのだと決めた長男

当面はそうは見えないだろうけど、でも決めたんだよ。

 

経済の仕掛けとか、形だけの企業形態とか、民営化しかやる事の無い国家とか

そんなんに頼りきっていては、前に進めない、そう思ったから、思い立ったのだ。

 

貧富の格差を使って儲ける世界経済、デフレで意味を失った大企業の組織論、

国家なのに国家事業ができず、債券ばかり発行して、二の句は民営化・・・

自分らで解決しようとせず、他にばかり求めることを止めぬことには、

人類どうしの責任のなすりあい程度では、地球の摂理には対向できぬよ、皆の衆。

 

銀河系の都合、太陽系の都合になど到底我々は対応出来ぬかも知れぬけれど

地球の都合、生物の都合には対応出来ねば生きていられぬものよ。

当然の道理だろ。

 

さて

かくも生物として、ごく普通の初歩的目標を立ててみたが

とんと何をして良いのか分からぬ。

けれども、とりあえず、家族と恒例の伊勢神宮初詣だ。

 

祈る事は一つ。

これまで色々と祈ってみたが、結局祈べきは神ではなく

自分の心であったことにやっと気づき

自分の事を今更神に祈るのは止め、シンプルに家族の事を祈った。

祈る事も大切、念ずる事も大切、されど、夢は自分にあり。

 

アテにして良いのは、頼りになる友と信じられる親族と自分だけである。

2005年、いきなり結論からの出発だ。

人生38年の総括から始める新年も良いではないか。

 

ともあれ

今年と来年は、既に長男人生最大の激動の年と決まっている。

更にその次の年は、もっと激動であろう。

生き方を変える事とは、生きるための進化であり

最大最終の使命だと思う。

 

けれど

それは常に、一日一日が限りなく手ごたえと楽しみに満ち

活力あふれる日々でありたい、そう自分の心に願いつづける長男であった。


にしても38歳にして、重々しい年明けコメント。

にしても美味そうでしょ、我が家の御節。

にしても手作りよ、これ。大好きなクワイは長男がむいたし。

人生、思うように生きようや、たとい苦しゅうても楽しく生きにゃ意味ないよ。

 

今年も、これまで以上に、よろしくおねがいいたします。


ではまた