もう大東シーズンがやってきた
人生最悪と思われた2003年が終わり
2004年になってから、もはや5ヶ月が過ぎようとする。
はやい、何もかもが急流のようにざわざわと流れ
まるで渓谷の岩になったような時間の流れを感じる。
私自身は、年齢こそ経ているが、何も変わっていない。
そして今年もまた大東へ行くのである。
大東の時間も、止まってはいない。
お互いの時間がどのような過ぎ方だったかわかるだけである。
なか5日。
ちょっと短いが、燃焼するにはちょうど良い。
充電もするのだが、かなり燃焼するのである。
充電は仕事のため、燃料は釣りのため
人生はハイブリッド。
仕事は電動。
釣りは、何を燃やしているのだろうか。
カミサンももわらず、のほほんとくすぶっている人生を
多分燃やしているのだろう。
無駄だった日常を、火葬しているのかもしれない。
ともかく、燃やしている。
ともかく、まだまだ燃やすものがたくさんある。
燃えるものもたくさんある。
燃える場所もたくさんある。
燃えないものは、お酒を入れて燃やす。
そうすると、燃えるものに変身する物もあれば
お酒でようやく燃えるも物、不完全燃焼で明日にも後の人生にも
残ってしまうものもままある。
大東の磯釣りは
何もかもが燃やせてしまう、燃える磯である。
だから、また今年も装備が困る。
燃えそうな予感がするから、何もかも燃やしきるために
燃やす道具をいっぱいリュックに詰め込みたくなる。
だが、やっぱり55リットルを大きくすることはやめた。
5日間、55リットルで十分だ。
さて、この週末
選んで選んで、悩んで詰め込んで
出かける準備を始めよう。
凍りついて、全く燃えない心の一角に
火がつくかもしれないから、夢は置いてはゆけない。