先週、思わず買ってしまったセリカのお陰で週末は忙しいかった。
自動車税は払わなきゃならんわ(払えよ!、期限は6/2だろ〜が)
駐車場の契約更新はあるわ(そりゃ毎年この時期の恒例行事だ)
印鑑証明のカードは探さなきゃならんわ
ついでに登録した判子も探さにゃならんわ
どこに行ったかわからない車検証は見つけにゃならんわ
できるだけコッソリ現金をおろさにゃならんわ
せっかくだから札タバの記念撮影もせにゃならんわ(なしてだ?)
土曜の朝からディーラーに行かにゃならんわ・・・
結局、今回も現金払いしてしまったセリカ。
人生最大の現金払い記録更新の二百ん万円であった。
さしもの長男も、これだけの高額を支払うと、貯金が厳しくなる。
支払いの重みを味わっておきたくて、現金にしたのである。
によって、ディーラの若手、S原担当は何度か失敗しつつ
万札をその手で勘定する破目になってしまったのだ。
すんまっしぇん、長男のわがままば、きいてもらって・・・
さすがに二度と手にできないであろう分厚い札タバに
恥ずかしくて見せられないが、色んな記念撮影をしてしまった。
パームより
あのソニーケータイ505iより
パワーブックよりも厚い!
手ごたえ十分!
車は月末には届くという。
スポーティーカーなんて、初めてで
こんなにドキドキするお買い物は、ずいぶん久しぶりだ。
で、実は秘密にしていたが、新たな大東での釣りを実現するため
イカツイ竿までも買っていた。
そして、そのための糸も買ってきた。
だから、釣りに専念するために、一眼レフだのパソコンだのは
今度はお休みになる予定である。
良く見て欲しいのだが、実はソニーのCLIEの画面には
Tide For Palmの画面が表示されており
このソフトだけが、不思議なことにというか作者の念入りな性格ゆえか
南大東の潮位予測を唯一搭載しているのであった。
これは非常にありがたく、命を守ってくれるソフトである。
なぜ命を守ってくれるかは後述する。
デジカメの水中パックは、ビックカメラでは品切れで
普段あまりお世話にならないヨドバシカメラには在庫があった。
これがなきゃ、ディマージュXtを買った意味がないのでラッキーだ。
今回の撮影はこのカメラ一台に全てをかけるのだ。
その意味とは
釣りに全てを集中するためであり
その竿こそがダイコープレミアブロス1102EXである。
名前こそ、スズキ釣りの竿と同じであるが、パワーはなかなかだ。
今回13フィート3.9mから11フィート3.3mと短い竿に
チェンジしたのには大きな意味がある。
命を懸けた大きな意味がある。
一眼レフなんぞにウツツをぬかせていられぬ大きな意味があるのだ。
今度は、多少波をかぶっていても、足をさらわれそうでもやる。
そのため、低く波で足場が見え辛い磯で、強力な魚と闘うために
短い竿にし、パワー負けせず、強引に引き寄せることができる。
仕掛けはトラブルを減らすために、JGFA準拠などしない。
(ジャパンゲームフィッシュ協会、日本の釣り記録魚の公認組織)
大切なことは、命を守り、貴重な魚を断じて逃がさない事だ。
リールも新しくしようと思ったが、慣れた部分を残しておかないと
これだけの命がけのチャレンジにどうも不安だからである。
南大東で、足を波が洗うということは、いつ波にのまれても
不思議はない状況下で釣りをするという決意であって
死と隣り合わせに釣りをするということだ。
長男も、ずいぶんな釣りに手を出そうとしている時節となった。
大東では、釣り場に人がこないので、海に流されただけで
それまでである・・・。あとは太平洋があるだけだ。
そんなこんなで潮位と波の高さが命を左右するのだ。
この日曜日で、37となった。
体力的にも余裕がないのだ。
集中力を高め、今のうちだからこそ
さらに危険を友として釣りをする道を選んだ。
今やれることをやっておかなくてはならないのである。
家族の居ない独身ならではの捨て身の技といえるだろうが
人類の先達には、とても誉められない所業であることは
認識しているつもりだ。
だが、やらずにおられようか。
極めたいわけでもない、大物も釣りたいわけでもない
ただ、美味い魚を思い切り釣りたいだけである。
その方法が、ほかに見つからなかっただけである。
危険だったとしても後悔しないためだけである。
準備は整ったので、あとは技と心を準備するだけである。
この際、七夕に祈ろう
「白身魚が釣れますように、ついでにカミサンも釣れますように」
七夕イブに生まれた長男の願いは、きっとかなうに違いないのだ。
かなわなきゃ、七夕イブに生まれた者に対する七夕の存在自体が
ありえないのだ。
(勝手に決めるな!、七夕は本来旧暦だろっ!!)
大切なことは、人生のやり残しがないかどうか
やりガイがあるかどうかである。
おっと、その前に、身の回りを片付けておこう、キチンと。
長男なのに、最近あれこれ身の回りのことをかなぐり捨てて
生きて来過ぎたので、片づけも多いのだ。
ちっとも格好よくない生き方の長男だが、後悔だけはしないぞ!
というところだけは、誰にも負けないつもりなのであった。
いつ人生を畳んでも良い生活なんて、そう簡単にできるもんじゃない
でも、いつ畳んでも良い生き方と覚悟だけは
しておきたい長男なのであった。