デジ馬鹿は、うつ病によって、新たな次元を目指す!
連発して南大東の記事を書いていると、蛸壺に入ったような
珍妙な心持ちになってしまうとともに、ちょっと気分転換したいこともあって
今週は別の記事ということで、デジバカ系である。
我が家にはデスクトップ二台、ノートブック三台のパソコンがあって
正直邪魔になりつつある。
この記事を書いているデスクトップマシンは
十分な性能なのだが、ノートブックの一台に負けていて
そのノートブックは、液晶のヒンジがいかれており
液晶の開閉ができないという病的ノートであった。
残りのパソコンはメインになるには性能不足で
格好は良いが熱ばかり出て性能はでないノートとか
時代遅れだが、ビデオ編集にはモッテコイのMacデスクトップといった
微妙なマシンばかりがそろっていて
実のところ、何をどうした物か悩みつつも
次の新たなパソコンが、チョッピリ欲しかったりする長男であったし
デジカメですら、あと三台くらいは欲しい、微妙な長男でもあった。
だが、買っちゃっただけではどうもつまらないし
今買っても、劇的感動が得られるほどのモノでもなさそうで
持ってるモノを上手く使って、減らしてから、また購入に備えることにした。
ここで最大の問題が前述の家庭用メインマシンのやりくりである。
安物過ぎて、発色がオカシく、蝶番の壊れたPIII-M1.2GHzノートと
現役バリバリのPIII733MHzデスクの処遇についてである。
たまたま、何かの拍子にWebで見かけた、液晶のないノートパソコンの
キットというのが気になっていた。
そんなの、どうすんだろう・・・
もっと以前、フルサイズキーボードの下にメイン基盤とか
ドライブとかメモリとかを詰めこんだ、キーボード型パソコンのキットも
見かけた事があった。
「うーむ・・・ん?」
思いきって、ヘボ液晶を取っ払って、高速CPU入りキーボード型ノートに
しちまったら、デスクトップ一台を退役させられるのでは?と考えた。
幸い、パソコンの分解には慣れているから、液晶はすぐ外れた。
ムラもあって、色も赤が強くて使いにくい液晶だったから
外してセーセーしたくらいだ。
外してみて分かったが、残りの蝶番も壊れかけており
どうせ修理しても、また壊れそうであったので、DELLのノートは
あまりショッチュウ折りたたんで持ち運べるような
頑丈なノートPCの設計にはなってなかったのだ。
見た目は、むやみにゴッツクて粗野なデザインだが
作りはヤワなのだ。
やれやれ、液晶を外したことで
ようやくヤワなままで生きていける幸せな形となった。
液晶がなくなったんで、軽くて薄い、しかもハイパフォーマンス。
自慢ではないが、メモリーだって1024MB
ハードディスクは換装して5400回転の高速で60GBのものだ。
ソフトだって、アドビの正規ユーザーだから
フォトショップ7やら、イラストレーター9もインストール済みである。
ビデオ編集ソフトのメディアスタジオや、3Dソフトなんかもあって
かえって持ち歩きたくなってしまう・・・。
これだけの性能があれば、まだまだしばらくやってける。
どうせデジタル魚拓づくりの性能に追いつけるパソコンは
もう少し先に買ったほうがお手頃になっているに違いない。
多分・・・P4/4Ghz、メモリー2048MBくらいじゃないとだめだろう。
なにしろ
デジタル魚拓は、縦4000ピクセル以上、横9000ピクセル以上で
処理するから、ちょっとレイヤーを増やしたりすると
ファイルの大きさだけでも300MBくらいになっちまう。
(何しろ、そのデータを会社に飾ろうと出力しようとしたら
業務用プリンターのデータ処理だけでも20分くらい掛かってた・・・
てことは、まだデジタル魚拓は家庭で扱えるモノじゃないのね・・・)
それまではゆっくりと今のマシンでやってくさ。
気付かなかったが、キーボードとマウスと言うのは
デスクトップでは離れていて当然であったが
意外や意外、トラックパッドの方が操作が早い。
当然だが、キーボードからホトンド手を離さずに
ポイントからスクロールまでできちゃったりする。
(消費電力も小さくてエコロジーっ!)
ドラッグなんかは大変だから、そこはトラックボールに譲るが。
で、最近、右手首はやや回復したものの、全快ではない。
左右どっちでも使えるコンパクトなトラックボールを買ってきた。
もちろんストームと言うくらいだからコレだけではない。
ついでに、この間買ったMacG4ノートにも高速HDDを入れ換え
そこであまった元々のHDDはHDDケースを買ってきてあるので
外付けの便利なHDDの2台目・・・となる。
(二台あってどうすんだろうかが微妙)
はたまた、もともとフォトショップを使うための改造DELLノートPCだから
フォトショップを高速化するアイテムが必要で
フォトショップは作業をアチコチで合理化するために
作業ファイルをHDDに退避する。
これをパーティションを切ってあるとは言え、内臓HDDに退避したら
作業信号と退避データが同じバスを通ってOSと作業が混雑する。
だから、どうせ一時作業ファイル専用ということで
USB2.0HDDのもっとも小さい40GBで7200回転のものを所望。
IEEE1394好きな長男に取っては苦汁のUSB2.0選択であったが
このごろの時代の流れ、そして、なんとDELLノートにはUSB端子が
一個しかないこと、デジカメ画像の取りこみが、カードバス(ノートの
カードスロット)よりもUSB2.0カードリーダーの方が遥かに高速だったこと
などなどがあって、実のところヒミツにしていたが
一度しか使ってないUSB2.0インターフェイスカードを
既に所有していた事もあった。
まあ、確かに早い。
最後に残った問題が、高級フィルムスキャナーが1394であるということ。
以前実験したら、DELLノートのカードバス用インターフェイスでは
誤動作しちゃったこと・・・であった。
今回のHDD項間に伴う、インストールソフトのシンプル化と
液晶という重荷を下ろし気分が変わったことで
心機一転動いてくれることを祈っている。
もちろん、拍手(かしわで)だってうっちゃうからね。
当面、これでデスクトップ二台を退役させて
コンパクトデスクトップライフを歩むノートで楽しくネットライフを
二人三脚で歩むつもりである。
カタチはさておき
めでたし、めでたし。
ということで、今回の記事は終わるはずだった
しかし事態はこの記事を書いている間に一変した。
この作業の裏には、デジカメ画像のナンバリングトラブルがあった。
実は、一眼レフデジカメは一年2ヶ月で一万カットを超えた。
気付いた方はいるだろうか・・・
そうデジカメのファイルネームである
DCIM0001.JPGとかIMG0001.JPGといったものであり
四桁のナンバーで管理されている。
ゆえに一万枚以上だともうダブってしまう。
これまで、なぜ、三桁の名前のついた奇妙なフォルダが作られ
その中に四桁の名前のファイルが収められているかなど
考えたこともなかった。
気付いたのはナント、かって一年以上経った先日
大東へ行った時だった。
カメラを直接Macのノートに接続すると
トテツモナク遅い取りこみ作業になるが
ふとみると、取りこまれたファイルは名前が変わっていた。
IMG7777.JPG → 187-7777_IMG.JPG
フォルダ名が冠された生データ名とは違うファイルネームが
与えられていたのであった。
一年間以上撮りためた、大切なデータを変換しなくては!
先がない!!
ということで、変換作業を過渡期のインスパイロン(液晶レスノート)に
延々とやらせていたのであった。
と
その最中液晶表示が消えた・・・
何度も接続を確認し、一度は分解し、そしてまた組み立て
接続して試したが、ロジック回路自体が問題であるようだった。
しかも、液晶も起動直後には右隅にRGBのラインが出る症状も
出るようになっていた。
正直、家でのパソコンと会社でのパソコン利用の時間はイイ勝負だ。
2000年の春まだ浅いころに、視力最優先で選んだ液晶は
既に、三年以上の年月を、長男の長文と共に過ごしてくれたのだった。
当時38万円の値段は微妙だった。
目には換え難い、でも、パソコン本体の倍以上する。
しかし、やってきた液晶は素晴らしかった。
ハメコミ合成のように、どこから見ても色が変わらない。
今でもこういう液晶は少ない。
当時のパーツで当時の液晶も含めて修理すれば
とてつもない金額になるだろう・・・
三年の間、長男を支えてくれた液晶であったが
ハイテクの時間はもっと流れていたと悟り、買い換えを決意したのであった。
急いで貯金をおろし、日曜の午後、できるだけ歩く距離の短い
品揃えの良い、ポイントサービスの使える電気店を目指した。
肝心な時、車はバッテリーがあがっていた・・・
目算も何もない、突然モニタがなくなったから、とにかく必要なだけだ。
しかも妥協の許されないスペックで、目に優しくなきゃ駄目である。
ベスト電気、日吉駅ビル店・・・三菱製、視野角160度・・・
微妙に角度による色変化が気になる。
使っていたのは視野角上下左右170度であって、目はすぐに見ぬいていた。
日吉から元住吉へ向かえば、PCデポ最大の店舗があるが
歩く距離もあるし、ポイントも使えない上、パソコン専門店とは言え
微妙に客足の遠ざかり勝ちな場所にあるため、安いモノを置いてありがちで
ともすれば、釣り具の上州屋的な、庶民の味方であっても長男の目の見方では
決してあり得ない品揃えのように思えた。
そうだ、昨日、うつ病の通院のために
なぜか定期入れから定期が財布へ移してあった。
よし!横浜ビックP館で勝負だ!!!
長男の勘は外れてはいなかった。
駅からほど近く、品揃えにカードが使える。
しかも行ってみれば素晴らしい品揃えが迎えてくれた。
今まで使っていたメーカー、通好みのNANAOの液晶も揃っている。
ちょっと18インチは大き過ぎると思っていたが当時はコレしかなかった。
今は違う!
17インチ、長男の心をジャストミートするサイズ、そしてスピーカー付き
ブラックボディあり、もちろん視野角上下左右170度!解像度も同じ
SXGA1280X1024である。
値段は・・・
ろ、六万六千円・・・・
「いや〜コレくらいの品質ですと、コレくらいの値段になっちゃうんですよ」と
店員が申し訳なさそうであったが、そうじゃない。
38万円が、三年余りでこの価格・・・
申し訳ないのはNANAOに対する長男の気持の方であった。
少なくとも十万円以上するだろうと思っていたが
下ろした貯金は空振り振り逃げ
ホームスチールして得点までOKよ状態だった。
勢い、余った予算で・・・
リール、デジカメデータ管理用ソフト、オマケにデジカメまで買っていた。
(白いモニタのが前ので、黒いのが新しいの。リール、デジカメ、ソフトは御愛嬌)
これとて、むやみに
最近、年に二台はデジカメを買う傾向にあるので、そろそろ・・・
といったヨコシマな考えカラではない。
大東でトラブった水中用フィルムカメラが
修理に出したが症状が出ないと言うことで出戻りして来たのだ。
つまり、結局のところ、次もトラブル可能性がアリアリのまま戻ったわけ。
だったらいっそ、水しぶきをかぶる場所でも使えるような
コンパクトな防水パックを使えるデジカメを買わねば!と思ってたのが
たまたま今回の勢いで買っちまったまでのことだ。
だが、これでデジカメが五台になった・・・
デジカメは適度にコッソリと面倒を見てやらないと
電池切れで記憶喪失になり、後で厄介だ。
だから、時折調子を見て電池を充電してやらないとイケナイ。
うーむ、いくらなんでも増えすぎたな・・・というのが実感だ。
だが、欲しいデジカメが減ったわけではない。
けどもひとつだけ朗報?があって
先週の記事で、夜でもつかえるナイトショット機能が素晴らしい
ソニーのデジカメV1を操作してきたのだが
これがイケナイ・・・
機能は素晴らしいのだが、動き全体がスロー過ぎる。
4倍ズームするのに鳥は姿勢を変え
こっちに向かって巣を汚さないようウ○チをし
おもむろに左足で痒い首筋を掻いてから
お子様用の餌捕りに飛び去ることができるほど
ノンビリしていた。
こりゃ駄目である。
とりあえず、一台は買わずに済んで良かった良かった・・・
さて、増えすぎたデジタル製品は使われなければ意味がない
先のデスクトップマシンも含めて
だれか使ってくれる方はおらんかね〜っ
こんどは本当に