梅雨だ湿気だマッタリ感だ・・・


モワっとした幸せなモイスチュアに満ち満ちた季節がやってきた。

昔は苦手であったが、やはりそこはそれ、南大東のお陰である。

ムシッとすると体が勝手にマッタリするのだ。

脂性の肌が更にペタペタする。

シャワーを浴びた直後でもペタペタする。

仕事をしていても、コピーされた書類がマウスを動かす腕にペタペタ付く。

この究極的なしっとり感が植物にも心にも優しいのである。

体質が熱帯雨林に近づいたともいえるかもしれない。

 

でも、100%快適か?というとやはりそうではない。

日曜の昼下がり、洗濯物が乾かないのである。

 

敷布団もなんだかノッタリとして、妙に重く、モンワリとした独特の臭いになる。

きのこ栽培に最適なのでは?と思えるような温床となった感がある。

本当のきのこも美味しい季節であるので

おおむね大自然が寝床までやってきたのだ

大自然の懐にユックリ寝られるのだ

そう思えば別段許せなくも無い・・・・

 

やっぱりこの季節は、ひときわアジサイが嬉しそうである。

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アプレットが動くと、ポツポツ波紋が広がるんですが・・・

(エクスプローラーでないと見え難い写真ですみません)

 

ほんのりとソコここに漂う水蒸気に親和感を抱く人は少ないかもしれない。

拒絶しても嫌いでも、この時期ならすぐそばに居てくれるわけである。

日本人たるもの、湿気を友としなくてどうするのだ!と思う方が幸せだ。

 

日本酒ができるのも、納豆が美味しいのも、鰹節が香るのも

瞬間接着剤が、この時期ヤケも白いガスを付着させながら強力になるのも

日本の湿気のお蔭様であった。

 

ほんのりと漂うモイスチュア、潤い(うるおい)こそ、日本最高の賜物である。

宇宙的に見れば、水分が空気という特殊な環境に存在する事態こそ、ぐっとマレだ。

もうしばらく、このシットリノッタリマッタリ感に包まれながら

夏のことでも考えるとしよう。

そして

雨上がりには、てくてくお散歩だ。


ではまた