デジバカを超えてデジキチになりつつあるのだろうか・・・
にしても、またしても遅れ気味で、まことにすみません。
一日千秋の思いで待ちこがれたモノを手に入れたのだが
見た目は普通だった。
見てのとおり、カメラである。
裏返してみると・・・液晶があるので、かろうじてデジカメだ。
デジカメ、一眼レフデジカメ
夜も眠れないくらい憧れたデジカメであった。
見た目もカメラ的性能も極々普通なのだが
長男がここまで待つからにはタダモノではない・・・。
コレこそ、銀塩ことフィルムカメラを越える性能を持つ
銀塩カメラの何倍もする光学なのだか、高額なのだか良く分からん逸品である。
デジタル以外は全く感動がない・・・なれた使い心地・・・である。
ただ、確かに見た目は普通のカメラで、見せびらかしに行った二人にひとりは
「これって、フィルムも使えるんでしょ?」と聞かれ、「うんにゃ・・・」といった具合だ。
これだけ普通の形、コレだけ高額・・・フィルムもデジタルも両用でしょう、というのも
痛いぐらいセイロンであった。
セイロンと言うのは、今でもキプロスのことだろうか・・・。
なぜ、長男にして、このカメラなのか・・・
実はいろいろある。
●普通のデジカメはズームも手動ピント合わせも電動で遅すぎた
●自動ピント合わせも遅すぎた・・・猫とか鳥がタイミング遅れになる
●しかも、容赦なくパシャパシャと連射ができる
●デジカメ小僧より、より普通のカメラ小僧に見える方がマシ?
●一眼レフが使いなれていて、不思議によろしい
などなどである。
カメラについては、今のところ問題もないし、結構お気に入りである。
だが、中失敗したことがあった・・・。
フラッシュメモリーがでかすぎた・・・。
別に自慢するわけでもないが、自慢したくないわけでもない。
600万画素「3000×2000ドット」以上あるカメラだから
そりゃ、たくさんあるにこしたことはないだろう、ということで
いろいろ調べた挙句、日本で手に入る、最も大きなメモリーにしたのだ。
見てのとおり1GB!
これならば、別段マイクロドライブというコンパクトフラッシュサイズの
ハードディスクでもイイジャン・・・と言う向きもあろうが
あれは衝撃に弱くて、モロいメディアであった。
半額だがイザ壊れる様では長男品質とは言えないのだ。
南大東で、磯で千載一遇(下手だからさ)の魚を釣り
有頂天で撮影してる最中に「ERROR」などと表示され
データの書きこみ不能状態になるなど、いとワロシどころではない。
ただ、ここ数日使ってみて思ったが、640MBくらいあれば十分だった。
JPEGの最高画質モードでも400枚ちかく撮れるが、これは撮りきらない。
RAWというモードで、撮像センサーのイワユル「生」(なま)の巨大データだと
128枚になるが、これとて少なすぎるわけでもない。
だが、ここを基準に選んだためだった。
魚は長男品質×2くらい必要だろう・・・(従来長男比)と思ったのだ。
しかしまあ、今年の長男はユルモードでもあるので対策とてないでもない。
いつも「連射モード」にしておこう・・・
シカルに、暗めな室内などで、手ブレしそう・・・自信ないわ・・・状態のとき
連発することで、下手な鉄砲も数打てるわけである。
これは思ってもいない効果であって、さすがは気が遠くなるほど?
高価なメディアだけのことはあるものだなぁと、心底ほくそえんでいる。
(チナミにドイツOptosys社1GBのCFタイプIIは127500円・・・)
ただ、息切れしたわけではないのだが、交換レンズは値段的にちょっと貧弱目だ。
実売12000円強だが、酔っ払った状態で衝動買いするのもウナズケル逸品だ。
28mm〜80mmF3.5〜5.6という凡庸さだが、実はマクロがスゴイ。
レンズ前10センチくらいまで寄りに寄って、小さなモノも巨大に撮影できるのだ。
しかも、軽い。
通勤途上、毎年お気に入りのサクラがある。
ご存知、ソメイヨシノではない、不思議な緑味のある山桜系だ。
単純な縮小だが、縦横比が3:2なので、普通より縦長っぽい。
中央左よりのピントの合った部分の生データはこんな感じ。
気持ちボンヤリ気味なのは、12000円レベル?腕レベル???
この程度ならデジカメ編集ソフトでシャープネスをかければバッチリだ。
今週末は奇しくも、床やウィーク&車検ウィークだから、釣りは休みだろう。
それに風除けがない静岡も週末は風まみれだろう。
マッタリとしながらデジバカ三昧するとしよう。
じつは、デジバカ三昧の理由はこれだけではないのだが
そりゃまた、来週にでも。