更新さぼって、ゆるゆるまったりとしておりました。
年度末ともなれば、まだまだサラリーマンの恩恵が受けられるわけで
会社が赤字でも、年休などと言うモノがゆるされるのは幸い至極であった。
せっかく赤字で取らせてもらった年休なのだから、出かけなければ長男ではない。
義理堅いのは基本である。
だが、こうしてナゼだか天気は祝福していない様でもあり
さらには、ポケットに入れた私用ケータイに社用メールがバシバシ入ってくる・・・。
おまけに前も良く見えない・・・といいつつ撮影・・・捨て身の第一ショットである。
さて、せっかく西に向かうのだから、当然釣り場をチェックするのを忘れない。
今度は遠すぎない大井川の河口周辺だ。
右岸には、ひなびた吉田漁港がある。左岸の巨大な大井川港より安らぐ感じだ。
駐車場も広々とし、吉田と書いてヨシデとも読まず、普通にヨシダと読むのも安らげる。
ひなびていてもナゼか安らげる飲み物の自販機がシコタマ並ぶのも風情である。
漁協とはつくづく安らぎに満ち満ちている場所である。
天気は回復してきたが、川がチョロチョロとしか流れておらず
これが「越すに越されぬ大井川・・・」なのか?と思うほどで釣りは難しそうだ。
川にスズキが入りこんでくれるかどうか、ちょっと悩むところ。
悩みつつ、伊勢に帰りついて、早速竿のテストである。
例の天龍の竿だから天竜川で・・・というあれだが、まあそれはそれとして
ふと地元宮川の河口にはハマダイコンが咲き乱れている。
今夜は新鮮なサンマの塩焼きだ。
なぜなら、横浜の我が家には塩焼きをできる環境がないので
こういった時にこそ、めいっぱいリクエストするのだった。
親にしてみれば、孫のいない親不幸な息子だが
たまに帰ってきたのだから、安物でもてなしたくはないらしく
しかし、この日、美味い魚はサンマしか見当たらなかったのだ。
(早速竿のテストと言うわりに、先に魚屋へ急行しているのだ)
ここまで成長するとダイコンの部分が硬くなるのだが
芯をさけてすりおろすと、それなりには食べられる。
もちろん、水分が少ないので、普通のダイコンおろしとブレンドする方がよろしい。
こういった河口の草っぱらにアチコチ生えていて、砂地なのですぐ抜ける。
反対に黄金週間あたりに食べごろを迎えるのがハマボウフウだ。
今は小さいが、格別柔らかく食べやすそうなので、オヒタシ用にした。
アシタバの様に香りが強いけれど、キリリとした香りが刺身に良い。
意外に長めに茹でないと筋っぽいのが玉に傷だ。
河口には何やら稚魚が群れており、ルアーを引くとピチピチと跳ねていたから
ひょっとすると夕方までネバれば、釣れるかもだが
久々でアツアツのサンマともなれば、昨年秋口以来だから
ソソクサとハマダイとハマボウを持って帰宅。
ゴシゴシがさがさと洗ったり、おろしたり、茹でたりと楽しく
実に美味い、野趣あふれるサンマを味わえたのであった。
短い、なか二日の旅程を終えて帰る東名で
やっぱり気になるのが、雨上がりで風が強いだけに富士山の美しさ。
サクラも美しかったため、イロイロと撮ったなか、捨て身&会心の第二ショットだ。
時速110キロ近辺で、車が少ないラッキーショットとなった。
他にも由比の駿河湾を望む富士山ショットも撮れた。
車で撮れる写真は独特で、失敗も多いが、誰も撮れないショットもあり
捨て身も悪くないなあと、最近悦にいっている。
しかし、くれぐれも運転中はやめよう、今回もだいぶマズイ状況に陥った。
まずは、助手席から撮るのがベストだ。
何年か前の同じ時期、始めて奄美大島に行ったときと同じ道、同じ車だが
僕自身はズイブンと変わった気がする今日この頃であった。