- いたってカゼ真っ只中!日常通信 -
「爆裂ハードディスク 2」
先週にひきつづき
何食わぬ顔をして修理から戻ってきたハードディスクの話である。
カゼもひきつづきで
ついに咳きが止まらず、夜も眠れないので気管を広げる薬で安らかになれた。
恐いので、戻ってきてからは開けていない。
一番左が爆裂ハードディスクこと、ジパングという怪しげな名前の美しいケースである。
一番右は中におさまる2.5インチハードディスクユニット
真ん中が、爆裂しないことを祈って購入したモモベイ・・・という
か、カッコイイ・・・名前・・・で
全然、完璧に怪しくない・・・・けーすである。
見てのとおり、ケーブルが二本出ておりUSBでもIEEE1394でもOKという
便利モノなのだが、ここまでだと爆裂ジパングと何ら変わらない。
爆裂には画面左上のようにドコ製かわからない爆裂用?電源が付属し
しかしMOMOBAYにはない。
ウソかホントか回路が省電力化されていて電源不要なのだという。
恐るべきは、写真のようにIEEE1394とUSBを同時に使うと
IEEE1394でデータ伝送、そしてUSBを給電一筋に使えるのだ。
あ・・怪しい、ヤッパリ怪しい。
爆裂を売ってもらった会社に連絡したところ
やおら紹介してくれたのが、このモモベイだったのだ。
怪しいモノ好きの長男魂をくすぐる商品で
本来だともう一つ紹介してくれたiMac用の
それは美しいスケルトンで礼儀タダしそうなやつもあったが
どうしても、より危険そうな方を選んでしまいたくなるススメ方であった・・・。
これまで数々の怪しげな商品を紹介してもらったが、今回もまたキレが良い。
一番右が特殊なUSB(デジカメ用とも違う)、左が6ピン、4ピンの1394端子だ。
真ん中のが切替スイッチで、それぞれ左右の端子側にすれば
それぞれの端子のみ(給電必要)となり
真ん中にすると、とかく給電のない1394端子でデータのみ伝送し
USBで給電するといった柔らか頭な運用ができるのだ。
これなら、モバイルしてもこのハードディスクが使えるわけだ。
ジパングより高さで半分くらいと非常に薄い。
ジパングは美しいインチキクロームメッキのプラスチック製だが
モモベイはちょっと枯れたサンドブラスト(ざらつき仕上げ)のアルミカバーだ。
薄くて丈夫で、爆裂する前に放熱してくれそうだ。
もちろん爆裂しても、燃えなさそうでもある。
プラスティックでないから、勢いパカッとはまったところもないので
分解も非常に楽である。
欲を言えば、モモベイ・・・という名でなければ
友達にすすめたいくらいだ。
そのあと有志を募り、爆裂ハードディスク愛好旅団を結成したいくらいでもある。
このところ高画質デジカメで膨れあがったデータ類だが
やっぱり持ち歩くにはそれなりの勇気が必要で
このような爆裂系ストレージであれば、スリルもなおヒトシオである。
爆裂はしないが、一見安上がりで素晴らしいイメージのある
デジカメ用ハードディスク「マイクロドライブ」というのもあるが
あれもまた、ハードディスクなので、それなりの勇気が必要らしく
サラリーマンの会社通いで使っていても壊れた・・・とも聞く。
一度くらい爆裂したからと言って、やめてしまうなどでは男らしくない
同じ勇気が必要ならやっぱり爆裂系ではなかろうか?
と、潔いハードディスク「ケース」ユーザーとなった
長男であった。