このところ、めずらしく会社がすごく忙しい、そこで・・・


いくらユル長男宣言をしたからといって

こうヤスヤスと何度も更新が遅れるようなことではイカンと思いつつも

遅れてしまったんだから仕方がない・・・とユル味がとまらないこのごろ。

ふと、忙しくなろうことを予測して(このあたりは立派に長男だ)週末のスーパーで

目を止めたのが五個入り280円のパンであった。

「そや、パンなんてもう半年食べてへんなあ・・・」

そう、おかゆ大戦を始めた夏の終わりから、パン食は遠ざかっていたのだ。

食事というキーワードからパンということが出て来ないほどである。

それがタマタマ、パンコーナーの通り掛かりに

アルプスの少女ハイジ時代に憧れたような形のパンがコロンと五個入っている袋が

長男の心を揺り動かしたのであった。

(クルミ入り)

形は同じだが、ゴマいり、クルミいり、ライ麦いりなどなど不思議と心踊るパンセット。

で、おかゆ大戦を一休みして、今週はパンで行こうということになったのだが

そうなると、寒い朝のあったかメニューと言えば、言わずと知れた

コーンスープである。

ただ、これまでのコーンスープではちょっとヘルシーイメージが薄まりすぎる。

そこで、最近お気に入りの豆乳と牛乳のブレンドで挑むことにした。

これが美味い。

色も豆乳のおかげで黄色味が強くなる。が、味が若干サッパリぎみ。

豆乳はコレステロールを血中から細胞へ取り込ませるので

血液がサラサラ化されるのだが、味はサッパリ系だ。

となると、やっぱりアレしかなかろう・・・冷蔵庫で最近寂しそうにたたずむアレ。

粉パルメザンだ。

コーンスープといわず、牛乳と言わず沸騰させない方が美味い。

メイッパイ沸騰手前まで温めて、皿にあらかじめパルメザンを散らしておいて

混ぜながら注ぎ込むと、なんとなく混ざりやすい感じがする。

仕上げは、これまた冷蔵庫でたたずむ粉パセリを真ん中に軽くトッピング

おお、なんとおしゃれでヘルシーな独身男性生活満喫風メニューではないか。

ほかほかの湯気に窓からさしこむ朝日が良く似合う。

パルメザンは大正解であった。

完全にスープに混ざるので、アの、本人意外納得いかないパルメ臭?に

悩まされることもない。

しかし本来、僕は一人モノだから、特に関係もない・・・。

ともあれ、マッタリ感を強化した朝の新メニュー

臭いを気にする人も、家族のコレステロールを気遣うあなたも

一度お試しを。


材料(長男セレクト)

 アヲハタ十勝コーン缶詰めホール(つぶ)

 アヲハタ十勝コーン缶詰めクリーム

 みちのく牛乳

 マルサン調整豆乳

 香辛料 クローブ(ちょうじ) コショウ

 調味料 塩 コンソメ(少なめ) パルメザン

 色合い パセリ

調理(ユルメソッド)

 ホールコーン1、クリームコーン1、牛乳1、豆乳1を鍋に入れて混ぜる。

 (牛乳、豆乳はもう少し多めに入れてもトロミは残るので好みに応じて・・・)

 コーンをブレンドして別の容器に入れて冷蔵庫に入れておくと毎朝楽である。

 弱火から中火ちょい手前くらいでゆっくりかき回すと鍋が焦げない。

 かき混ぜつつ、調味料(パルメザンをのぞく)、香辛料を入れてさらに混ぜる。

 結構時間がかかるので、早くしたい人は中火で速めにかき回し

 細かな白い泡が次第に表面をおおいはじめ、手を止めたとき

 クツクツクツと沸騰気味に泡が出てきたら火を止め蓋をする。

 ユッタリとした気分でパルメザンを皿にふりいれ

 混ぜながら皿に注ぐ。または火を止めた鍋にパルメザンを入れ

 かき混ぜてしばらく置き、皿に注ぐ手もある。

 火を止めてちょっと寝かせるとマッタリ感が強いように思うのだ。

 2〜3分待つとちょうど良い温かさ、マッタリ感になるのだ。

 注意したいのは、パルメザンごと火にかけると焦げつきやすくなるので

 ユルメソッドとはいえども、やってはならない。

 最後に、パセリで仕上げる。

 こんなに簡単にマッタリコーンスープができるのだ。

 コンソメはそれこそパラパラと入れる程度で、スプーンでガサッと入れると

 いれすぎて、コーンやら牛乳の香りも味も飛んでしまう上に

 ポテトチップスコンソメパンチ並みに、何の料理かわからなくなって

 舌が壊れるくらいキツイ味になるので、気をつけましょう。

 調味料はあくまで調味するためなので、ひかえめに。


ではまた