晴れた空に心にしみる富士の空
伊勢の実家から横浜の我が家へひた走る。
つい静岡に入ると気になる富士山事情・・・。
なしてかしらんけれども、富士山は私こと、ぶんの心を支える柱である。
というのも、これまで何度も描いてきたヒラスズキ釣りの背景に
その姿があったから・・・だと思う。
決して、そのお父さんを応援したいから、アルバトロス船長の心を
思いやって、富士山に特別の思いがあるわけではない・・・。
以前の記事にあるのだが、伊豆大島の西側の磯から見ると
ほんのりと富士山を望みながら釣りができることが
この上なく男のロマンなのであった。
そんなことから、東名高速から見る透き通った富士を発見すると
とてつもない衝動にかられて、撮影という行為を借りて
シミジミと富士山を見物する長男なのであった。
なにしろ、美しい。
走行中に無理してでも撮りたくなってしまう・・・。
しかも、知る人ぞ知る、あと数年もつかどうか?のはかない日本一の休火山。
僕の個人的予測では昨年に爆発し、姿をとどめないはずの火山で
そんなイーカゲンな予測とは全然別として、近年爆発が予測されている山だ。
今、見ておかなくては日本人がすたる!といっても過言ではない姿なのだ。
そして、今、冬将軍が、中国大陸から寒気をもたらし、澄んだ空気を
3700m以上に、いや、そんな次元ではなく全く空全体にもたらした
そんな時分なのであって、長男ならずとも、横浜や関東東海各域から
美しい光景を楽しめる瞬間なのである。
ともかくも、理屈ぬきに、大自然、大宇宙の一惑星の現象に
シミジミしてしまった長男であった・・・。
(赤富士・・・CGと夕刻の富士が見せる光景のあいまった姿である)
美しい光景を前に
今年こそ、嫁さんを釣るべし・・・誰ともなく、瞬間的に誓う長男でもあった・・・。