年末おしせまって、またしても遅刻、あいすみません
この時分、我が身は既に35歳、独身・・・四捨五入して40歳にして早半年が過ぎようとしている。
一年を振返りシミジミしたい時期だが、シミジミするにあたいする出来事が少ない、妙にサバっと
してしまった年末をむかえている。
二十一世紀最初の歳、いや年にしてヒラスズキを釣り
二十一世紀全てのツキを使いきった感のある長男であったが、以後の出来事がその
運の使いっぷりに影響された日々であったことは否めない・・・。
二月の大東で撮影できないほど暗く宇宙に漂うのUFOを目撃し、さりとて
大東の魅力を伝える撮影は続けたものの、僕自身は夏休みのせっかくの遠征(南大東ね)も釣れず
秋とてカンパチ釣りを楽しもうにも、なぜか週末はシケ続き・・・。
なら身近にいて数年来好きだった人にプロポーズして、嫁さん釣りだっ!!!とも思ったけれど
どうも踏み切れない長男であった。
中冒険好きな長男において、なお嫁さんは敷居が高すぎる存在であることは言うまでもなく、
でも、長男としては果敢に挑戦すべきテーマたることは解っているのだが、どうもこう・・・。
はたまた全然別の旅立ちを目前に夢見る長男でもあるのだった。
年末になると、どうやら、一定のテーマに行き当たるようである。
@次の釣りをそろそろ・・・、A嫁さんをそろそろ・・・、B会社をそろそろ・・・。
そろそろと思いつつもそうそう簡単にはいかないから毎年のようにテーマとなってしまう。
ともあれ
失敗はあるものの、最も成功したのが「おかゆ大戦」で、夏以来、朝食のおかゆと味噌汁
そして会社への道行き(通勤ともいう)の遠回りをしつつ、カロリー減と運動量の無理なき増加において
爽やかな朝の癒し風景たる遠回りな川辺への道草を楽しめたが、どうやら静かな川面も
ヘドロがたまりすぎたため、しゅんせつが入り川の中が工事現場のようになってしまった。
しかも、釣りをしようと思っていたポイントの真上にしゅんせつ船が居る・・・。
逆風は何事においても当たり前のように吹いてくるものだ。
それから
最近、休日をマッタリと過ごす事が多くなった。
天気の良い日は散歩したり、ボンヤリと考え事をしたり
ゆったりとテレビを見たり、雑誌を買ってみたり、なんだか普通の人になれた気がする。
ナント言っても劇的な変わりようは、お茶を飲むようになったことである。
コーヒーはどうもビジネスシーンでは飲むことが多いのだが
それゆえ、仕事が頭によみがえってくるので、おかゆ大戦で使うようになった煎茶。
これが結構香りが楽しめる、味わいがよろしいのである。
もともと苦党なのでニガいものが好きであるから、好きになって当然であった。
しかし、これが安いお茶だと香りが全然違い、雑味というか、茎の部分のあじというか
なにやら、落ちつかない味がすることが分かってしまった。
昔からオヤジ様がよくこだわっていたのが、こういうことだったのか・・・とようやく分かった。
(水出しがポイントの茶飯、炊きたての色が感動)
水出しにして、ご飯を炊くとほんのりとした緑色の美味しい茶飯ができるし
粉茶を食べる直前のおかゆに入れると茶粥?になる。
大きめのカップに茶葉をタップリいれて、青々としたお茶の葉まで食べるのも乙なのだ。
相変わらず、菓子類、ラーメンは年に何回かしか食べておらず
なぜか季節の野菜や果物、どっちか分からないアボガドなどに化けてしまう。
これが、酒を飲みすぎてヘロヘロの体でも、なんとか健康を維持できる素のようだ。
幸い、狂牛病騒ぎの昨今だけれども、夏以来、魚食化をすすめていたので
別段なんともなく、ふと食べなくなった牛タンのチンジャオロースが懐かしいなあ・・・くらいなもの。
冬になったためか?部屋に買い置き缶ビールがあふれているのだが休日の朝からは
めっきり飲まなくなった・・・。まあ、前の晩飲み過ぎていることが多いこともあるが・・・。
最近のマイブームは依然として冬でも沖縄からやってくるオクラを入れた朝のマッタリ味噌汁
それから、麦飯である。それも長男が挑戦するくらいだから半端ではない。
五割の麦飯である。そりゃあもう色がすごい、茶色いし、味も香りもほとんどご飯ではない。
しかし、ぷりっとした歯ごたえとツルンとした舌触りが粥にすると素晴らしいのだ。
もちろん、普通に炊いてアツアツのところにタップリとカツオ出汁で割った納豆をかけて
イサイサといただくというのも、まったくもって捨て難い。
反面、困っているのが、外食。ファミレスを筆頭にラーメン、居酒屋・・・美味しい!と感じられる
深めな味わいのモノが少ない昨今、味がきつくて一層食べ難くなった気がする。
今年のクリスマスは特に質素で、晩ご飯も至ってお粥・・・だんだん質素になっていく・・・。
今年は質素とマッタリ食で暮れていこうとしているが
来年はハナマル行きにしたいものである。
(タカラガイの一種ハナマルユキ)
「君の未来もこれでハナマルユキさ・・・」といって
誕生日を迎えた彼女に手渡せるようなお茶目な長男ではないが
大東のハナマルユキ、いつもちゃぶ台の上で転がっているものの、自身一向ハナマルではない年末。
まあオフクロ様の病気も癒えたようだし、僕もあらためて健康三昧であるしハナマルではないが
ただのマルくらいで、この中くらいがヨロシイのかもしれない。
さあ、
今年は思いきり何もかもサボったが、どうぜ日本全国調子悪いときこそ
焦らずどっしりと、来年はもっとユルい生き方ができないものかと
心持ちを新たにする独身力あふれる長男であった。
今年一年、ごらんいただき、ありがとうございました。
新春はユルい始まりとしたいと思いますので
皆様もユルい気持ちで、多少アップが遅れても気にしないでお待ちください。
2002年36歳を向かえる時とても
まだまだ1/1、100分の100、ピュア等身大の長男ソウルを武器に
やってまいりたいと思います。
長男すぎて質素に生き過ぎそうだ!と心配する向きもあろうと思って
こんな食事も研究してたりすることを、ここだけの話、こっそりとお知らせします。
(大トロの漬け丼・・・)
麦飯に「大トロ」の浅漬け丼、これもまた、たまの超贅沢のイッ品でございます。
やるときはやりまくる、この精神(ソウル)は失っておりません、ご心配なく。
皆様も、良いお年を。