ドコモ、はいらないんですか?  いえ、ココなら大丈夫です・・・

あ、いや、通信業者の話しですが・・・ え?・・・・   あの・・・・ KDDI ですかそれ・・・


アイモードが我が家にやってきてから、もう4ヶ月が過ぎた。

毎月、パケット料金(アイモード使用料)があまっちゃう。

 

大東島のコダワリ中年、S氏は三菱のアイモードを持っていたが

こだわってメールを使っていないようで、開通していない・・・

 

というか、買っただけじゃ

すぐ使えないってことがこれまでの常識じゃわからないしね・・・

 

僕がアイモードに手を出したのは、我が社がケータイを作っているから

ということよりも、とあるラジオの話題からだった。

それはこうだ。

公園に繰り出したシニアな女性たちが、一句詠んで

アイモードでアップロードし、家にいたり、仕事をする?中間達と

句を楽しむ・・・というのである。

メガネなしではチョット近くが見えないような

人生経験豊富なイカした女性たちが、公園の中にある境内で腰掛けて

アイモードの緑の液晶に向かい、渾身の集中力で

一句打ち込んでいるのである。

 

ケータイ製造業の連中が、ろくに考えないで作った

使いづらいテンキーで、世界に名高い文化、「ハイク」を入力するのだ。

 

これほど芸のない、タダの通信機が

日本が誇る世界一クリエイチブな創作活動に使われているのだ。

それも「自然に慣れる」ことが体から離れてしまい

既に、新たなことをマスターすること自体

記憶力に苛まされ、クジケそうになりそうな

そんなお歳頃の方々によってである・・・。

うちの母親など、パソコンやりたい!と声高に宣言したわりには

もう玉砕しているような感じで、メールしたいとすら言ってこない。

 

アイモードを買って数日は、朝な夕なに練習した。

パソコンより数段肩が凝る。

正しく使うために、左手で使うからだ。

一応、マスターして、打てる様にはなった・・・。

だが、俳句は本来縦書きである、短歌もそうだ。

こんな打ち方をマスターすれば完璧である。

 


        や
      と れ
    な ん う
  焦 つ で つ
う げ の 火 な
つ て 虫 に  
こ な   入  
と お   る  
も も      
な て      
し        
 

(インターネットエクスプローラー5以上か
  ブラウザ設定で表示フォントをMSPゴシック→MSゴシックにしてごらんください)

 

こんな風に打てれば、正しくも、お洒落に違いない。

KDDI陣営のチャットなども

あの、苦しくも果てしない階段を登るべき

四国はコンピラ詣でで息が切れたときなど

 


         こ
         の
       ど段階
       こ  
     つでま  
     づ    
   だんく    
   ろ      
 iねう      
 n        
刀金        
比         
羅         
 

 

なんて、これからの炎天下に

果てしない階段を登りつ

ヘロヘロに疲れながらに素早く打つなどは

いとオカシ・・・である。

 

しかし、奥深い使い方はされていく方向だが

今もって、常軌を逸して、なお暴走するが如き

実は使いにくさ100倍の部分も気になる・・・。

なにかというと、200円出せ・・・である。

くだらないことに、さんざ奥深い階層へ入っておいて

その上宣伝までパケット料を取ってダウンロードさせた挙句

「コレより先は有料です」ちょっと待ちやがれ!!!

それならなぜ、このサービスは有料ですと

ハナッカラ言わんのだ!!!!というページがホトンドである。

ことごとく誘っておいて

ちっとも欲しい情報のサンプルもなしにである。

クダラナイにもホドがあるのだった・・・。

なんだか、ハヤシライスを注文したら

香ばしい玉ねぎ入りはオプション設定だった・・・

そんな感じと言うか

スイカを買いに行ったら、ネットが有料だった・・・

というか

リゾートホテルに泊まったら、布団の貸し出しが別料金だった・・・

といった、

さまよった末にたどり着いた砂漠のオアシスが

湯モミの必要なほどアツアツの草津温泉だった・・・

的な

理不尽で不条理な気分である。

だから、よけいアイモードを使うのは

天気予報と勝手サイト(普通の人のつくったもの)に

限って利用するハメになってしまった。

しかし、このURLの入力が面倒くさいのが大問題で

どうも巷では、ひそかにバーコードを読む装置を

ケータイの尻にくっつけて、新聞とか雑誌とかに

バーコードを載せてそれをなぞらせるという、奇妙キテレツな

お手軽入力を考えて入る企業もあるようである。

確かに、

「~」(チルダ)はどこにあるんじゃイっ!

とか

「http://」って毎度入れるのかよっ!

などと

心の底にあった思いを、心の荒野へ人知れず遠く叫ぶことが

必要無くなるのだ。

意外に便利そうだし

精神衛生的にもよろしいということもあり

今更バーコードはスットコドッコイな方法

(長いURLだとなぞりにくい)だが、まあ、あの使いにくい

人類の1/2スケールのコビトが使うのかよ、と思われるほど

小さなテンキーでの入力から開放される方が

いささか気が楽になる。

 


        ア
      イ イ
    大 ン モ
  使 違 タ |
世 う い | ド
知 は   ネ  
辛 し   ッ  
さ か   ト  
と ら   と  
は        
         
 

  

小笠原でも、南大東でも使えるようになったアイモード。

パソコンでデータを送れば伝送速度が遅いので金ばっかりかかる。

でも、釣り場からチョイとメールできたり

トイレで座りながらゲームできたりする。

「便利」とは、便座にユッタリこしかけていても用できるぞ・・・

ということか?

そんな時こそ

「ウーン、まさに便利・・・」とか「ウン、コの使いやすさだっ!」と

感激を抑えつつも、ふと思わずつぶやくのが正しいのだろうか・・・。

 

それにしても携帯電話を買ったはずなのに

なんかこう

もう一歩なんか納得いかないんだよな・・・・・・

ん?

アイモード以前に

やっぱり声が相手に届くのが遅いのが

根本的にひっかかるのでは???

電話のくせに会話がかぶってウマクいかないなんて

それこそ本来なら

「話にならない・・・」わけだから。


ではまた