めずらしく、外食

 


 

世間の恥ずかしい話

 

イスラムなんちゃらは、グダグダであった・・・結局取引すると家族経営?の甘さがバレるため

取引など、到底できもしないのだった。

あ゛〜アレだ、オレオレとかで現金をもらいに行って逮捕されるパターンを嫌がったのだ。

こんな連中に殺されるのは・・・相当なストレスだろうから、キッチリ化けて出るべきだろう。

むしろ、末代に至るまで祟ってやればよかろう。

 

いやまて

メリケンが盛大に911とゆ〜自爆テロをやってみせたのだから・・・中東に目を引くための組織だったら

我らは見事に乗せられたことになりゃしないだろうか? 人道支援のカネってどこに流れるワケ?

 


 

やはり、島で桜が咲くと一番寒くなる。

最高気温が15℃を割ったり、最低気温が10℃を切ると、さすがにカナリ寒く感じられる。

車の中の方がぬくいから、トリトリデッキのところでネットを眺めながら鳥待ちするのが気に入っている。

ビーモバイルとかユーモバイルのサービスが安くて速くて無制限(規制はアリ?)らしいことを知った。

ADSLとプロバイダー料金を合わせると、5千円を超えてしまう島。

モデムとルーターの消費電力も地味にバカにならないようだし・・・乗り換えようかな・・・

 

 

町内にはまともな店がなく、同時にカネもなく、外食しないまま早6年近く。

最近、驚いたのは島で人気のサバ缶を求めたときだった。 科学調味より塩っぱさだったのだ。

味噌煮というより味噌漬けのように濃く感じられる。

肉食主体の食事でなくなったころからか? 歳相応か? とてもご飯が美味い。

だがほのかに甘いご飯を美味しくただくのには、自然で優しく、済んだ風味が嬉しいのだ。

まるで白ご飯ドットコムのおかずシリーズのようなものだろうか。

ドギツイ風味のだとご飯の味がしないのが嫌・・・という性分に変化しているらしい。

その後、サバ缶は3回に分けてようやく完食した。

190グラム(固形140グラム)の缶はもう一個残っているのだが。

 

おととい

防災関係の出張で、島のもっとも都会の亀津へ行ったときのこと。

役場のT氏に誘われて入ったのは鮮魚?と、地産地消の野菜を扱うお店だ。

県道のわきにある、お土産店だと思っていたので食事は意外だった。

ゴールデンタイムに、客1人・・・び、びみょ〜。

 

メニューには魚中心の刺身、丼もの、煮物、フライ、魚汁(ぃゆーじる)の定食のみで、

以外にもホドがあり、カレーやラーメンはない、もちろんうどんもない、ストイックな?定食屋だ。

亀津には地元の圧倒的人気ラーメン店があるので、ラーメンは振るわないのかもしれない。

 

とはいえ

島の漁業は細々として、ロクな漁獲がないから、期待はしていない。

島で丼ものはチャレンジングすぎる。 伊豆諸島で食べられるような地物独特の味わい・・・など無理。

どうせ刺身定食の主要部がトッピングされているだけだろうと思い、刺身定食800円に。

内地で刺身定食といえばおおむね千円を下らないが、所得の低い島では800円でも限界に近い。

ご飯たっぷりなのが島らしい。 この店で出すものが、幕の内的に味わえる。

 

主役の刺身をジロジロ眺める。

久々の鮮魚だから生唾ものだ。 主役?は見知らぬクルマエビ風のエビ。 生で、いささかノロウィルスっぽく怖い。

左上の白身魚がおそらくアカマツ(ハマダイ)。 旨味もあり、ほどよく脂が乗っている。

タコは太さからすると道産のミズダコかな?でも鮮度抜群でビックリ。

右上はソーラ(カマスサワラ)っぽいけれど・・・意外にシイラだったりして?

もっとも美味かったのがエビの尾のところにあるショボショボのイカ。 ミズイカの足(あし)かな? かなり美味い。

イマドキ、粉末を水でかいたワサビが渋すぎる。(笑)

 

問題がコレだ。

一見、京都GKデザインの名品、キッコーマン卓上醤油だが、中身は違う。

鹿児島県の食は、なんでもかんでも甘塩っぱい。

それを実現しているのが大正に発明された、醤油に砂糖を加えた醤油?である。

鹿児島県は甘い食材に、甘い醤油をつけて食うのが常識だ。

 

刺身には甘みがほとんどないからか・・・刺身醤油はご当地にあっても極めて甘い。 みたらし感覚か?(笑)

確か、みたらし団子で、ご飯を食べる人がいたような記憶がうっすらと。

 

これを刺身につけて食えば・・・ニンニクやスパイス臭のない焼肉のタレにつけて食らっているよう。

極めて粗雑な出汁醤油?といったところ。 糖分だけでなく、科学調味も満載。

もともと、煮炊きするときにサッと味付けできるように甘塩っぱい醤油を・・・という声で発明されたらしいので

よく主婦の知恵的なレシピに出没する、醤油とみりんと出汁ベースの万能タレの原型のようなものだ。

従って、手軽さを追求するために科学調味は躊躇しなかったはずだ。 歴史の古い出汁醤油?

 

先のイカが美味かったのは、もともとイカにはかなりの塩分が含まれていて、甘さにバランスしたらしい。

 

保存調味料だった醤油に砂糖を加えてあり、しかも温かい土地柄なので、もちろん醤油は常に傷んでいる。

ぷ〜んと、すえた醤油のニオイに襲われるのだが、これが鹿児島の風味らしく、皆一様にアタリマエという。

食堂のテーブルで何ヶ月も放置されていたような、かなりのニオイなのだが。

どんなに美味い刺身でも、たちどころにビミョ〜な風味に襲われる、私の天敵調味料の結晶?のような存在。

 

で・・・鋭い方はお気づきだろうか。

煮物の味は、かなり美味しい。 島の母さんの味。

魚と、シーズンインしたバレイショや厚揚げをゴッチャで炊いたようでもあり、違うようでもあり・・・

先の白身魚、関東ではオナガダイの煮付けはプリップリだ。

 

日替わりが煮付けだったので、そちらが正解だったようだが、

島人の煮付けはまたビミョ〜なので用心したのが裏目だった。

これは揚げずに炊いてあり、すごく食べやすい。

 

この味は、島のベテラン主婦でしか出せない味だが、なかなかお店では出てこない。

通常なら、店主が無駄に男子だからセンスも味覚もオオザッパすぎなのだ。

 

次に訪れる機会があれば、必ず煮魚定食にすべし・・・と無駄に誓ってしまった。

 

最後まで手をつけられずにいた天ぷら。

塩がかかっているようだ。 紫色の葉なのでハンダマ(水前寺菜)らしい。

見ての通り、こってりと粘っこい衣に覆われ、カタマリになっている。

ハンダマだけで、かき揚げ風に見せかけ・・・ボリューム重視したのかもしれない。

極めてヒドイ味だった。 味というか、油と衣の味しかしなかった。

カタマリなので、低温で長時間揚げたのだろう・・・じっとりグッショリ、もったりした味。

食後、相当な胃もたれに襲われたことは云うまでもない。

 

塩がかかっていたが、衣にも味がついていたように感じられた。

島はもともと、天つゆをこさえるようなことはなく、最初から味がついている。

大家族のためドッサリこさえるし、ハンドル切るのも方向指示もサボる土地柄だから、

夫や子供らに醤油をかけさせたら加減などしない。 

戦後、輸入物で高価だった醤油が至極モッタイナイと思って始まった調理法が、習慣化したのだろう。

 

味噌汁は、ィユー汁の上澄みのようだ。(笑) 味は素朴。

すっかり茶色になってしまったアオサは旬のものだ。 味こそないが、島風な見た目が好印象。

最後の残念は、ご飯にトッピングされている干し大根の漬物。

カリカリ美味しいはずなのに・・・無味???

 

刺身と煮物と漬物がほとんど同レベルの味付けだったようで、舌がしびれきっていたらしい。

コレこそ、島らしいご飯を毎日食べ続けると、吐きそうになってしまう現象。 どれも皆同じ味付けだ。

常に、キンコータイ/カネヨ・ははゆずり+砂糖で味付けされている。

それぞれは美味しいし、酒の肴にはもってこいの味付けであるが、ご飯には甘すぎるし飽きる。

たぶんシマンチュは、日々ほとんど同じ味付けのなかに、宇宙を見出しているのかもしれない。(笑)

毎日食べても飽きない、みたらし団子屋・・・のような。

 

以前、鹿児島本土からやってきた北中の校長先生が料理教室にやってきて、

教えている主婦らが、どの調理でも白だしを用いようとしたので制止したことがあった。

島で2番手の調味料が白だし。 関西生まれの色の薄い、薄めの出汁醤油。

鹿児島本土では、島より食材は豊富だから、より飽きが来ない多様さがあるが、島はそうはいかない。

それでも一貫して出汁醤油で調味する島の主婦に育てられた子らは、飽きることを知らないのか?

 

夏場は、そうした食事に加え、素麺を食すわけだが・・・当然ものすごく甘いみたらしレベルだ。

半田素麺の本場が私のルーツでもあり、耐え難い不味さ・・・一口で、ウエッとなりかけた。

仕方ないので醤油をもらって調味したが、ニオイは悪くなった。

  

鹿児島の食を全て否定するわけではないが、生醤油をもちいるのだけは要注意だ。

内地でも香川あたりの甘い醤油を売っているので、卓上で使いつづけ、1ヶ月くらいで鹿児島風味か?

 

ほか

鮮魚といっても冷凍である上、エビカニ、イカが多い。

右上のエビは体調40センチオーバーの大物だが、イセエビ(青)とある。

ナマコじゃあるまいし、イセエビに青(緑)はいないし、足にストライプがあるから大型のゴシキエビだ。

イセエビとアサヒガニも見える。 たぶん、食べているものが異なるので、内地産のとは味が違うと思う。

賑やかしなのか、冷凍エビのくせに7,976円がついている。 飾りを買われては困るからだろう。

 

客がたま〜にしか来ないので、地物野菜以外は保存食ばかり並んでいる。

バレイショシーズンが去ると3月にはニンジンシーズンとなる。

ニンジンは大量に不合品が出るので困るのだが・・・誰が生産しているのかと思えば、徳之島町なく

天城町の元気なオバサン、N田さんだった。 以前、レシピをこさえるときに協力してもらった方だ。

いろんな惣菜を製造しているが、乾燥パパヤで酢の物をこさえるとき

色味でニンジンを用いることが多く、そこから発想したのだろう。 うしろにはパパヤが見える。

左のは、徳高の学生が生産している鹿児島本土風の豚味噌の缶詰。

豚肉はミンチがチビッと入っているタイプで、日持ちがよく食べやすい。

 

島では普通、面の皮や、三枚肉に麦味噌(専用の茶請け味噌)がまぶされているゴーヂャスなパターンだが、

ナゼか茶請け=おやつがメインだ。 農作業が機械化されて、今や不健康極まりない食習慣である。

 

ともあれ

たっぷりご飯と漬物、煮物、汁の定食なら、ずいぶん美味かったことだろう。

あ゛〜、横浜時代に立ち食いで食った、コロッケそばが食いてえ゛〜。(笑)

コロッケそばは胃もたれする歳頃だから、朝専用シリーズの昼バージョンだ。

季節の葉物野菜や根菜、キノコ、練り物、油揚げなどを、ショウガを加えた麺つゆで炊いただけ。 とても温まる。

朝専用と昼バージョンの違いは明解・・・昼、食べたくなることだ。 ちなみに夜用は未開拓領域だ。


ではまた