南国にやってきて

ようやく地味な夢がかなった日

 


 

巷の、へえ〜な話

 

ヒューレットパッカード製パソコンの電源コードが火を噴くから交換という。 ポン国内に30万本近い。

で・・・確認ページが英語だ。 しかも段取りがダラダラ長い。 全力でヤル気なしである。

私は二度とHPの製品に手を出すことはないだろう。

そもそもHPはSIと構成のコンピュータを旨とすしていたのだから、スマホのカメラでバーコードを読み、

即チェックできるアプリくらい、すぐこさえられるハズだ。 世界はどこか、おかしさが度を越えつつある。

 

内地は涼しい8月になっているらしいが、コチラはわりと例年並み。

むしろ台風の発生がないのが不気味なほどだ。 内地が涼しくなったアタリから、こちらも涼しい風が吹く。

ただ、カタンブイ=片降りといって、局地的なスコールが降る。 ゲリラと違ってただの通り雨だ。

そのあと照るものだから、結局蒸し暑さが戻ってくる。

至って南国らしいし、干ばつが気になっていたので、雨は歓迎である。

 

北がおかしい。 もともとおかしいが猪木はナニをやっとるんだ?

いかなる手を使ってもMボン号を復活させないと、高官たちの裕福な生活を演出する家電が手に入らない。

拉致を本気で暴かせるはずはなさそうだから、全力でもっともらしいウソをでっちあげるのだろうが

半島体質だから・・・完成度が低すぎてバレバレなような気がする。

 

鈴鹿市は、人口20万人あまり。 全市に避難指示が出され、避難者は280人ほどだったという。

だいぶ死ぬべきだったと思う。 その後会議を招集したとき、全市に出たから戸惑ったとか、

逃げ方がワカランから、市はキチンと市民に学習させるべきだ・・・などという呆けた意見が出された。

そもそも、逃げたくない気マンマンだ。 逃げない理由を役場に押し付けたいだけである。

逃げるときは、ほんとに最後だけだから、そのときだけ教えろというような、ご都合主義の市民の声。

逃げたくないやつは死ぬべきなのだ。 それが摂理というものだ。

避難指示には膨大な金が掛かる。 避難所を開設し、避難者分の物資を必ず配備しなければならない。

貧乏自治体には、そうそう出せるわけがないのだ。

避難指示がハズレて、予算不足から事業が差し止めになったら、また市民からクレームだ。

避難勧告時点で判断し、逃げておくのが人情というものだろう。 

それにしても、鈴鹿の親どもは、家族が大事ではなかったのか・・・完璧に役場を信頼しているのだろうか?

おそらく、広島のようなことが何べんか起こったころ、ようやく呆けた家族にも火がつくのではなかろうか。

 

わが町は、幸いにして洪水も起こらないし低地も少ない。 ただ地すべりは、いささかヤバイ。

コレまでは起こらなかったが、大地震が来れば、我が家の下は空洞だから陥没するかもしれない。

逃げられないものは仕方がない。 都会も事情は同じである。 逃げる場所が足りないのだ。

我が家が逃げるとしたら、おそらく竜巻のときくらいだろう。 公民館は無駄にガラス張りで、誰も信用してない。

ただ、停電になるとアレコレ面倒なので、すぐ役場へ避難するのが習慣となっている。

 


 

南国に住んだら、テキトーに釣りしても釣れるだろう・・・というのが、移住した理由のひとつだった。

しかし、地元浅間のイノーは浅すぎて、回遊魚の反応がイマイチである。

一方、徳之島町側では釣れそうな気もするが、ガソリン代が気に掛かる。

島のガソリン代は200円に迫っている。

 

小骨が多いといわれる、ボーンフィッシュを食べてみたいこと、奄美大島にはマゴチがいるというし、

ビーチで南国フィッシングをしてみよう・・・と思ったのがキッカケだった。

 

釣り人には理想がある。 そのひとつが「注文にこたえる」ということ。

宴会やるから釣ってきて・・・と言われていた友人が、さっぱり釣れなくて焦っていた。

あろうことか、その当日になって、私が注文に応えてしまったのだ。 つい、昨日の出来事である。

 

炎天下2時前・・・ 波打ち際で、ココンと小アタリがあって、いきなりジーーーーー!!!だ。

けれど、波打ち際にいるヤツは大なり小なり激しくダッシュするから、慌てなくなっていた。

5分くらい経ったころだろうか・・・どうせ水揚げできそうにないから、撮影してみた。

トロピカルぅ〜♪

ノートリミングなのに、水平がキッチリとれていることからしても、私のアキラメ感が伝わるだろうか?

波打ち際まで寄ってくると、妙な手ごたえがときどき、パツン、パツンと出るのは、ご夫婦のもう一匹が

陸側に寄り添ったときに、糸に当たっていたからだった。 中ほどが釣り中の一尾、右上が別の一尾。

この40分くらい前だろうか、1m近いサメにぶっちぎられていたことで、アキラメ感は極限まで達していたが

ここまで寄って来るころには、自然に体が興奮していて、いささかブレている。

というか・・・実は炎天すぎて、熱中症になりかけていた。

 

20分くらいやりとりして、波に乗せて水揚げ終了。

どうよこれ。 すごいよこれ。 ちょっとしたもんだよこれ。

オニヒラアジ3.4キロ、68センチだよこれ。 4時間後の宴会に間に合った〜!(笑)

 

仕掛けは、いつものチヌタックルである。

道糸PE1号、ハリスは漁業者用で古すぎて糸巻きがボロボロに壊れてきている東レのフロロカーボン3号。

ロッドはトラウト用10フィート、リールは何世代か前のバイオマスター4000。 そろそろ買い替えかな・・・

ハンドルは上州屋が間違えて注文した、ツインパワー用ダブルハンドルがひっついている。

 

ルアーはカルティバの1/4オンスジグヘッドに、10年位前に松阪で買ったエコギアのワーム。

マゴチタックルを想定していたので、重めのジグヘッドでズルズル引きして釣れた。

30センチ近いロウニンアジのメッキが2匹かかっていたので、ボロボロだった。

場所はここらへん。

 

とりあえず、地元天城町のキジという水がきれいな浜でさばこうと思い、そのまえに水だけでも

飲ませてもらおう・・・とF本家具へお邪魔して水を飲もうとしたら、右手が震えて飲めない。

左手は大丈夫だった。 熱中症だったと気づいたのはそのとき。

魚を携えてぱふぱふの砂地を500mくらい歩いていたからだろう。

なぜだか、ポークおにぎりをいただくこともできて、忘れていた昼飯と塩分を同時に摂ることができた。

 

ところで

実は、ビーチでは無駄な遠投やら強力(ごうりき)ファイトの必要がない。

それらに気づく・・・いくつかの偶然すぎる釣果がオニヒラを釣らせてくれていた。

 

まず、スプーンとの出逢いがあった。

その日は朝から絶好調だった。

甲幅15センチのアミメノコギリガザミが歩いていたので、難なく捕獲。 お世話になっているF本さんに贈呈。

 

夕、いささか小さいのしか売っていなかった4.5グラムのスプーンに、フロントフックをつけてあった。

ものすごいダッシュ力のツバメコノシロは、波打ち際の薄い水中で食ってくる特殊な習性がある。

ヒラアジよりも、太い印象のダッシュで止まらない。 ただ、さほど持久力はない。

 

このスプーン、バカ釣れして面白いのなんの・・・

メッキにも人気が高い。 半数はフロントフックに掛かるし、両方にかかることも。(笑)

 

ツバメコノシロは3匹釣れ、大きいのは36センチほどあって、不味いといやだから1匹リリースして持ち帰る。

と・・・・

意外や意外、美味いのだ。 青魚と白身の間の味わい、コクがある白身のようでボラに近い気がする。

 

島では鮮魚を手に入れるのは至難で、頭も腕も悪い漁師ぞろいだから、〆てない魚はふにゃふにゃだ。

しかもろくに水揚げがないから、雑魚でもそこそこ高い。

ハチビキをアカマツ(ハマダイ)だと嘯いて売るバカ漁師も横行している。

 

そんなわけで、

肉も食らわぬし、このごろ豆腐ばかりでは飽きが来ていたところへ、美味しい趣味が復活したのだった。

 

つぎが、ボーンフィッシュとの出逢い。 

類希なマズさだった。 身は柔らかくクスリ臭いし、小骨レベルではない骨が想定外の場所に入っている。

すばらしいスピードダッシュするくせに、強く寄せると、こっちへ突っ走ってしまい・・・実につまらない魚である。

その後、50センチオーバーのツバメコノシロの群れらしきにスプーンをダッシュで瞬殺されて、肝心のスプーンをロスト。

地元の釣具店に、もうひとつあったはずのスプーンは売り切れていた・・・ いつ入荷するかわからないという。

島に卸す業者は、島の要望にはあまり応えないから仕方ない。 儲けが薄いのだろう。

 

手持ちのスプーンといえば、重い12グラムのトビー(ダイワのSRハーレーといったかな?)しかなく、

瞬殺の苦い経験と、ボーンフィッシュの不甲斐なさに鑑み、ドラグをユルユルに設定することにした。

すると、ボーンフィッシュのスピードダッシュが面白くなった。

ダッシュしてはルアーの違和感を確認し、またダッシュする・・・を繰り返してくれ、こちらにダッシュしてこなくなった。

と同時に、合わせが利かないようだが、桁外れに鋭いダッシュで、勝手にフッキングしてしまうのだった。

この発見は大きかった。 魚の口切れも防げる上、細仕掛けへの負担が非常に小さくなったのだった。

 

そして、マゴチへの気づき。

奄美大島では、大型のマゴチが釣れると知り、マゴチング?へ。

昔見たTVで、マゴチはずるずる引きで釣っていたのを思い出し、重いジグヘッドに、

チヌにはデカ過ぎて使えなかった、エコギアの3インチをひっつけてみた。

すると、先ほどの隣にある浜で、またツバメコノシロが食ってきた!

46センチの良形。 ユルユルのドラグはダッシュを適当に和らげ、体力を奪っていくようだ。

おそらくダッシュは体力の消耗が激しいから、勝手に弱っていくのだろうと想像できる。

絶妙な寸止め感・・・(涙) メスで卵をもっていたが、胃の腑には何も入っていなかった。

何か入っていればキロオーバーだったろうに。

 

この魚を、宴に供するハズだったが、真昼に良形を釣りたいという思いから、また出かけた釣果が

先のオニヒラアジとなったのだった。

その30分ほど前にポンポンと2尾釣れた、30センチ弱の良形メッキ。 とてもシャープな引きが楽しい。

おそらくこのサイズのロウニンアジの群れだったようで、やはり、スローの巻き、波打ち際で食ってきた。

大型魚を避けた幼魚が波打ち際をすり抜けるためだろう。

この2尾でもよかったが、一発キロオーバーを狙っていたので、針はずしのためのウェスのみ携行していた。

 

あれだけの大物だから、ツバメコノシロは必要なかろうと、漬けをこさえてから、意気揚々と近所の宴会場へ。

刺身は数切れしか残ってない・・・その奥は血合い骨のところである。

副町長さまにもおすそ分けしたので、私が食べたのは3切れだけだった・・・(涙)

私が到着したのは、まだ半数ほど揃ったときだったから、いかに高速に消費されたかがわかる。

左のペットボトルは、マイしょうゆの特選丸大豆しょうゆで、無駄に美味しい178円するわさびも持参した。

やはり無駄に美味しいわさびに、刺身が負けていた。(笑) それに、身が新鮮すぎてザラッとしてイマイチ。

 

しかしながら、これだけの人数で、全ての刺身をたいらげられるような大きさではない。

なんじゃこりゃ〜 なんちゅ〜ことするんじゃ〜

あろうことか、鉄板でイイカゲンに焼かれ、しかも味付けは焼肉のタレ・・・(大涙)

 

仕方なく・・・いただいてみる。

う・・・・うまい!? 異常なほど?

左奥の四角いのがタレだが、シマンチュが好むとは思えぬほど、すこぶるスッキリした美味いタレで

これが絶妙に合う。 絶品といっていい。

たぶんマグレなのだろうが、分厚い身がギリギリ生でないところで焼きがストップされている。

 

いろいろな偶然が重なって釣れ、料理まで偶然に美味かった。

 

町長さまがやってきたころにはヒラアジは・・・なんかもうイロイロとつつき回されて悲惨な感じになっていた。

左は私と同い年の美女、N島さん。 娘はそろそろ結婚される年頃だというのに

何の目的で美しいモデル体形を保っているのか・・・ナゾの女性だ。

 

んま゛しかし、明るい人らである。 私も含め頭もわりと明るい人ぞろいのテーブルだ。(笑)

過日、表敬された国立公園関連の諸氏のうち、妙高からやってきた方が町長さまに贈ったポン酒が

あんまり美味しいので、また次に来るときも持ってきてね・・・というリクエスト写真を撮っているところ。

右手前が居候させてもらった大恩人の企画課長Yさん、すかさずフォローを入れている光モノが副町長さま、

酒瓶を持っているのがOちゃんである。

 

焼肉パーティだったはずが、ほとんど肉を食らわず、美味い魚に舌鼓というすばらしい宴会になった。

そして、シマンチュには一層ナニモノかわからないオッサンになってしまった気がした。

 

これだから、釣りはやめられない。

 

そうそう、もうひとつ発見があった。 ビーチならではのユルユルのドラグは体への負担が小さい。

ともかく竿を支えていればイイだけだ。 非力で経験不足な左腕でも、十分対応できる。

魚が止まって、ゆっくりユインユインとした手ごたえになりはじめたとき、若干ドラグをカチカチと二音だけ

締めただけで、かなりユルユルのドラグなのに、結構弱るものだ。

これはオジサン世代にはもってこいの釣りだな・・・と信じることにした。

砂浜を歩くのは、足腰にもいいことだし。

 

この一週間、あんまりラッキーが続きすぎて不気味なほどだ。 グリーフラッシュを拝んだお陰に違いない。


ではまた