梅雨が明けぬ、このごろの事

 


世間話。

 

温暖化はシンプルにこれまでの現象が北へ移るだけ・・・といった印象を勝手に抱いてたが、違うらしい。

温暖化は、大気中のエネルギー量が増加することであるから、ヒトの決(き)め事(ごと)はないのだ。

 

梅雨前線が幅広になる・・・なんて想像しておらず、驚かされてしまった。

なにしろ、前線が幅広になるなんて・・・日本気象協会も想定外のようで、幅広の前線表示なんてない。

前線の断面はナナメである。 暖かい空気が上、冷たい空気が下で、どちらかが乗り上げるか潜り込み、

シャープに発生する境界のドラマだったのに・・・ 寒暖の大気が、勢い余ってグチャグチャに広がって

不安定な気象を造り出すような事態になってしまったよう。

 

ところで、締め切り後の6/29の報道で、緊急事態を察知した。

ゆるく報道するよう規制されているようだが・・・フクシマ原発の井戸でストロンチウム90が検出されたという。

半減期64時間の放射性物質がそんざいできているということは、シッカリまだ核分裂している。

この件の対策に関して東電はもとより、国もまったく信用してはならない。

 

アポロの月面到達映像の捏造や、911同時多発テロを自作自演したメリケンの属国だけに・・・

我が国の政府についても、核政策について信じていい事柄は、あまり多くはない。

核は地球上で最凶の破壊兵器だから、やすやすと足を洗うことはならない。

 

今回わかったのは、冷却水を循環させることにより、安定した核分裂状態を保っている・・・ということだ。

電気料金の値上げ程度で尻拭いできる類のものでないことはわかっているから、自慰眠党も無視している。

ただ30年経てばセシウムは半減期を迎えるものの・・・原子炉の中のウランやプルトニウムは半永久の半減期。

 

だれも触りたくないよねぇ〜当然。

近くに原発がなくて、よかったよかった。


 

沖縄の梅雨明けより、だいぶ経つのに・・・まだ明けない奄美の島々。

ときどき嵐のような? ゲリラ豪雨が真横から降るような雨が通過したり・・・晴れても画像のように大気の湿気が

目に見えている状態だ。 山に雲がかかっている・・・というより、大気中に持ちきれなくなった水分が、

山の上であふれでている様を毎日眺められる。 気温は30度ちょいだが、猛烈に暑く、手の甲からも汗が出る。

うっかり食パンを常温で5日ほど置いておいたらカビた・・・そろそろ冷蔵庫保存の時節。

島ではいろんなものを冷蔵保存する、調味料もパンも、開封後のそばなど麺類も。

時折湿気を含みすぎた食卓塩を、冷蔵庫で脱水してみたり。

高湿度の生活にはすっかり慣れたように感じていたが、食欲不振が始まって久しい。

 

ただこのごろ、さすがに体が栄養を求めるのか・・・味が濃い目で、栄養価の高い料理をこさえだした。

食べる量自体が少ないのだから、多少味が濃い目でもOKである。

トマトを買ったら、ラッキョウ漬けがついてきた。

浅漬かりでカリカリとしたラッキョウは、いささか甘めな仕上げだ。

山海荘のオバチャンのラッキョウよりは、甘さひかえめ。 人がこさえた料理は、新鮮な味に感じられるものだ。

島のラッキョを食べて、市販のを食べると・・・スッキリした味に感じられる。(笑)

市販のは甘さと酸っぱさが両立しているのだが・・・島人は酸味が好きでなく、酸っぱさより甘さ優先なのだ。

マリネなども甘酢漬けになってしまっていて、さすがに毎日は無理。

 

今はその甘さが、私の食生活に変化を与えてくれている。

今年はトマト栽培が流行していて、普通にトマトを食べられるようになった。 これまた幸せている。 

雨が降っては照り付けるので、野菜の育ちはよいのだろう。

40センチクラスのキュウリも3本100円で出始めている。 島キュウリ(=アカウリ)でなくフツーのキュウリだ。

非常に食べ応えがあって、カロリーも栄養も無い・・・水分豊富でヘルシー?なスッキリ食材だ。

 

食欲はヤル気に直結していて、仕事どころか性欲もなくなるような・・・? ただ睡眠欲だけが増大する。

けれども、暑くて寝ていられるわけでもなく。

 

スーパームーンのお陰で、潮がいい。 中潮でも午前の潮位が190センチもある。

イノーで釣りをするには170センチ以上の潮位が必要だ。 ちなみに、120cm辺りが干潟になる分岐点。

 

このごろ、わりとカスミアジが入ってくるようになった。 1キロから2キロ半くらいのまでいる。

不思議とメッキサイズは入ってこず、45センチくらいから上しか入ってこないようだ。

入口からずいぶん遠い浅場まで入ってくるには、それなりの経験が必要なのかもしれないが・・・

魚にそれほどの学習能力があるのだろうか???

引きの強さでは、70センチクラスのシーバスの引きと同じくらいだし、スピードは上回る。

 

奇跡のような環境なのに・・・邪魔するヤツが釣れてしまう。

クワーグヮラ、コトヒキだ。 コイツの針を外しているときに、目前を35センチくらいのチヌが通過していった。

コトヒキは刺身が不味い。 ハチ(昆虫のハチね)のような独特の臭いがする。

 

実は、こいつを上げる前、カスミアジがソフトルアーを食った。

ココンと当たったかと思うと、糸がしぶきを上げて左へ走っていた。 同時にユルめのドラグがジ〜〜〜だ。

50mくらい走ったところでポロリと外れた。 やはりトラウトロッドではアワセが利かないのだ。

しかしなんだ・・・テレビで視たボーンフィッシュのやりとりのよう。

浅瀬を高速で逃げ去る魚とのやりとりは、ほとんど道具のチカラだけに頼るが、なかなかに面白いことがわかった。

 

フライでもいいかもしれぬが、運動公園だからすぐ後ろをジョギングしたりウォーキングしたりするので

やはり、コンパクトにキャストできるルアーでないと、禁止されかねない。 いや、内地ではとっくに禁止されている。

 

体のいいイイワケかもしれぬが、徳之島空港建設でできた、特殊な泥のイノーの生態系を感じるには、

イノーの釣りはとても参考になるし、ゆっくりと周囲を感じられる時間も有効だ。

 

エムズクエストの黄色いラインは、おそらく12ポンドくらいを選んだはずだ。 昔の私ならば・・・

強度は十分ながら、やはりショックにゃよわいのでアワセを過激に入れるとパチン!と切れる。

 

手持ちのライン、デュエル・エッキスワイヤー22ポンドの1.5号なら、強度は間違いなくイノー強度になるが・・・

強すぎるような気もしないでもない。 ましかし、エッキスワイヤーもいつ購入したかわからぬ品である。

迷っているヒマがあったら使ってナンボの糸に違いない。

 

面倒なのは、ハリスと道糸を結ぶ新たな手法・・・摩擦系といわれるFGノットなど、結ばないツナギには

細いPEラインだと結びのチカラのかけかたが加減できないことだ。

だから、すぐに対応できるオルブライトノットになってしまうのだ。 釣りしない人らにはわからないだろうが、

ルアーの糸の使い方は特殊で、通常なら道糸(手もとの糸)よりもハリス(針先の糸)が細いのだけれど、

ルアーはリアクションで食わせるので、あまり細さに意味は無いので太いハリスになる。

 

★これまでなら、そういう論述に徹してきた・・・私。

 

ノットに関しては、細すぎるとFGノットは意味をなさなくなっていくのは確かだが、ハリスの意味は別だ。

FGノットは太さを気にする結び方だから、細ければ別に大した意味をなさない。

一方、イノーでは日中の釣りだから、ハリス(ルアー釣りの、リーダー)は、もろに魚に見えるから、細いのが有利。

いつもなら大胆なカスミアジも、カニを食べにやってくるイノーでは、外海と違った仕掛けが必要になる。

 

そうなのだ、そもそも食うエサがビミョ〜なのである。

 

チヌも、コトヒキも、カスミアジさえも・・・10円玉が落ちてないか探すような下向きの面持ちでイノーを泳ぐのだ。

大半がカニなど底にいる生物を目当てに、危険を冒して浅場を巡っているのだ。

然るに・・・カッコイイ感じで、ポッパーとかスプラッシャーとか、ミノーで釣れるヤツラではないらしい。

 

さて

あれこれ書きたいが、モチベーションが下がっていて、コチラの記事へ書き込み辛い。 ブログがやっとだ。

 

とりあえず、パソコン修理で役場へ赴いて直してきた。 マザーボードのドライバーソフトを入れ替えただけで

フツーに起動してくれたので助かった。

正直なところ、エアコンもなく、工場扇だけの職場で修理・・・はシンドかった。 やはり手の甲から汗が出る作業。

暑さを和らげるのに、画像左上にチビ工場扇をまわしているものの・・・気休めだ。

 

ともかくも、ヒジョ〜に高い湿度に連日連夜付き合うのは、体力というより異様に精神力を削る。

安直に南国へ移住した決心が、ビミョ〜にゆらぎつつあるこのごろ・・・

 

反面、日々の風景を眺めながら、どこよりも安らぐ景色に、ホッとしていたり。

とりあえず・・・風景はさておき、機械類は日々動かさなければ腐食して失われることと、日々動かして熱を発し、

内部湿度が下がれば長持ちすることが、わかってきたこのごろ。


 

ではまた