あらたな視点と

初ハブのお喜びを申し上げ・・・そこね

 


モンゴル力士が引退して、民主党のオッサンがボケなマネをし

他の政党が、中学校なみの学級会同様の国会を繰り返そうとし

ブラジルのニーチャンが人をはね、ベーグンが徳之島に来る?

だからそれで・・・?

 

我らは日本人だ、独立国家日本だ。

我らの国は、太古の覇者ハーン以来さえない国とか

どこぞの四千年も進化しなかったメラミンとワイロ好きの国とか

ここ最近、新大陸とか調子に乗り、大地を横取りした連中と違い

進化しながら何万年も前から、レッキと生きてきた島国である。

 

忘れてはいけない。

我らには我らの祖先からひきついだ歴史がある。

 

いい大人が、コッカイとかいう学級会をやっている場合ではない。


島に来て、友人ができ、さりとて動くもの優先の目は変わらない。

不思議なもので、私は動くものに目が行くが、止まっているものには

なんら目を運ぶことがない場合がほとんどだ。

なので、スーパーでも特売品を見逃すことも、多々ある。

 

人には、止まっているものが見えやすい人と、動いているものが

見えやすい人とがいるのだろう。草食系と肉食系のようなものか?

 

けれども、である。

 

最近、動物ブログにも書いているが、

ちょっとした植物にも目を運ぶようになった。

 

まったく性格も年齢も違う、

今のアルバイトの雇い主、のフジ(おっさん)O氏や

百姓のM村氏によるところの影響らしかった。

 

おそらく彼は、私の静止生物への好奇心が・・・

どれほど劇的か、残念ながら解る人物ではなさそう。

ま、それは仕方なかろう、彼は彼だから。

 

他方、

彼は生物に対して興味がなかったのに、劇的に変わった。

 

彼らは、自分の興味が変化し辛いことを知ってか知らでか

ずっと他人が抱く興味に対して、興味を持ち続けている。

 

血縁を大切にする島において、島の人に理解してもらうことの

大切さが、どれほどの勇気や安心につながるか・・・というのは

内地では味わえなかったというか、気づかなくて申し訳ない・・・

事柄であった。

 

そのためには、知られなくてもいいことまで

知られてしまうのではあるが。

 

冠婚葬祭、来訪送別をとても大切にするのは、そういうことだ。

仕事第一の都会とは、人生の塩梅が少し違っていた。

 

働いて得られることもあれば、

働いていない時間に得られるものも

また多いということなのだろう。

それぞれ人生には、いろんな凸凹があるものだ。

ニブツを持つことも、太く長く生きることもできる。

そして大切なこととは、ひとそれぞれ様々アレコレある。

 

さてさて

ようやく、初ハブのつかみ取りに成功。

人生初のハブの手づかみである。

 

2/10夜、昼間は季節はずれに小夏日和というか

ほとんど夏日和で多少雨も降ったから、モワッとした良い夜に。

カエルもイモリもヘビたちも出るだろうと観察へ。

 

毎度の事ながら、クロウサギはさっぱり。

移動中に道でハブを発見!でもなぜか頭だけひかれて虫の息。

生殺しは可哀想で、いっきにパチンとひいて、手を合わせる。

 

美名田(みなだ)、当部(とうべ)林道でも

せいぜい無毒の子ヘビ、アカマタなどがちらっと居た程度。 

でも暖かいので動きが素早い。

最近舗装された三京(みきょう)林道へ入りかけたところ・・・

枯葉といっしょに、にょろりとした物体が車の下を通過。

この時期のハブは、夏のパールホワイトに輝く姿とは違い

茶色で地味、土のような姿になる。

 

地元の人は輝くと信じていて、案外この差に気づかぬか

気づいても、錯覚だと思うよう。

 

止まるとすでにドアの下を車体の下へ・・

踏まないように素早く車を前進させ、赤フィルターの懐中電灯で

みてみると、やっぱりハブ。

 

さっそく、こんなこともあろうかと持ってきた

オヤジ殿お手製ステンレスフック、釣り用の竹の柄ギャフを出し

ちょっとつついてみる。

(ギャフとは、柄のついたヒッカケ具でフック船長のアレ的なもの)

やっぱりとぐろを巻いて、パカッと時々ギャフを咬みにくる。

その姿のカワイイこと・・・♪(なぜに?)

 

万一のことを考えて、明るいヘッドライト方面が正しかろうと

ヘビつかいよろしく、ギャフでヒョイヒョイと車の前へ引っぱり

頭をぐいと押さえ、思い切って首根っこをつかんでみた。

 

想像通り、テレビ番組よろしく「だぁ〜放せぇ〜!」的に

口を直角以上開いて毒牙をむき出して叫んでいるよう。

長さが80センチくらいしかないので親指くらいの

ハンディーサイズ。 首ツカミが決まっている。

シッポがグルグルと腕にまきついてくるのも想定済み。

でも、ギャフに咬みつくときに多少毒液が体についてないか

ちょっと不安・・・(毒液は消化液、皮膚についても危険)

 

ふと、しごいて伸ばすとオトナシクなると聞いていた。

それはおそらく、骨の弱いハブの背骨を外すということだ。

 

やってみると

やっぱり、ゴリ・ゴリゴリゴリ・・・と背骨が抜ける感触。

じたばたカワイイヘビが、急にだらりんとしてしまう。

 

死ぬのか・・・???

死んだらもちろん、3,500円のオコヅカイにもならないが

用意しておいた袋は、無洗米5キロの小柄な袋!?

ちなみに、留めるのは、事務用の黒いクリップ。

 

オトナシクないと入る前に

ピョンと来てパッと咬んで、手を失う。 だから正当防衛???

残念ながら、我が家には用意できる丈夫な袋は米袋が

精一杯なのであった。 常識的には、肥料袋だ。

 

ともあれ

無事納まっていただいたら、袋の口に向かって

首を伸ばすハブちゃん。 カワイイが危険だ。

クルクルとたたんで、クリップポンでほっと一息。

だが、クリップはもったいないので、

いずれ何かで留め替える必要があるが、今はコレ。

 

ナニが不安かというと、車に積んでいるとき逃げて

足元からパクッ!?である。

時々車内灯をつけ、米の銘柄の横から見える

茶色い姿を確認しながら家路についた。

 

先日、中型ハブ入り(1.5m程度)のスポーツバッグを

引き受けたが、そのときにヘビが宙ぶらりんだと

攻撃姿勢に入れないことを確認したので、風呂場方面の

離れの釘にぶらさげて保管である。

そう、2/11は役場が休みなので、ハブは持っていけない・・・

ウカツな場所においておくと、ネコに襲われる・・・

ネコが負けると、ハブは逃走する・・・

保管は大切なのだ。

 

しかし、である。

 

なんか気になって、あくる日のぞいてみたら・・・

なんとヒメハブ!

あれだけ機敏に動いていたのにヒメハブ!

一番可愛いヒメハブをのしてしまうなんて!?

ズッコケにも、はた迷惑にもホドガアル。 お恥ずかしい話。

※袋をのぞくと、ホンハブは飛び出すかもしれないので真似しないように!

 

とりあえず、記念撮影。

そうとう怒ってるなぁ、当たり前だよなあ、背骨外したし。

彼の面倒をみてやらないと、いかんだろう・・・同義的に・・・

 

とんでもないズッコケとなったが

とりあえずこれで、首のつかみどころも分かったし

背骨外ししても、弱りながら一日は生き延びることが分かった。

 

よりによって、大人しいヒメハブちゃんをしごいてしまうとは・・・

けれど、夜のヒメハブは機敏、ハブそっくりなのを学習した。

首さえつかんでしまえば、案外非力な動物ということも学習した。

 

あーまた、島の人に知られなくてもいい事を知られた気が・・・

けれど、ナマ毒蛇を手づかみしたことは、快感な体験♪

 

なにやら、知らない扉を開いてしまったようで微妙♪

それにしても、再び回収した時はカナリ弱っている様子。

美味しいものを食べさせた方が良いのか

ふるさとの山へ返した方が良いのか

はたまた、背骨が外されているので、トドメを刺してやるべきか・・・

 

やっぱり早く転生できるよう、トドメかな・・・


ではまた