いつぞやの写真盗用問題についての続報である。

 


環境省の奄美自然生物保護センターに食いついたわけだが

奄美大島の大和村(やまとそん)を中心として組織された

奄美自然体験活動推進協議会に責任があると、かわされた。

 

大和村が呼びかけて、他の奄美群島の島々の役場が出資した

バーチャル組織であった。

 

先月下旬、会いたいのでと、大和村からO町氏がやってきた。

オカシイ・・・センターへ写真を渡したのは彼だが

協議会とは関係なさそうに思える・・・けど・・・?

 

どうやら、こういうことではないか。

O町氏は今でこそ、別の町施設に再雇用されているが、

20年度は大和村の役場の現職で、パンフを作っていた張本人。

 

私に直接そういえばよいのだが、

案外、勇猛そうな奄美の男性も普通のところがある。

 

つないでくれたOちゃんが

「ぶんちゃんに会うまではスゴク緊張していたよ」と言っていたし

理詰めし、回避不可能なように記述した訴状を目の当たりにし

とてもひどいクレーマーだと思ったのかもしれない。

 

会ってからは、異常にリラックスし、お酒を飲み倒していた・・・

よほどに不安だったんだろう。

彼は安堵したように、こっそり5万円を置いていった。

聞けば彼のお金である。

 

個人の失態は、個人で負うしか、やり方を知らない島社会だ。

 

その後、O町氏から電話があり、私に全て一任してほしい!と

すこぶる横柄な申し出があった。

私の立場がない!という。 5万円で買える立場なのか・・・安いな。

役場に入るのも金、居続けるためにも金。

 

あんたの立場など、知ったことではない!と言いたいところだが

ずっと島で生きていく彼には、大切なことなのだろう。

 

一任したら予想通り、協議会の会合があっても音沙汰がない・・・

一応、O町氏をたて、しばらく様子を見よう。

 

一任してくれ、と自ら宣言したのだ。

男なら 動く。

島のオジサンが、男だと良いが・・・期待は薄い。

 

5万円で、壊れた防水カメラの代わりでも買うとするかな。


ではまた