島の百均

 


ちまたは新学期ですか。

浮世離れしたのでピンと来ないが、目の前に中学校があって

行事があると親御さんがガンガン車で乗り付けるので、ナンヤかんやで分かる。

北チョーセンが、衛星にチョーセンしたらしいが、軌道に乗せたかったのは

ビンボーエーセーなのか? チョーセンでは衛星を洋上に配備するのか?

ま、国家が枯れてるのにハッタリでやれるコトなんざ、ソンナモンよ。

ショーグンサマをタタエル歌は電波じゃなくてiTunesで流すこった。

人気のほども分かるし、北チョーセンのネットワーク事情もヨーわかるし。

朝鮮民族の恥をさらすのは、極東他民族の我らから見ても実に気恥ずかしい。

当たらない輸入ミサイルをかざし、恥の頭上通過を許すのは、もっと恥ずかしい。

平和憲法は、連合国によって作られた属国憲法。 憲法で飛翔体は防げない。

我らは飼いならされた羊のまま、人さらいや金せびりに応じるだけで良いワケ?

カネ以外国力のない島国の弱みを最も活かすなんぞ、日本は何をしたいんだろ。


てさて島は

4月も3月と変わらず最高20度〜23度の日が多い。

内地の秋か初夏の気温が出たり入ったりしながら、陽光なく雨が降る。

4月に入って、ようやく陽光が出るようになり南国らしくなってきた。

 

温は高めだから、一見温暖に見えるが常に風があって曇りか雨が多い。

日差しが無く絶対に気温以上は温かくないから、体は冷える一方とは驚いた!

イメージ的には20度位のプールに浸かっているのと同じ・・・唇は紫、震える寒さ。

 

冬の陽だまりの暖かさは太陽の恵み、けれど春の島では全く感じられぬ。

日が照ると日焼けするし、やにわに暑くなる、曇れば芯から冷える。

 

慣れない気候の中、せめてノンビリ暮らしたいが・・・友の策略?か

それともお土地柄なのか、ナンヤかんやと用事ができて、出かける。

先日は、天城町のケーブルテレビAYTに出てしまって、もう面が割れた。

(眠い顔・・・目が開いてないよ)

真のオジサンとして町内デビュー?になっちまったのか。

ちなみに、通の方はお気づきと思うが

ヘアースタイルは装いも新たに、ぶんセルフカット3ミリ・・・気づいてた?

 

均というと、島では本当に税込み百円均一。 真の百均である。

道端へ無造作に設置されているように見える、無人販売所のこと。

料金箱は、お賽銭箱以上にガッチリ固定されているの。

一般的には、野菜や果物を販売していて、場所によっては同じ額で

オバチャンが有人販売所を開いているところもある。

農協に卸すのとちがい、節税対策にもなっているようでもあり

せっかくだからと趣味で無人の店を出している人も多いような感じ。

 

ちなみに徳之島には2軒、100円ショップキャンドゥーが営業していて

当然、税込み105円。

 

居候している、天城町浅間(あさま)には無農薬の無人販売がある。

県道から離れているが、なぜか人気のよう。

毎朝、家から販売所を撮影すると、本日のラインナップが良く分かる。

人気は地卵で、島は卵10個が260円以上するので、百均は救世主的。

しかし、ほんの時々しか出ないので、要チェック!当然色も味も濃いという。

 

ほとんど終わりの島ミカン、タンカンに変わり、今はジャガイモ、サツマイモ、

香りの強いパセリやニンジン、キャベツ、ブロッコリーなどが主力。

まーねー、この味を覚えると本当に内地の野菜は食べられないわ。

ニンジンなど、キャロット(西洋ニンジン)なのに、京人参以上に香り豊か。

香りの種類は違うけれども、栽培なのに野趣あふれる根菜たち。

新ジャガは小粒なもので市場に出されない逸品、皮ごと調理してOKで

煮くずれしにくいのが特徴。

 

異彩を放つのが、大好きな山(さん)集落にある無人販売。

(生アオサ海苔、ツワブキ佃煮、ラッキョ漬け)

山集落は、県道にもほとんど車が走らないほど、落ち着いた集落だけれども

食生活はすこぶる豊か。 リーフにも、砂浜にも多くの海産、すぐ裏が山である。

料理上手な奥様、大奥様?が多いようで、お惣菜までが並んでいる素晴らしさ!

意外にも?甘すぎないので、島の甘党にも格差があるような・・・

 

ツワブキは林道に沢山生えている人気の野草で、

コチラの佃煮はゴマとのコンビネーションが新鮮。

食べれば、心底ホッとする。

最近不眠で食欲不振だったが、とたんに食欲復活させてくれた奇跡の100円。

 

ラッキョはピリ辛で大粒、甘すぎないので食べやすく、血液サラサラ!

山集落の家庭料理の奥深さには恐れ入るばかり。

 

海産が並んでいるのも初めて見た。

リーフに生える、香りの良いアオサ海苔。 内地でも太平洋岸の磯に生える。

採っただけでは砂まみれだが、丁寧に洗ってあるので食べやすい。

養殖の乾燥アオサ海苔は汁物に便利だけど、香り、歯ごたえとも全く別物。

郷里の伊勢にはないが、よく釣りに行った和歌山、南紀の磯ではこの香りが

漂っていたのを覚えている。

生食できる贅沢が、なんと100円!一人だと一度で食べきれない量。

ただし、この時期はアオサの最終シーズン、色の変わった葉は食べないように。

冷凍に使う、キチンと密閉できる袋に入っている良心販売が、なお嬉し。

少々漬物汁や煮汁がこぼれ気味なのを配慮し、別にナイロン袋も配備されていて

思いのほかとっても良心的で、山の無人販売は主婦・主夫?おもい。

 

いずれ島の百均を回り、特集してみたい。 実益もかねて。

 

関係ないが、漁師さんから内地のヒラスズキが島にも居るという情報があった。

シケのリーフにはエラク出辛いものだが、手付かずのフィールド。

ダイビングショップにかけあい、ウェットスーツをゲットしたら偵察しようかと。


【やにわに野鳥情報】

イチイチ特集するのもなんなので、記録として都度掲載する。

 

●手々集落東部はずれ

サシバ(猛禽類)がまだわずかに残っているが撮影していない。

 

●秋利神川左岸集落

ジョウビタキのメス。 越冬を終えてそろそろ北へ移動のころ。

 

●浅間海岸横のモクマオウ茂み、ほか

左のアオジは北への渡りが近いのか、餌採りが盛んになっている。

平地の茂みのアチコチで餌鳥をしている姿を見るし、声を良く聞く。

右のシロハラは相変わらず茂みそばや林道に多いが、そろそろ北へ帰るころ。

ウグイスはわずかだが茂みや集落に残っている。

 

●浅間海岸

メダイチドリ飛来。

冬羽に混じり、夏羽も登場。

(微妙にキレンジャー風?カレーは好きだろうか)

 

オオソリハシシギ飛来。

コチラも冬羽多数に夏羽が混じる。

(赤いのが夏羽)

早く夏羽になってしまう固体には、何か意味があるような・・・オスか?

単なる気の早いヤツなのか?

 

クロツラヘラサギは、まだ越冬中のつもりか?居座り中。

でも、ここ三日くらいどこ行ってたの?

人なれし、遊歩道そばで寝ているので、おそらくずっと同じ個体。

 

ホウロクシギは微妙に増減しつつ、なんとなく滞在中。

いつも、干潟のカニをしみじみ味わい、美味しそうに食べている。

 

ほか

アオアシシギ、キアシシギが飛来。

 

調べたのだが

およそ半世紀、空港建設でよどんでしまったリーフが干潟になった。

島人からヘドロで嫌われているが、プランクトン、エビ、カニ、魚が多く

周囲の島々には同じ環境がないから、南海に浮かぶ広大なオアシスのよう。

大雨で流れるキビ畑の土と、牛舎から流れた変な汁?が効いているという。

大型チヌも変な汁の臭いに誘われて来てしまったのだろうか?

 

干潟でアオサ海苔の養殖が盛んというのは、微妙ながら納得がいく。

磯のアオサの方が香りがいい!と力説されることも多いが、

磯と言われるものの・・・極端に波がなく、ユルいリーフ内。

内地のアオサ海苔はリーフが無いため、外洋に面した小さな湾の磯に生えるが

島のリーフは広大で、変な汁の多そうな河口のそばでよく採られる。

環境としては、大同小異のような気がしないでもない。

知らぬが仏、気はココロ・・・といったところ、と思えなくもない。

食べつけないアオサの香りは良く分からず、まーそーなん?って感じだ。

アサクサノリに比べ、香りは素晴らしいが肉薄のためか、ウマ味が感じられぬ。

 

ともあれ里山ならぬ、里海っぽい環境というのは、新しい環境再開発とも

いえなくもないような、つくった覚えもないような・・・感じだが

変な汁も含めて豊かな?干潟を目の前にすると、否定できぬ事実だ。

 

生物から見たら結果オーライであり、現に豊かな野鳥スポットだ。

ナンか臭うようにも思うだろうが、気管支過敏の僕でも、違和感はない。

ヤギもニワトリも放し飼い!コワい闘牛だって道も浜も散歩するのが普通よ!

島は変な汁どころじゃないけど、干潟は爽やかな海の香が漂うのみ。

干潟の消臭力、浄化力、恐るべし!

また新たな島の常識を知った気がするような、しないような・・・


ではまた