セミ・ファイナルって聞くけど

セミの命の終わりってこと?

じゃないよね、季節がら

 


僕の初めて作ったパソコン、買ってくれそうな友が見つかった。

そして伊勢神道の自分にも、今年だけはサンタがやってくる。

必ずやってくる。

サンタが置いていくのは、幸も不幸も無関係な「自由」だ。

多分、最初で最後の、得がたいプレゼント。

 

自由な時間、移動・・・金銭的には厳しくなると思うが

社会システム自体が金銭のせいで変になっているから

使わないで済む方がむしろ気楽なんだろうなぁ〜

 

これからは、太陽と、海と大地がお金の代わり。

ついでに、この空のした全てが家・・・てな

わけにはいかないのが残念。

 

セミ・ファイナルってなんだ?

ぶっちゃけ、さらば・・・がセミファイナルで

新たなる旅なんとか・・・がファイナルってか

ファイナル風の再出発って事・・・?

 

意訳するなら、さよならモドキって事だろうか。

 

中年Iターンの再出発は、思うにセミファイナルか?

でも、プチ終わりってなんだよ。

あわよくば、ファイナルは忘れて終わりを水に流して

新たなるっ!的な、第二部始まりってか???

 

RとかZとかZZ、ν、ウイングとか、セブンとかフロンティアとか

セカンドシーズンってのもあるなぁ。

 

究極は、戻ってゼロっちゅーのもあるんだよなぁ。

 

ファイナルファンタジーなんて、最初から終わっとるのに

まだ続いとるし。

 

いや、別に島へ行ったらフレッツISDNに逆戻りだから

週刊〜ているのタイトルも変えようか、という事ではないのだが・・・

そういえば

前のを合わせると、実は500話以上のエピソードがたまった。

 

苦情やら、励ましやら、自己満足やらたくさん詰まった

ホームページにしてもらえた気がするなぁ。

聖なる夜なんて、一生来そうにないけれど、それなりには

祝える夜になったような。

 

そういえば

福引へ行ってきた。

末等のアメ2個と、一個上の等のディズニーハンカチ・・・

運はまだキャリーオーバー中のようである。

アメは床屋さんへ贈呈してきた。

このハンカチは、当然、釣りのウェスへ直行、

便利な大きさなので、今後は魚の血のりをたっぷり吸う事だろう。

 

話はついでにもう一つ飛ぶ。

 

炊飯器を買ってみた。

内地にいる間に安くて良いものがないかと。

我が家のは94年製で、麦ご飯を炊くと、鼻風船ができる白物、

というか代物。

かわいいヤツなんだが、やっぱりIHジャー炊が狙いだ。

離島でガス炊飯は難しいからだ。

どっちかつーと、飯ごう炊さんの方がふさわしいかも。

 

IHジャー炊といえば、数万円もする代物、という観念しかない。

IH技術初期の炊飯ジャーしか知らんからだが

ん万円も出せねーなー、が本音。

 

しかも、なんで高速走行に適した空力良さそうな形してんだよ・・・

乗用車より上等なステンレスボディだし。

 

幼少の頃から

炊飯器といえば、タイガー、エベレスト、象印って感じだったが

今やエベレストは、別の世界に行ってしまった。

 

で、近くのコジマの2階

目の前に特価品の札が!しかも15,800円で5.5合炊き!

すごいな、IHで厚釜でオカユとか、無洗米とか炊き分けるらしい。

無洗米って炊き分ける必要があるんか?

古古米の再利用なのは知ってるがもっと変な米なんか???

知らんかったわい。

 

象印だった。

 

こんな低価格で、IHが買えるとは思ってもいなかったので

炊き上がりを期待してはいなかったが、それ以上に遅い・・・

炊飯ボタンを押したら、なしてかメロディーが鳴る。

 

キラキラひかる〜♪、夜空の星よぉ〜♪

っていきなり夜かよ!これから炊き上げようという

勢いを感じないんだけどっ!!!

むしろ終わり、おやすみだよ!このメロディー・・・

 

気を取り直し

シンプルな電熱式と違って炊飯し始めるまでが長い。

CPUファンみたいな音がヒューンとするだけ。

炊き始めてから、炊き上がりまでが、またヤケに長い。

 

ん? おー、なにこれ???

今の炊飯器というのは、炊き上がりと同時に食べられるのか?!

蒸らしまで含めてタイマー化されているから遅いのだ。

便利というか、炊飯の常識を知らない人間を作る道具というか・・・

麦飯は蒸らし時間が違うんだが、麦飯モードはないので

ちょっと困った機械だ。

愛らしい鼻風船は期待薄。

 

驚きはまだまだ続く。

しゃもじにブツブツの突起が無数に生えている。

洗いにくいぞこりゃ、すべすべじゃ駄目なの?

洗うたびに、ブツブツの表面が削られて

高熱で微妙に溶けた樹脂が体に入って来そうな気がする。

 

問題のご飯の味は・・・!?

こ、これが読売新聞の販売員からせしめた、古古米の味なのか!

ご飯の粒が立っているぞおおおおおッ!!!!

今まで、かなり不味い炊き上がりと思っていたが、炊飯器でココまで

変わるとは、14年の歳月の重みを舌で感じる。

古古米万歳!

 

14年前は、横浜に初めて越してきた時だ。

 

松下はパナソニックになり、炊飯器はIHになり、トヨタは赤字になり

カップ麺はスープ主体になり、僕は野良オジサンになった・・・

幾多の星霜が過ぎ去りし真実を、しみじみ米の甘みに感じるなぁ。

 

これほどのテクノロジーをつぎ込んだ商品が1万数千円か

儲からん、何をやっても儲からん時代だ。

逆に、金だけで何でも買える時代ではなくなったんだろうな。

しかし、このご飯、何杯食べても止まらんぞ。

 

パソコンなんぞ、

週に何回も変なプログラムを勝手にダウンロードする時代・・・

56Kアナログの世界では、もう使えんのか?

Vistaのディフェンダーって、単なる穴ふさぎじゃねーか!

毎週毎週どんだけ空いてんだ?どんだけ大穴?

どんだけ不良ソフト?????

 

そのうち電灯線LANが普及したら、地デジテレビも

炊飯器も、冷蔵庫も、なんかダウンロードし始めるんだろうな。

データ伝送も再起動も、電気の無駄使いである。

冷蔵庫の再起動なんて、想像したくない。

 

やっぱここはひとつ、スタンドアロン生活が一番かもしれん。

太陽光発電と、56Kアナログインターネットくらいが

エコエコなのだろう。(エコノミー&エコロジー)

人間、時には振り返る事も必要だよ。

 

あーしかし、このご飯、おかず要らないわ。

 

ご飯にはたんぱく質すらも含まれているというから

ご飯だけ生活???ビタミンは???

 

お釜を洗っているとき、もう一つ驚き。

釜でお米を研いでいいんだ!すごいぞ!

どんだけ硬いコーティング???

そうだよなあ、戦闘機はステルスになったしなぁ、

コーティング技術もズイブン進化したのだろう。

目盛りがたくさんありすぎて、どこ見ていいか分からぬ。

 

無洗米専用のカップも付いてきたが

水をすりきり入れて、普通米のカップに注いだが差は無い。

なんだろうこのカップは。

緑色の透明カップが、なんか妙に病的というか

病気を検出するために、アレを格納するための容器と

同じ色というか・・・食べるというよりむしろ出す・・・的なアレ。

 

さてと

いろんな意味からも、いろんなモノからも

なんか開放されつつある、このクリスマス。

 

さらば鼻風船炊飯、さらば南日吉商店街、さらば給料。

さらばCD、さらばDVD。

今年のサンタさん、お別ればかりを届けてくれるみたいだ・・・

セミ・ファイナルって気がしてきた。


ではまた