ココロが凍結するとき

ウツ再来

 


もうズイブン収入がない生活が続いている。

が・・・大切にしていた17インチのMacノートとか

釣具だのを売って、そこそこのお金になって助かった。

大量のルアーはまだ分別中だ。

 

そして、聖域であった名機Pandora、爆熱キューブも

色々考え抜いた末、今のCPUと処理速度は同等レベルだが

冷房なしの亜熱帯で使うためキューブボディは熱がこもる。

南国でもエアコン使わない人間にパソコンが合うかというと・・・

そんなんパソコンには尋常じゃないんで・・・苦渋の選択をした。

 

くやしい、金属ボディだし本来は放熱効率もいいというのに。

温帯なら問題ないのだが・・・

 

だから、ただその辺のショップへ売りはらうのではなくて、

ぜひ組み上げた僕を知っている人に使って欲しい・・・

と思って業務連絡にしたのだ。

 

Oちゃんは、

亜熱帯を知らずに、対ウィルスにしか考えの及ばなかった

当時の僕がススメた最後のアップルの名機、eMacを使っているが

放熱が上手くいかずに風前のともしびとなっている。

知らぬこととはいえ、申し訳なかった。

 

僕も学ばせてもらった。

 

なので、少々変だが覆わないパソコンを組み立て始めた。

(スケルトンというバラック?ケース)

見るほどに格好悪く、ファンの青いLEDに虫が引き寄せられ

電子基板を直撃しそうな予感が・・・LEDは消して使うほうが良さそう。

でも空冷効果は高そうだったのと、組みやすそうっていうか

ただ置くだけで組めそうだから選んでみた。

 

一見

自由度が高そうに見えたが、実際はマザーボードと

各デバイスが上下に区切られ、マウントされる構造で

配線が案外難しく、何ヶ所かが届かない部分もある。

 

気になるのは、箱に「Believe It.」って書いてあったこと。

この箱見てたら選ばんかったかもしれんな、

なんだよ、信じても届かんだろうよ、ケーブル。

ネット通販、最大のリスクだ・・・

ま、万歩譲ってファンを頂くその姿の空冷性能は信じたい。

  

相性的に一番怪しいのが、超々格安メモリ。

保障期間もすごーく短い、IT人柱御用達みたいな品である。

当面、亜熱帯で動けばいいんだ動けば。

 

もう、先のケース?スケルトンも含めて人柱そのものだ。

行くところまで行きたいが・・・今はそれどころじゃ・・・ないな。

 

本気で組み上げたいが不眠が悪化中。

フラフラ、ふにょふにょのフヌケな状態に成り下がっている。

役に立たない体だ、まったくもう。

 

それに伴って気持ちもズイブン下向きになってきて困る。

これまでは抗うつ剤の副作用で困ったが

それが無くなったら、今度はやっぱりウツ+不眠か・・・

外に出るのが怖くなり、またテレビも音楽も苦手になってきた。

あれほど好きだった朝の散歩どころか、朝は寝床から出られず

食事もしたくなくなってきている。 脳がカナリ混乱している。

かてて加えて、パキシルの離脱、シャンシャンが少し復活

なしてだ???

 

この忙しいときにマズいな。

 

関東独特の、砂漠にも似た哀しいくらい抜けるような青空と、

宇宙に近いなぁと感じる、まぶしい陽光を感じながら、

ココロにまた、しとしと雨が降ってきた。

 

意欲も何もかも減衰していくのがわかるが止まらぬ。

でも、不規則な食生活のためか、ゼーニクと体重は増える。

人と顔も合わせられないので、食料の買出しにも困る。

 

退職まであと一週間しかないのに・・・どうすんだ?

まぁ、雨降りのアタマで考えたところで何も解決すまい。

パソコンのセットアップは、いつでもできるから良いが

最後の仕事が片付いてない・・・

 

今、目の前にあるものを片付けるだけでいいから

小さなヤル気が欲しい。

外へ出るだけの気力が必要だ。

そんな程度のことに気力が必要なはずはないのだが・・・

 

なあ、カマドウマよ、

お前さんは我が家の風呂場で一生を閉じたが

満足な生き方だったか?

独りでも、微笑んで逝けるように生きたいなぁ。

その美しく育った姿は、絶対に忘れない。

羽がなく、じめじめしたところに住むからか、嫌われることが多いが

小さいころから僕はこいつが大好きだった。

羽を使わずとも、全身バネのような姿、

反して少しの風もとらえる長い触角、

剛柔兼ね備え、闇のために進化した姿。

 

我が家で終わっちまって、墓にも入ることなく、子孫も残せなんだが

千だの万だの億だのの風や嵐になって、目の前に戻ってくるんだろ?

待っているぞ。

 

きっと無念こそが、その文字とは裏腹に、因縁となって

またこの世に勢い良く戻ってくるんだろうと信じてるぞ。

何たって、絶対といわれる保存の法則ってのが

この世にはあるらしいから、何かの命になって、

必ず僕の近くに戻って来い。

 

はてさて、このカマドウマ同様?

この先どうなるか、全く予測がつかぬようになってしもたが

望んで至った今なのだから楽しもう。

 

昔っから、塾だの習いものだの、観光旅行だのは嫌いだった。

なんか、そこに行くこととか、やることがわかった瞬間、

それを超える出来事が起きたためしがなかったからだ。

どこへ行っても殻から出ず自分が変わろうとしないのが

原因だったろう。

 

南大東に往き始めてからやっと、違う時間が巡ってくることが

なんとなく分かり始めた。

そして今、全然違う時間が巡って来る未来、未知の島生活。

不安で見えないけれど、ワクワクする未来がやってくる。

 

早いとこ、不安にウツを加速されないように

気力を取り戻して片付けないと、引っ越せないぞ。

あ゛ー俺よ、俺の魂よ、もう少し俺のゆうことを聴け、

そろそろ起きろ、俺の人生!

もう、逃げたり閉じこもったりしている余裕はない。

俺だけの人生じゃないんだよ。

 

間に 合わなくなる

うかうかしていると、俺まで風になっちまう

 

超円高だから、フロリダへターポン釣りに行ったり

つまんない舶来品を買って、ちょこっと満足したり

結構たのしめるはずなのに、こんな不況風味になるとは。

 

生活基盤ってのは、二重化とか多重化しとかないと

これからは生き抜いていけない。

 

あんまり、福引とか、宝くじでラッキーを使わんように

気をつけよーっと。

 

地球にもスーパープルームやら全球凍結ってのが

あったらしいんだが、ココロにもあるんかなぁ、

けれど、生物は生き延びた。

そんなんが自分に起こったら、意識が生き残れるんかなぁ

ココロって小さな星の上で・・・


ではまた