進化したのか?

脱デジバカ?と地球温暖化について。

 


いきなり題目から外れる。

ミャンマーが滅んでいく、中国が叫んでいる、

日本は年寄りがわめき、若者からシボリ取ろうとしている。

ミャンマーは、軍事政権のわりに、絶対的力不足。

中国は、人民よりも軍事施設の機密が大切。

日本は保身しかない議員の学級会のような稚拙な答弁。

加えて、アメリカでは、歴史に名を残したい2名が

意味不明な票の獲得競争。

ま、いずれにしても世界へ向けてバカ丸出しだ。

そんなことをしている間にも、ハリケーンやタイフーン、

南極、北極の氷解、そんな場合じゃないのだが。

 

このみっともない姿を見る限り、

人類も、目の前で人が死んでも、自分が死ぬまで

治らないバカであることは、間違いない。

 

分かっちゃいるけどヤメラレナイ、という

スーダラ節に歌われた文句も、親鸞聖人の語った

人間の宿業だということだから、仕方なかろう。

異教徒でも、仏教でいうところの宿業は変わらぬのだ。


さて本題。 

超絶難しい、マニュアルなしのパソコン分解に挑んだ。

長男にとってパソコンが、人生の片棒を担いでいるから

少々の作業は、もはやデジバカレベルではなかろう。

デジバカのテーマにするには、ちょっと物足りぬと思う。

 

といいつつ

G4Macノートを2台一機に分解したのには

さすがに勇気が必要であった。

 

もう出番が少なくなりすぎた貴重なMacを復活させるために。

モニターにキズが入っていたので、ジャンクボディを購入し

生きている部品で復旧させるモクロミだ。

 

今や

Macのノートパソコンは、誇るべき本格的性能を失った。

様々な事情はあるが、少なくともグラフィックプロセッサーを搭載し

画像処理を得意とする誇りが感じられるのがMacだった。

 

しかし、

今のマックブックとやらは、Windowsノートと同じ

チープな内部構成となり、Windowsユーザーにこびて

素で、Windowsを起動できるまでに成り下がった。

 

あまつさえ

薄けりゃいい・・・みたいな、アップル社の信条を見失う、

とんでもないサプライズさえ見せてくれる体たらくである。

中身もインテルCPUになり、もうじきWindowsパソコンに

MacOSがインストールできるようになるようだ。

時代を牽引する思想、理想、発想はどこへ行ったのか?

アメリカ人の唯一の、人類に役立つ機能、時代を先駆ける力は

一体どこへ行ったのだろう。

 

エコノミックアニマルと日本人を語る前に、

あんたらが信用経済という歴史も後見人も不在の

うつろなエコノミックソサエティを生み出した張本人だろうが。

だが、それでも世界を引っ張ってきたじゃないか、そのパワーで。

せめて開拓者精神たるものを発揮し続けろ、メリケン人!

現代、この瞬間において、最も偉大な侵略者国家ということを

忘れていないだろうな、悪の枢軸という意味など知らないだろうが

自由の名のもとに勝手気ままに仮想価値を作り出さないと、

寄せ集めの烏合の衆に戻るぞ・・・

歴史がないからこそ、根無し草だから、やれることがあるはずだ。

無ければ解散、さっさと解散した方が地球のためだ。

 

そんなこんなで、

なーんか、ジョブスまで夢を語らぬというか

ジョブスの後継が現れぬからか・・・面白い物が出てこぬ。

つまらん世相なので、破壊してみることにして

勝手に創造できないかなぁと、身近な理想形を求めて

改造を試みてみたくなった。

 

モトローラ製、G4プロセッサは古いが、特別なCPUだ。

フォトショップなどアドビ社のソフトはMacに最適化され

今でもシッカリ高速で働いてくれる。

もともと、アドビ社はMacOSの開発者らが設立した会社だ。

 

ってことと

まーボディはアルミなので、昔のアルマイト弁当箱のように

ボコボコとぶつけると凹むのだが、多少は丈夫にならぬかと

ハードディスクをやめて最近マニアの間で進行している

SSD化とは、どんなもんかと、心が動いたのからだ。

 

しかもちょっと軽くなる。

 

今のマックブックとやらでは、格好は良いが

本体は重くなり、中身はB級以下に成り下がっているので

もっとも小型のパワーブックは、写真を営む人間にとって

金字塔的な存在である気がしている。

 

まーなんだ

失敗したら、標準の2.5インチから1.8インチの

ハードディスクへ交換すれば耐久性は向上する。

実のところ、小型大容量を追究する尖兵となったために

2.5インチハードディスクはちょっとした衝撃に弱く

壊れやすいので、同じ生まれ変わらせるなら

先端技術で・・・と長男ソウルが語っている。

 

だが

たとえ不具合多発でも、意地でもSSDを使いたい、

妙なモチベーションが、長男を貫き通し、作業は無事?

部品も余すところ無く・・・終了した。(一台目は)

(CFカードを表に2枚、裏に1枚装備)

高額なSSDはといえば

ソリッドステートドライブ、シリコンディスクとも言われ

SDカードとか、コンパクトフラッシュとかの中身で

構成された、回転しない高耐久、省電力メディアである。

最近の音楽プレーヤーの主流だ。

 

が・・・ハードディスクに比べて読み書きが遅い、

というのが弱点中の弱点らしいというウワサ。

 

一方、Macのプロセッサはデスクトップ用である。

数の論理で、モバイルプロセッサが開発されなかった。

小さなボディにデッカイ発熱体(CPU)、実のところ

カッコイイが、中身はとても苦渋に満ち満ちた

厳しくも技術者冥利に尽きる設計となっている。

同時に、少しでも発熱を少なくしたい・・・というのが

古きMacノートユーザーの切なる願い。

 

だが、装着してみて、改めてマニアが手放すワケが

体で感じられる・・・遅い、なんちゅうか・・・反応してんの?

っちゅう感じであり、Windows98の時代を思い出す。

思わず、地が出て山口弁に戻るそいね・・・(戻ってしまう)

現象が出るほどに、永遠に時間が進まない感じがする。

 

昔を知らねば、おそらく故障と思うくらい反応しない。

ただし、ランダムアクセスはハードディスク以上なので

いったん読み込んだデータは瞬間的に反応する。

なので、あれやこれやと極端に違いすぎる反応に、

よけい故障っぽい振る舞いに感じるのだ・・・

 

とにかく

ソフトのインストールが何十倍?というくらい遅い。

書き込み速度が出ないのである。

多分、WindowsVistaならば数日かかりそうな感じ。

3個のコンパクトフラッシュカードに一機に分散して

データを高速で書き込む、RAID0(れいどぜろ)、

ストライピングという技術を駆使していても、

ぜんぜん駆使したことになっていない速度である。

簡単に言うと、一枚にちまちま書き込むより

一機に何枚もへデータを分散して書き込むほうが

当然速く、早い、という至極当然な技術だ。

 

想像を絶する状況に、長男は眠りについた。

 

日曜午後、待ちくたびれ、待ち時間が縮まずに

時間が経つにも関わらず伸びるインストール時間を見て、

ひどい不眠症状態なのに居眠ってしまった・・・これは事実!

寝ようと思うと眠れないが、油断すると眠れるのが

不眠症の特徴みたいだ。

残念ながら、修行途上の長男には、ゆるむ事はできても

意識して油断する事は出来ぬのであった。

 

はたまた

テクノロジーとは、案外、まだまだ開拓の余地ありで

二酸化炭素排出も、それによる台風災害問題も

まーだまだ、考える余地は満載だと体感するのに

余裕がありすぎてしまう時間を感じたというか、

眠るに似たりというか、寝てしまった。

けど、ちょっと我慢すれば、ちょっと幸せもあるような気がした。


実は・・・

二酸化炭素よりも、今注目のメタンハイドレート、

つまり固体天然ガス(個体メタン)が深海底にあり

そいつらが解けて気化し始めたら、船は沈むは

大気は二酸化炭素以上に温室化するはで

東京海浜地区も、オランダも、ベネチアも

東南アジアのデルタ地帯もたちどころに全部沈むんだな。

だから、何もせず惰眠していても大気にメタンが満ちれば

加速度的に温室化は進むのである。

 

ちなみに

千葉では天然ガス(メタン)が、田んぼとか道端とか

家の下からわいてきて、今も温室効果を増進中。

マーなんだかんだいっても、元々地球上の二酸化炭素やら

メタンが、長い生物の働きの果てに生み出してくれた現世。

メタンとか二酸化炭素が大気を満たしても

実は元に戻るだけなんだな。

 

トウモロコシなら植物が空気中から固定した

二酸化炭素だから燃やしてよい・・・なら

過去に固定され、今や石油となった二酸化炭素を使っても

全く同じなんだな。

人間よりはるか昔の歴史に戻るというだけのことだ。

 

いやー人間の傍若無人な解釈にも飽きた。

 

わしには子供もおらんし、二階に住んでるので

気楽なもんじゃい。

しかも、パパイヤとかグアバが庭先で実り、

湘南の海ではヒラアジが釣れるだろう。

サンマとかタラとかホッケは食べられなくなるだろうが。

一方、人間の絶対数が地球上からか減る。

 

地球上の影響下かから人類が全く消滅する事が

最も正しい・・・わけでなく、この地球で死に、

土に返り、地球に戻ることが最も正しい。

 

よくテレビで言うではないか。

今では○○が姿を消しました・・・と。

それだけのことだ、動植物でも、肉親でも恋人でも自分でも

地球で発生した、同じただの生物だ。

人間が減るしか、絶対に策はない!

 

わかちゃいるけどヤメラレナイだろ。

いずれ我らは過酷な環境に苦しみ、減らねばならぬ。

 

いかにテクノロジーを使おうとも、以外の策はない。

人が他の星へ移住したら、それだけ地球の資源が流出する。

それでは自然保護という言葉は崩壊する。

が、それでも太陽系とか、銀河系でみれば同等だが

小さな言葉尻を借りれば、自然破壊、バランス崩壊である。

 

長男がここまで書くのは

やっても、やらなくても、結論は同じ、質量は変わらない。

ただ、達成感という害とも、迷惑とも、個人主義とも

ナンとも人間的な、人間中心の、人間だけが生き残るための

発想しか浮かばない、それが生き物の宿業だからだ。

生き物はジタバタしながら、せめぎ合い、生き残る。

 

ゆえに

滅びそうに見えて、せめぎ合いの中で、

生命力が運命に勝てるならば、死にながらも踏みとどまり

安定に向かうだろう。

運命とは、この場では偶然という意味である。

偶然もチャンス、その中で、知恵か、突然変異か知らぬが

生き残る力があれば、一意的な生物界の運命を

再び人間に向けることができるだろう。

 

大切なのはバラツキ、偉人を見習う努力も大事だが

自分がバカでも、しかし今生きているのなら、死に物狂いでも

おちゃらけていても、家族を、全てを失っても生き残れば勝つ。

 

科学は進んでも、地球上に生きられる生物の質量は

次元でも変えてしまわない限り、限りがある。

生物は、その名の通り生きてナンボの物なのだから。


いかん、地球の外まで話が逸れていってしまった。


ところで

パソコンは総合的には遅くなったが、発熱はすこぶる少なくなった。

テクノロジーに不可能は無いのかもしれない。

素早い不揮発メモリー(メモリーカードなど)がエネルギー効率以上に

発達してしまえば、今よりずっと省二酸化炭素になりそうである。

 

少なくとも原子力でも、ソーラーや風力よりも、もっと安定した

生物エネルギーを使えれば、宿業に勝てる!ことに気づくために

十分な効果があった改造であった。

 

話を壮大にしたいのではないし、自己主張でもない

ただ、身近な事として、人が人として生きていくのに不便になり

人間を問われ、更に人類を問われる時期に至り、

まだ単なる人として生きる我らに、活路が細っていることを

なーんとなく、パソコン改造に感じたのである。

 

早いこと、速いことが幸せじゃあないよなぁ。

壊れたら捨てずに直す、ちょっとくらい遅くても使う。

ゆっくりいきましょうや。

 

あ、そうそう・・・

 

なして2台をばらしたかというと

現在の長男のマシンは液晶にヒビが入っている。

使うには支障が無いが、おふくろ様に渡したのは

もう液晶の色合いが経年劣化で変わっている。

そこで、ジャンク品を買ってみたのだ。

おふくろ様のマシンより高速で、長男のよりは

一世代前。

 

関係はこんな感じ

●長男機 → 1.5GHzのCPU、ヒビの入った液晶、英語キーボード

●おふくろ様機 → 867GHz、液晶が経年劣化し変色、英語キーボード

●ジャンク機 → 1.33GHz、液晶新品同様、ただし日本語キーボード

 

それらを組み替える。

●ジャンク機へ長男機の高速基板を移植、液晶を新品化

●ジャンク機の基板を長男機へ移植し、ヒビ液晶の1.33GHz機をつくる

●おふくろ様機はそのまま、ただし、使い慣れた英語キーボードをジャンク機へ

 

あとは

ヒビ入りだが色が正常な液晶で、1.33GHzへ高速化したジャンク機へ

おふくろ様のソフトウェア環境を移植するだけ。

 

じゃあ

残った元おふくろ様機は・・・というと、すかさずDVD再生に使えるので

おふくろ様が二台とも引き取るという・・・抜け目ないぜ・・・おふくろ様。 

こうして、一台のジャンク機を加えることで3台とも使うことになった。

 

壊れたら、直す・・・ガス屋になった由縁だ。

両手で進化した人類が、カネによって手を動かさなくなっているが

ガス屋は違っている。

人間の力は、破壊のためにあるのではない、創造と修復のためにある、

と、長男は思うのだが。

「エントロピー」というヤツに逆らうには、コイツらが必要だ。


ではまた