継続は

アシタバなり

そして・・・


今の、築30年という骨董賃貸家屋にケーゾクして住まうと

なんか、9万以上手続きに必要らしい。

ガス屋で例えれば、屋外に風呂給湯器を3台くらい

取り替えられるほど汗水必要な工事費用を、ただの手続きで???

 

それって

月額を安く見せかけるだけの、トリックじゃねーの???

それって、ある意味詐欺じゃねーの???

まー、契約書のすみに、チョコッと書いてあるんだろうけどさぁ

そーいう都合の悪いことというか

大人として恥ずかしいことってのはさぁ日本人として

胸をはれることではないと思うぞ。

 

ま、そんなに欲しけりゃ、くれてやる。

不眠症とうつと引き換えに、友人の会社が日銭を削って

恵んでくれた、有難い月給をさ、くれてやるよ。

9万そこそこで、はっずかしいヤツのキズをホジクるのは

余計に恥だ。

 

日吉の地主さんらしいが、K泉さんといったか。

地主で居るというのも結構恥ずかしいもんだねぇ。

 

正直、親類縁者に、不動産屋が居なくて

ホッと胸をなでおろした。

 

さて

地主いじりくらいしか、ヤル気のない長男だが

ケーゾクしていることがある。

 

アシタバ湯割りである。

そろそろシーズンインするはずだが

近所で手に入るのは、日吉東急の食料品売り場だけだ。

 

デパートの食料品売り場だが、アシタバは庶民の味方、

198円で手に入る。

多分ヤオチューで売れば158円といったとこだろう。

 

アシタバにはビタミンAが豊富なので、目にいい。

趣味も仕事もモニターを見ることが多いので

アシタバ湯は何が何でもケーゾクしている。

 

美味い、そして、長男固有の能力

瞳のマニュアルフォーカスを持続させてくれるアシタバ。

アクが強く、なのに毒ではない、しかもクセになる香り。

 

アシタバは、ゴーヤにはない力を秘めている。

 

といいつつ、ビタミンC豊富なゴーヤも刺身というか

ナマでいつもいただくのがお気に入りだ。

薄くきざんでいる途中で我慢できずに、ついつまんでしまう・・・

 

青い香りと程よい(かなりの)苦味、たまらない、止まらない。

 

本来、苦味とは、毒素を探知する能力のようだが

毒素を感知する、その他の能力が得られたとき

究極の旨味(うまみ)になるように思う。

いわゆる、大人の味というやつなんだろうか???

 

正直に白状すると

わざとらしいと思うだろうが、料理をするとき

その食べたいと思う存在が、僕にあらゆる質問を投げかけ

それに答えようとすることで、自分好みの、美味しい料理に

仕上がっている・・・感覚がある。

 

料理人になりたいと思った事はないが

この美味しさを誰かに伝えたいと思う事は

しょっちゅうある。

 

まあ、タデ食う虫も好き好き系限定の味わいだろうが。

 

テキーラに合う塩がないので、しょっぱい鮭とばを組み合わせたり

メキシカンライムの代わりにスダチを合わせてみたり・・・

結構日本人にはイケると思う。

 

でもオツマミには、出汁のきいた煮びたしもナカナカである。

(なんだかんだ言ってもアシタバだ)

 

自分の口に入るものは、当然自分の口に合うように

進化するのが当たり前なのであった。

 

同様に?

魚の口に入れたいと思うものも、進化させるのが長男流。

今はマダイの口に合う存在を作り出そうとしている。

 

それはそうと

もうひといじり・・・を発見してしまった。

 

でも、嫌な感じだ。

 

ある夕刻、日吉東急1階、通常デパ地下にあたる場所で

ショバ代を払って名産物を売るコーナーを通りかかったときだ。

 

八戸のこぶじめサバを売っていた。

試食して、威勢良く山と積まれたこぶじめサバを見ると・・・

なんとマッカレルではないか!

笑いながら、お婆ちゃんに近いお姉さんに

「これヨーロッパのサバですよね」とつい本音を言ってしまった。

 

どうみても、日本産のサバとは模様が違いすぎる・・・

 

日本のサバは模様が細かいが、ヨーロッパのサバは

角ばった4ミリ巾の黒いS字が並び、整然としているので

ちょっと慣れればすぐに分かるのであった。

 

長男はサカナクンが生まれる前から?

魚図鑑をボロボロにするまで愛した男であった。

なぜか魚図鑑だけ、何度も何度も両親は修理してくれた。

しかもその後釣り人と化した長男には、サバかマッカレルかは、

哀しいかな、見間違えようがないのだ。

 

「はつぬへの、さばだんよぉ」と姉さんは頑張るが

それは仕方ないことだった。

 

高いショバ代、しかも、半身で630円もするのに

全て真っ白に漬け込まれた、枯れたしめサバ・・・

舌が、びしゃびしゃの身を感じ

冷凍じゃん!と叫んでいもした・・・

誰かが、かなり荒稼ぎできる商品である。

 

それ以上は、気の毒だし、営業妨害にもなるからやめたが

帰って調べてみると、「しめさば」「輸入」で検索すると

よりによって、八戸商工会議所が輸入している

華々しくも筆頭で出てきてしまうではないか。

 

「あ・・・・・・・・やっぱりか・・・・・・・・・・」

 

歳いった姉さんがだまされたのか、

このご時世に、仕方なく稼ぎに打って出たか

あまりに分かりやすく、哀しみに満ちた結論であった。

八戸がアダになるとは、本人も気づいていないのだろう。

 

そういうご時世なのかねぇ。

にしても、相手が悪かったよねぇ・・・

 

だが、イツワリは偽りに違いない。

産地詐称である。

生産は八戸だろうが、八戸水揚げのサバではない。

だた、言っておくが、ノルウェーは漁業に関しては

非常に高品質を維持するための管理体制が充実していて

むしろ、脂ののりは、ノルウェーに軍配が上がる。

 

とはいいつつも

心豊かに、日吉東急で時折買い物をするのだが

とんだ貧しき裏舞台を垣間見てしまった。

 

孫に何か買ってやりたいのかなぁ

年金では足りないのか、払ってなかったのかなぁ。

 

百貨店にまで、堂々と横行する詐称。

百貨店側の人材も、それを見抜く目がないのか

それとも黙認して、ショバ代を稼ぎたいのか・・・

少なくとも日吉東急1階は油断できぬ場所となった。

祭り屋台なら、酒の肴で済むのだが、日吉東急ともなれば

そうはいかぬ。

 

すらないほうが、すあわすぃだったんかなゃあ・・・

 

おそらく、逆に中国排斥ブーム?に踊っている国民に助けられ

産地詐称の国内産商品は堂々と商売しやすくなっているはずだ。

一番は、多分「米」だろう。

大きな事件が起こると、必ずその影ができる、

世の中は到って油断大敵である。

 

あーしかし

体調もあんましよくないのに

来週から日曜なしである。

役員からは、体調管理に気を付けろと言われたが

原因は体調じゃなくて、ココロの問題なんだが・・・

役員だったら、ちゃんとメンタルヘルス学んどけよな、

困ったもんだ。

 

やたら難しい仕事が飛んでくるので

症状悪化して元に戻るのもやだなぁ。

 

まあ、てきとーにコントロールしながらやるしかあるまい。

休職になっても知らんぞ、ったく。

年末にはあわや休職だったのに・・・やれやれ。

 

耳鳴りも止まらない時間が長くなったけど

目だけは元気でいられるように

今夜もアシタバ、食べよっと。


ではまた