明日を頼む、アシタバよ

 


あしたば荘、もうずいぶん行ってない。

八丈島へ行く余裕はない。

というか釣れないのに行く義理はない。

 

鳥の楽園らしいので

いつかまた行かねばなるまいが。

 

あしたば荘で得たもの、それは友であり、

そしてあしたば湯割り焼酎であった。

 

あしたば湯で割った焼酎は、乙な味わいである。

あしたばの香りがマイルドになり、不思議な風味が

焼酎と共に五臓六腑にしみこんでくる。

 

どうやったらあしたば湯が楽しめるのか

オフシーズンのあしたばを買い求めてやってみた。

 

といっても

あしたばは年中無休で成長しているから

冬場も無いわけではない。

 

前々から、あしたばを茹でた湯が

力強く緑色を発し、かなり養分が出ていることを

感じていた。

 

今回は、食べやすい大きさに茎葉をきざんで

水から沸騰させ、少し鍋のふたを空かし

数分ねかせて、もう一度、沸騰させてみた。

二度繰り返すと、更に濃いあしたば湯になる。

 

が、一度の方が、すっとした味わいで、いただきやすいし

あしたば荘の味にそっくりだった。 

不思議と少なめな焼酎を割っているのに味は深く

単なるお湯割りと違い、体が芯から

ポッポッと温かくなってくる。

 

だしがら?でもなかろうが

あしたばも程よくしんなりするので

更にそこへ日本酒、しょうゆ、カツオ節を加えて

煮びたしにすると、あしたばもおいしく食べられる。

 

豊富なビタミンAで

パソコンばかり見ている長男の目に

カツ!を入れてくれる。

 

あしたばの力は大したものである。

 

最近、うつ症状が多少勢力を伸ばしつつあるが

こころも体も、ほっとする一杯だ。

アルコール度も低いのでつまみも何も要らないが・・・

というかオマケの?明日葉の煮びたしをいただきながら

いつまでも、ほっとしていられる八丈の味である。 

 

あのとき出逢った友は、元気でやっているだろうか。

藍ヶ江の海は豊かだろうか。

 

ああ・・・また友と一緒に

あのデッカイ、ハマトビの塩焼きが食べたいなぁ。

そのうちまた、行くとしよう。


おっと、

そういえば今年はこれで最後である。

なんか冴えない一年だった気もするが、磯からヒラアジも釣れたし

最近体調は悪いが、死ぬほどでもない。

皆々様のおかげで、何とか無事一年を過ごしております。

今年もありがとうございました。

 

皆々様、そしてご家族も、良いお年をお迎えください。


ではまた