コンニャク研究はつづく

 


最近、会社を休むことが多い。

いまいち薬の効きが悪いのか、睡眠が足りないのか

朝、起き上がれない上に、会社での心労がきつい。

仕事がきついのではない、何かものすごく気疲れする。

薬の副作用のめまいもする。

 

そのためかどうか、免疫力が落ちていて、

腹下しだの食あたりだのに良く遭うようになった。

まったく、こういう歳のとりかたはしたくないものである。

 

こうして寝入りがちになって半年、ズイブンと太った。

コイツを何とかしないといかん。


さて

糸コンニャクの白くて細いものをシラタキという。

シラタキはタップリ食べても、カロリーはごく少なく食物繊維は豊富。

だが、そんなに一機食いできるほどの調理法が我が家にはなかった。

近くのヤオチュースーパーでは一袋80円弱で売っている。

二つ買うとさらに割引になるから、長持ちするので買い置きしてある。

 

長男はその辺のラーメンは好きではない。

その最大の理由が二つ、最近の脂ぎった雑味だらけの汁と

カンスイの臭いただよう、小麦粉の味わいを無視した麺にあった。

本来はとっても風味豊かで、美味しい麺料理だと思うのだが。

 

ろくに出汁の味も、出汁のとりかたも知らんで作っているような

ラーメンが巷にあふれていていつも憮然とさせられるので

あのような食品に500円以上は出す気にもなれない。

そもそも、肉と野菜と魚にキノコ、昆布はそれぞれに

出汁のとり方が違う、それをイッショクタにしてしまう時点で

料理としての基礎がなってない。

 

一方の麺はちぢれ麺にはスープがからみやすく

良いところもある。

ただし、麺類には最大の弱点、伸び・・・があった。

麺には味がしみるいとまがない、その上急いで食べないと伸びる・・・が

汁は熱い・・・当然だが。

ま、

くどい汁が麺にしみこむ前に食べるというのがラーメンらしいといえば

そんな気もするが。

 

無論、ラーメンを作るつもりも、凌駕するつもりもない。

ただ、気兼ねなく、おいしい麺を食べたいだけである。

 

さて、コンニャクの最大の弱点は、からみやすく滑りにくいことだ。

少しでもからむと、全部くっついてくるスゴサだ。

コトのほか、短めに切っておくことを心がけている。

あんまり短くしすぎて、麺(シラタキ)をすすれず

オカマ風な食べ方になるような危険性を想定したが

そんな甘っちょろいカンガエカタなど、シラタキの根性には

無用であった。

 

一品目は、ナーメン。

鶏の胸肉は、酒を入れてひと煮立ちさせた湯か

たまねぎか白ネギとニンニクを蒸して

そこへ水をはり、ひと煮立ちさせ火を止めた湯に

薄切りにして一枚ずつ入れていく。

 

こうすることで、アクが出る前に、表面が固まり

程よく下がった肉の周囲の湯に鶏の出汁が出て行く。

少し鍋をゆすってから、ふたをして数分待つだけで

透明の出汁ができる。

 

その出汁へ

しょうゆ、塩、一味、

ちょっとだけコンソメ(出汁の出がイマイチなときはカツオ出汁も)、

黒糖(粗糖、ないときは不用、コクが出て、塩分が控えられる)、

ラー油かごま油を加えてひと煮立ちさせ

更に数分寝かせる。

 

この間に、シラタキに味がしみる。

 

まっている間に、好みの菜っ葉

僕は最近漬け菜がお気に入り。

 

最後にもうひと煮立ちさせ、2、3滴の酢とコショウと菜っ葉を加え

ふたを閉めて、菜っ葉が少ししんなりしたら出来上がり。

菜っ葉の芯がシャキッとしているところがナーメンの身上。

隠し味の酢を入れると、擬似的にコクが出るのだ。

最初から入れると、たんぱく質と反応してしまうので最後だ。

 

どれだけゆっくり食べても伸びないし

お酒を飲みながらでも、炭水化物も糖分もほとんどないので

悪酔いする事はない。

 

ただし、

アルコールを摂りすぎると、体は炭水化物とか糖分を欲するので

ナーメンを食べても納得せず、なお食べたくなるので、念のため。

 

二品目はニラーメン。

これは思い切り人工的なインスタント麺料理だ。

出汁はとらずに、コンソメ、中華風だし、カツオだしをブレンドし

ターメリック、ローストガーリックに

しょうゆ、黒糖、ごま油、一味を加え、シラタキを煮る。

ありあわせのお豆腐を入れたが、ラーメンには合わないが

シラタキには不思議と豆腐もOKだった。

仕上げにニラを入れて火を止め、ゴマを指でひねりつぶしながら

振り入れて出来上がりである。

食べるときにコショウを加えると、

不思議とスッキリした、しょうゆラーメン風になる。

あたたまって、おなかが太るだけの食べ物だが

こいつを食べながら、芋焼酎をロックで飲むのもナカナカいける。

具を工夫すれば、インスタント麺の値段で、ズイブンヘルシーな

食べ物に変身する上、味もケッシテ負けない。

 

そうそう、忘れていたが、シラタキは下茹でしていたが

今はその必要はない事が分かっている。

大きなボウルか鍋に、給湯器で沸かした40度のぬるま湯をはり

もみ洗いするだけで、なんと臭みが取れる。

一度もみ洗いして、もういちどぬるま湯に漬けて置けば

OKである。

 

ところで

こうして記事を書いている最中にも違和感があるが

このところまた腱鞘炎が復活している。

休み休みキーを打つようにしている。

これからLinuxを学ぼうというときにナンということか。

 

つくづく、歳はとりたくないものである。

ま、そうはいっても仕方ないが。

今夜は何を作ろうかなぁ。


ではまた