明日があると思うとだるいので、最近自分がおかしいなと思いながらも

だらだらと惰性だけで生きている長男は、未来の理想を作りたいと思いながらも

理想よりもだるさの方が現実的だなと思いながら、今日も惰性をつくりながら

未来を求め、みつめる

 


最長のタイトルで始まったが

関東への直撃台風の接近と共に、ぢつは、ヂが訪れていた。

 

このところ、お酒が妙に美味いので量が増えていたが

そのために腸と腸内細菌が大打撃を受けて、

お通じが、硬さとは別に、苦痛を伴っていた。

 

が・・・・

ここまで成長するとは思わなかった。

40代にも、なんか壁がある。

 

その前に

南海から直接台風が来て、強い!と報道されているのに

首都圏の人間はバカ、ほんとにバカなのか

傘をさして歩けると思っている。

かっぱを着たり、長靴をはいている姿が

電車やバスに乗ったとき、誰とも知らぬ人に見られたら

恥ずかしいと思うのだろう。

 

バカだ。

 

完璧にバカだ。

傘が馬鹿なのではない。

強風のとき、何が飛んでくるか分からぬ。

大体、かっぱも着ない人間があふれる首都圏で

強風対策をしてプランターや家の周囲にあるモノを

片付けているだろうか???

どこかのトタン屋根が丸っきり飛んでくるのも

別に普通なのだ。

長男は子供のころから見てきた。

 

傘をブチ抜いて、何が刺さってくるか分からぬのに

風と、翻弄される傘に気をとられているヒマはないのだ。

万一は、確かに万分の一だが、あんたが一になったら

あんたには100%だ。

長男には他人事だし、価値観自体が間違っているので

死んでも当然、いやあんたが死んで他の人が学べるので

ためになると思う。

 

他人事的に運が悪ければ

大バカ野郎の飛ばされた傘が自分の目にぶっ刺さる・・・

なんてことも夢ではない。

 

自然と共存するとか、つまらぬキャッチコピーに流されて

恥ずかしさなどという小事を優先するなら、人柱になるだけだ。

むしろ、いかに痛ましくとも、長男は快哉の声を上げるだろう。

 

誰もがヘラヘラ笑って逃げなくても

必ず逃げなくてはならない時がある。

 

さてさて

温暖化が進み、台風が元気なままやって来てるのに

長靴ひとつ用意できない向きは棚上げして、今秋の話題へ。

 

このごろ、よく会社を休む。

それはもう、常識を超えて休んでしまっていて

でも良いのだ、と思っている。

 

長男はこれまでの、経済という架空の義理は捨てたのだ。

仮想信用を基盤に装う信用経済など、経済でもナンでもない。

会社を首になるのと、死ぬのと同じか?

首になっても死ななければ、それは100%生きられると同義だ。

誰のものか知らぬ仮想常識によって死ぬのほど

長男は常識的美学にもウトければ、常識的義理にも堅くはない。

 

ということで

休んでいるといっても

寝てばかりいると、なぜか肩だの背中だの足だのが痛い。

だから、時折キチンと起きていないと寝られない。

不眠症以外にも、こういった悩みがあるのだ。

(多分世界ひろしといえど、私だけかもしれぬが)

経済的義理は捨てたが、人間の義理はむしろ堅くなった

だから、ナンとしてでも回復が必要だ。

 

ならば・・・

 

リールでも修復してみるか。

  

って、どんな病欠だよ!

なんだよ人間的義理とは無関係な

しかも

社会的無意味に前向きな病欠!と

自分でもつっこんでおく。

 

で、思わず復活してしまったのは

Compac SIERRA IV A

舶来っぽいが、実は日本が海外に輸出向けに作っていた

純国産パチモンであった。

 

そうとも知らず、先日、我が社の資源置き場を

役員直々に案内していただいたときに

こともあろうに、不謹慎にもほどがあろうに

拾ってきたものであった。

だが、幸いなことに、ガス屋は修理こそ営業の本望、

廃品とて、修理しようというマインドが、役員に伝わったか。

 

大森製作所

それが彼の生まれたところらしかった。

 

貝塚付近なのか

それとも当時、近くに水族館があったか知らぬが

どうやら、私が生まれる15年くらい前のものらしかった。

 

不思議だ。

自分が生まれる前の存在を直す。

そして修復、稼動する。

 

調べたところ、もともとギクシャクしているらしいが

幾星霜を経て中のグリスが固まり、回らなくなったようで

生まれつきのギクシャク以前に

ボディその他がフル金属製であるにも関わらず

なぜか心臓部中の心臓部、メインギヤ(歯車)が

プラスチック製ではないか!

 

当時はまだ、石油ショックの影も形もない時代だ。

むしろ高価だから使ったのか???

んなわけはない。

 

だったらその時代以降のプラスチックは、金属以上に硬く

そして整形しやすい工業製品を生み出しているだろう。

 

つまりは、正直なところ、正統派の生み出した

正しいパチモンということである。

血統書つきのパチモン・・・スゲーモン拾っちまったぜ。

 

このプラスチックの歯車を金属に換え

ベアリングを足してやれば

21世紀のスーパー骨董リールになる。

 

が、長男はそんなにヒマじゃない。

でもギヤの作り方、誰か教えてくださいな。

 

(業務連絡:ビーブルーの皆様、誰か設計と切削の仕方知らんですか?)

 

いつか、正々堂々、魚と勝負できるリールを作ってみたい

そう思っている。

リールを使うことが正々堂々かどうかは別として・・・浪漫である。

 

が、問題は、今がまさに病欠中であということだ。

正しく休養する、正しく寝るのが大切だ。

リール修理とか、あまつさえリールメーカーを目指すのだとか

そんな夢まぼろしは心底後回しであってよい。

 

がしかし、夢でも幻でも、あればあるだけ元気が出る。

病は気から・・・最優先事項である。

 

ましてや、かつてないヂの襲来に

希望的現実逃避を試みるしかない状況なのだった。

 

座ると痛い!はれてる!

おおっ!うみも出るぞ、どんだけ出るんだ?!

ボラギノールで本当に効くのか???

軟膏か?座薬か?注入タイプか?

 

・・・・苦しいぜ・・・今こそわかったぜ・・・・

 

けど、こんなにハレるんだな、すげーぜヂよ。

更に発見。

 

咳をしたとき、時折、「ぷっ」とやってしまうことがあるだろう。

ただ、ほとんどの場合、自動的にガス突出は防がれる。

つまり、咳が出る瞬間、口以外の全ての穴という穴が

ふさがれる方向でリキんでいるのだ。

 

感じればわかるが、本当に全身の穴がリキんでいるんだ・・・

しみじみわかったぜ。

 

ってことは、○ンチするときにリキんだ時、

口を含めて全ての穴をふさぐリキみがあるという仮説も成り立つ。

おそらく力が入るのは腹筋で、それを制御するために

必要な穴だけ開放して、残りはリキむのだ。

 

人間のつくりっておもしろいなぁ。

 

こうして

リールは修復され、長男は復活している。

ちなみに、ヂの化膿はボラギノールのおかげかピタリと止まった。

 

おっと

そういえば、もう一台、でっかいパチモンもあったな・・・

これはいずれ、南国に引っ越したら使ってみようかな。 


ではまた