食べて

やせるのは無理か


関係ないが

台風男、41歳

初めての三連休が台風である。

 

台風男・・・筋金入りになってしまうのか・・・と

危うく危惧するところだったが

社長も同じ誕生日だったので、僕だけじゃないじゃん!

と思ったら、おりしも社長は海外視察・・・・・・・・・・

俺はやっぱり台風男じゃけん!

納得するハメになってしまった。

 

さて

やせたい、なぜだろう。

格好だけの生き方は選ばないのに、なぜやせたいのか。

重い、重いのだ。

磯を登るとき、いや、毎朝

日吉駅に向かう坂道を登るとき。

 

しかし

ポジティブに考えるとどうだ。

 

太っているということは、それだけで体力を消耗する。

まあ、ぶっちゃけたところは二酸化炭素排出量が増え

全地球的迷惑行為なのだが、化石燃料ほど効率も悪くないし

最近119番通報されてしまうような、

高水温による、ガス臭いヘドロの腐敗ガス(メタンなど)に比べたら、

温室効果は、ず〜っと低い。

  

長男の場合、まず胸の筋肉がついてくる。

朝の腕立て伏せが、最近重く感じず、普通になってしまった。

つまり、今の体重に腕のチカラが追いついた、ということだ。

(と思ったが、通勤カバン内のパソコン以上に、オモリを増やしておいた)

 

全てを体重基準で考えたとすると

今、長男が眼前の目標とする5キロ弱のカメラとレンズのセットを

楽に持ち上げるためには、ヘビーな体重の方が

相対的に軽く感じられ、楽に持ち上げられるようになる・・・だろう。

 

これはデブ症生活を正当化しているわけではない。

前述のようにやせたいのだ。

磯を渡り歩くには不便極まりない、命すら危険な体なのだ。

 

一方

このごろめっきり体がだるい。

モズ博士は、ビタミン剤を飲むと良いと言ってくれたが

どうもドーピングっぽくて好きではなかった。

だが、効く。

週に何回か摂取する実験をしてみている。

(アリPミンEXと同じ成分で半額)

 

この「何回か」というのが重要と考える。

 

たまたま先日

久々に眠りたかったので、睡眠を延ばす薬を飲んだが

あくる日の日中まで残って、二日ネム?で困った。

しかし、それ以前は毎日飲んでいて

思ったように眠れず、そんなにダルくなかった。

 

体は慣れる。

 

定期的にしてしまうと、体が覚えてサボってしまう。

だから不定期に、ここぞ!というときだけ摂取する。

 

タバコ同様だ。

タバコは吸い始めはクラクラ来るが

常用すると、脳の神経伝達物質がニコチンに置き換わり

いわばタバコをすわないと、バカになる。

タバコの習慣性が怖いのはココである。

 

長男は喉が弱いので、吸いたいと思ったことがないし

貧乏だったから、お小遣いも予断を許さなかった。

ま、田舎暮らしで、タバコの販売場所までが

はるか遠かったのかもしれない。

 

脳が麻痺するのだから、あえて嫌煙はしないが、

敏感なので、咳き込む自由をもらって当然だろう。

 

閑話休題

 

ビタミン剤を時折飲みつつ

もっと良いビタミン補給兼、やせメソッドはないものか・・・

 

将棋はやらないが

自分のあらゆる数手先程度なら、考えることは実にたやすい。

この歳になると、ストレスは少なくならない。

自分のこと、人のこと、会社のこと、身内のこと、世間のこと

だから食べて健康になることは、間違いではない。

エネルギーではなく、様々な意味で回復剤としての役割だ。

食べること自体も、ストレス解消になっている。

 

だが、食べてしまうことは、デブ症と背中合わせだ。

 

何年か前、おかゆ大戦というのを2度ほどやった。

が、おかゆというのは作るのにテマヒマがかかる。

しかも大戦は脱酒(ダッシュ!)を必須としてしまった。

 

これでは情け無くも弱ってしまった長男のココロが

泡盛の自由を失ってウツロになろうとする。

食べて、飲んで、自由にやせるのが良いに決まっている。

 

行き着いたのは

古式ゆかしい「一汁一菜、飲み放題中戦」である。

一汁一菜と、ご飯一杯(0.5合)が夕食となり、

飲み放題としたところで、味気なくて飲み続けられない。

ゆるめなので大戦にはならず中戦レベル、とした。

 

飲み食いの勢いを失って、我に返り、

あ〜食後のデザートにヨーグルトかフルーツでも・・・

ということで早上がりになる。

 

しかし、飲めない理由は他にある。

 

長男は、とっても味噌汁が得意だし、大好きだ。

食べたい野菜をタップリ入れて、うまい味噌汁を

ドンブリすりきり一杯作るのだ。

 

具はネギやたまねぎ、カボチャ、長いも、ジャガイモ、

ほうれん草、アシタバ、モロヘイヤ、エンツァイ、オクラ、

セリ、しいたけ、ヒラタケ、ナメコ、キャベツ、にんじん・・・

枚挙が大変だが、トマトでもOKだ。

 

皮はできるだけむかないで使う。

生物が最もエネルギー使う、境界面にも栄養があり

土の香りや、太陽の滋味があるように思える。

たまねぎやカボチャ、芋などは

同じ鍋で、まず最初に少ない水と日本酒で蒸すと

早くて、味をしっかり封じ込めた仕上がりになる。

 

アシタバやモロヘイヤの茎以外は当然、最後にさっと入れる。

葉物でも、蒸してしまえるほど筋っぽいものや部位があり

いろいろ油断できないので、出来上がりが楽しい。

 

あまりに組み合わせが難しいときは

洋風や中華風、無国籍風にして野菜スープにする。

 

スープは、大半が野菜の味わいが醸されるが

実のところ、原料はお湯なので

本当におなかいっぱいになるために

結果、飲みたくも食べたくもなくなる。

 

夏は汗もかくので水分補給にちょうど良い。

まだ試して7日たたぬが、ココロも体もはるかに軽い。

まだやせてはいないので、坂道は重々しいが

大東島の一件で、だいぶ太ももの筋繊維を傷めたので

きつい坂道でも筋肉が乳酸にあえぐことは無くて

主が息切れするだけですんでしまう。

 

筋繊維が傷つくのは相当効果がある・・・

いやいや、まだ体重が減ってないんだから

納得している場合ではない。

自分が分かっていて実行する作戦に意味があるのか?

という向きもあろう。

でも、その先を、ヘンに読んでいる長男だからこそ

単純な作戦で十分なのであろう。

 

しかし、不思議とこれまでは飲んだ最後に

よほど余裕がないと味噌汁は作らなかったわけで

それを最初から食べるだけで満足な上に、酒も減る。

これで体重が減れば、何の問題も無い。

 

いや、これこそ、味噌汁ダイエットだ!と言える。

(最終的な問題は、我が家に体重計がないことだ)

 

そうそう

大量の味噌汁には

味噌の豊富な菌類によるところの健康効果より

塩分が気がかりだ。

しかし、わかめをタップリ入れて

カリウムで排出する手をとっている。

塩蔵わかめは安くて、案外手軽だ。

塩抜きなど3分でよいのだから、

乾燥わかめよりずっと楽だと思う。

 

しかも、食物繊維が飛びぬけて多い。

しかもしかも・・・・・・・・干しても枯れても

わかめは、海育ちの長男には大好物であり

誰もがほとんど嫌う理由のない、素直な味である。

 

もし、かみさんをもらうときが来たら

こう口説くのだろうか・・・

「自慢の味噌汁を一緒に食べてください」

 

ち、ちがうぞっ!

ぷるぷるぷるるっ!!!

 

セルフ突っ込みで、首をふり尽くしてしまったが

そりゃないぜ、うん、そりゃ振られる。

100年の恋も永久凍土の下で永い眠りに着くだろう。

 

ともあれ

永久凍土もとけて、マンモスが発見されるご時世だ。

100年生きられる味噌汁だったら

それはそれで良いだろう。

100年の恋が冷め切ったとしても

その先もしっかり生きて、永久凍土から出てきた恋に

再アタックすればよい。

 

日本の味噌汁パワーよ

100年の恋も冷まさないままに

永遠なれっ!!!

 

滋味こそ本来の味覚、夏は唐辛子を入れて爽やかに。

なるべく手を加えないで、味も、体にもいい味噌汁開発に

余念がないこのごろであった。


ではまた