進化したハンダで、マイクケーブルも進化!

 


暖かさを通り越して、暑くなってみたり

やにわに寒くなってみぞれまで降ったり

今年の夏はやっぱりヒョウが降るな・・・

 

冷蔵庫には、またまた春キャベツが寝ている。

先々週の技を使って、春キャベツの味噌汁にしたら

あっという間に芯まで柔らか、甘い味噌汁が出来た。

ん〜ん♪ 春の味ぃ〜♪

やっぱり日本人は朝も昼も晩も味噌汁に限る。

 

ところで 

長男は貧乏一家に育った。

それはそれは貧乏だった。

豊かに存在したのは、オヤジ殿の商売道具、カメラだけだった。

 

木工は幼稚園のころには遊んでいた。

キリ、ノコギリ、切り出しナイフ・・・中途半端なヒゴノカミなどという

切れの悪い道具は、オヤジ殿は渡してくれなかった。

 

小学校のころには、電動ドリルを使い、電ノコに振り回されつつ

超々ジュラルミンを加工したりしていた。

 

田舎には、ラジコン屋にもパーツが少なく、もちろん小遣いもなく

作るしかなかったのだ。

 

むろん、小学校のころから、アイロン、コタツの配線

オモチャのラジコン(当時は結構高価)などの修理の真似事をし

そこそこ治しちゃったりしていた。

 

ハンダゴテの使い方も、当時覚えたものだ。

そういえばテスターも使ってた気がする。

 

あれからすでに30年近くが過ぎた・・・

ハンダゴテは高温になり、ハンダの素材も変わっている。

 

久々に進化したハンダゴテを使い

ガンマイクのケーブル細工をやってみることに。

成功するかどうかは別として、パソコンにつなぐには

ちょっとやることがあるのだ。

にしても長いぜ・・・テーブルを占拠するこの長さ!

このお尻に更にキヤノンプラグがつくのでもっと長くなる。

 

部品は秋葉原で揃えようと思ったが、面倒なので横浜で。

ケーブルはオーディオテクニカの一応高級品・・・1.5m

というか、この微妙な角度の曲がりに惚れた。

もちろん、2本のケーブルをくっつけただけの構造のでなく

同軸になっていて、中心に信号線、周囲にアース(マイナス)が

巻きつくように配線されたシールド線というところが肝らしい。

周囲からの電磁波の影響をうけにくく、ノイズが少ないそうだ。

・・・にしても過剰包装だよなあ、これ。

 

この高級ケーブルに対抗すべく、一応銀入りハンダも選んだ。

 

肝心のキヤノンケーブルはというと・・・

オーディオテクニカの3mのマイクケーブル1680円を

ぶち切ることに・・・

キヤノン(メス)コネクターは秋葉原で600円強らしい。

往復運賃と、探すテマヒマを考えると、ぶち切る方が得だ。

マイクに付属していたものは分解できないタイプみたいで

あらためて買ってくるしかなかった。

 

こうして、コネクターを分解して・・・忘れないうちに

青いオーディオケーブルを通しておく。

でないとハンダ付けに集中していると

つい通し忘れて、やり直しに・・・

 

ハンダ付けが終わったら、細いケーブルにビニールテープを

巻きつけて、ケーブルが遊ばないように調整。

でも100円で3つ入りとは・・・黒いの一個で十分だが・・・

 

こうしてケーブルの太さを調整して、カバーをかぶせて

ビスでしめたら出来上がり。

これが作りたかったんだな。

 

どういう具合になるかというと・・・

この微妙に90度より浅い確度がベルトに押されてコネクターを

外れにくくするんだよねぇ、どう?このコネクタ選び。

 

しっかし、長いなあ・・・

 

テストすると、どうもゲインが低めでノイズも多め。

やっぱりパソコンにおまけでついているマイクアンプでは

これが限界なんかなあ。

防水シールされた金属ボディだから、パソコン独特の

デジタルノイズも漏れてないと思うのだが。

そういえば、無線LAN入ってたな。

無線LANもオフしないと駄目かな???

 

とすると最後の手段は・・・

超コンパクトでPCM録音といえば

サンヨーのザクティか・・・また出費が・・・

装備の肥大化が・・・

困ったなぁ。

 

とりあえず

もう少しテストしてみてから再検討することに。

ソフトはフリーのAudacityを使ってみている。

録音から編集まで一応こなせて

しかもオープンソースで、MacやLinux用もあり

こういう優れた志高きボランタリーによって

互いに技術を磨く人たちが居てくれて

世の中、捨てたもんじゃない。

 

さあてと

不眠症が進攻してきたので

まだまだ大東準備が進まない。

今週は平日も準備だ。

新薬の治験中だから、お酒も飲めないし

眠れさえすれば、夜も集中力が出るだろう。

今回は多すぎる装備を宅配便で送るので

今週末までには何とかしないとマズイんだよな。

 

今年から旅のスタイルも少し軟派に変わりつつある

ちと情けない長男であった。

オヤジ殿など、70歳を迎えてなお

スズキを狙い、ルアーロッドを振り続けているというのに。


ではまた