3ヶ月間の脱サラ生活最終週特集

瞬感写真週(瞬間的直感写真週間)

徳之島編


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アカショウビン夫婦
下のほうがメスだと思うのだが、尾羽が無い。チロッと出ているのは一本だけある飾り羽。この姿、前にも見たことあるので、営巣中は尾羽を抜くのか?と思ったりもしたが定かではない。モズ博士Tによれば、尾羽を再生するのは鳥にとって大変な事だから自ら抜くことはないのでは、とのことだが・・・
リュウキュウズアカアオバト
まばゆい陽光のもとに出てくることは滅多に無いのだが、雨続きだったためか背に腹はかえられず出てきたようだ。ヘナチョコな尺八みたいな声で鳴くので、真似してみたら怒って向かってきた。普段は警戒心の塊だが、案外怒らせると怖くて、目を真っ赤にして怒る・・・(ウソです、目は普段から赤い)。名はズアカだが寝ても怒っても、頭は赤くならない。
ここでもご苦労さん
チュウシャクシギも居たのだが、やっぱりシギはキアシに限る?夏羽も地味で実に居眠り向きな体色だ。山集落の小さな川の川口で食事をしていた。脅かして御免なさい・・・
カワセミ
集落を流れる川にはカワセミも住んでいる。家のすぐそばだ。そっと近寄って、釣りのできない朝には、文字通り朝飯前の練習鳥だ。キレイで可愛いのでいくらでも撮りたくなる不思議な魅力があって、ファンが多いのもうなずける。朝は光が弱く、ブレないように撮影するのは結構練習になる。
リュウキュウツバメ
巣立ってしばらくたった幼鳥。口の中がまだ黄色い。翼の上から足を回して「かぁい〜っ」と言いながら掻いているように見える。よっぽどかゆそう。実は隣には冷静な兄弟が他人のフリをしていた・・・ツバメにしては珍しく留鳥。
ハグロトンボ?
・・・だったと思う。オスはブルーの体に黒い羽で、これはメス。メスは濃いオレンジの羽に白斑があって美しい。本当はアカヒゲを撮影しにいったのだが、今回も撮影できず仕舞いであった。でも、ハグロトンボのヒラッと一瞬開く羽を撮影するのは結構楽しかった。背景が暗くないと羽が美しく輝かないのでいろんな意味で練習になった。
徳之島のアマミノクロウサギ
地元で生まれ育った人でも、よっぴて観察には行かないので、めったに見たことないらしい。個体数は結構居るようだが奄美大島ほど森が広くないので油断はできない。あんまり刺激しないように撮影を心がける・・・が刺激はしている。ストロボは嫌いなようだ。
逃げなかったクロウサギ
運転が上達したK村氏。おかげでウサギが逃げにくくなり、ついに食欲に負けて逃げないヤツが現れた。手持ちで撮る動物写真は気配を覚られて大体横顔か向こう向きが多いのだが、珍しくややコチラに向いており、値打ちがある写真になった。
やっぱり逃げるクロウサギ
これが普通の姿。正に脱兎の如く草陰に逃げ込んだり、鋭い爪で柔らかい枯葉の積もった斜面を駆け上がる。見た目にモッコリしているだけあってパワーもある。柔らかい場所で足が沈まないようにするためか、足袋状のやわらかい足の裏だ。
珍獣ケナガネズミ
道に出てくることは滅多にない。そのため、人に遭遇しないのか、人を見ても慌てて逃げることはない。写真では分かり難いが、体より長い尻尾はいつも立てていて樹上でバランスを取るのだろう。子犬ほどの大きさがあって結構大きいし、毛の先が黒く、ピントは合いやすいから、遭えれば撮影は楽であった。
コチラを向くケナガネズミ
逃げ難いだけではく、向かってくることもあると言う。さすがにストロボは嫌いなようで、にらむ事はあっても寄ってくることはなかった。毛は攻撃用ではなさそうで、樹上を歩くときに音を立てないようにするための感覚毛だろう。
アマミヤマシギ
昼間は逃げ足が速いが、夜は別。道をふさいで動かないでいる。2羽の幼鳥を連れていた。このあと親だけが飛び去り子供と別れたため、都合、間に入った車に怒り心頭、攻撃してきた。が、あんたが子供を置いて逃げたんじゃん・・・と突っ込みたかった。子供は尾羽が短くキーウィみたいで、親よりも兄弟で肩を寄せ合って可愛い。ということはカンシャク持ちの親はアテにしとらんのか!?
超珍鳥
ズアオホオジロのオスで、山集落の県道沿いの電線でさえずっていた。雨続きで一度しか目撃できなかったのが残念。モンゴルからイランにかけて分布しているらしい。このところの気候変動を利用して分布を拡大しようとしてるのかもしれない。

ではまた