3ヶ月間の脱サラ生活最終週特集

瞬感写真週(瞬間的直感写真週間)

小笠原編


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とど=アオチビキ
母島で釣れるアオチビキは青くない・・・がなぜかは定かではない。味は普通だが、水深の浅い4〜5mの防波堤で釣れるのは普通じゃないと思う。今回のは大きいので1.8キロどまり。
ちぎ=バラハタ
小笠原では冬以外は身が柔らかく刺身にならないという。南大東では身が締まって美味しいのに。しかし上品な白身の天ぷらはたいそう美味しかった。やっぱり南国の白身魚は美味しい。なにせ内地の魚より臭わないし、デカイから食べごたえがある。実は記事にしてないが写真のは2.8キロ。
イソンボ=イソマグロ
生まれて初めてのイソンボで1キロ強くらいのお子様。小笠原にはファンが多いようで港を散歩するオッサンが、港内のメアジに着いた10キロクラスのイソンボを見かけると、すすめてくれる。だが、激しく拒絶しておいた。不味過ぎるイソンボを釣ってうれしい人間など、巨大ザメにチャレンジしない、エセ大物釣師か人間ウインチ好きくらいなもんだ。
メジロザメ
通常、母島の港にはホワイトチップことネムリブカが居るのだが、どうやら餌が厳しいのか、魚市場が撒き散らす魚のアラを狙って別のサメもうろついているようだ。さすが、2mを超えて成長し、2億年も続く地球の覇者らしく、少々何をやっても死なないツワモノだ。
ハハジマメグロ
メジロの小笠原進化系と言われるメグロ。1mくらいまで接近することもあるが、人が多い場所では慣れてしまい、寄ってこない。極端にシャッター音を嫌う個体もおり、マトリクスのエージェントのように、1/250以上でシャッターを切っても、足だけは写り、体は反応して完全にブレていることもよくある、恐るべき反射神経の持ち主。マニュアルフォーカスで撮るには、救世主になるしかないのか?
角刈り系硬派メグロ
実は鍛えた長男なら、救世主ならずとも、時折止まって写る・・・?接近するときは興奮しているためか、毎度頭の毛を逆立てている。横顔が多いが、好奇心が勝る時はよく正面も向く。いいなぁフサフサで・・・ゴルゴとかアフロメグロも居たら、もっと楽しかろう。
好奇心ハンター
好奇心の接近も命がけなのか、メグロのアップは結構怖い。クマドリのある眼光も鋭く、クチバシも鋭い。が・・・顔は怖いけど、翼にネグセが付いてるぜ・・・時折こういうのが居るので天然寝癖ハンターとも言えるだろう?食後の花粉がいっぱいついたクチバシのも寄ってくるが、こちらは御飯ツブ付着同様でキレンジャー系か?(古っ!!!)
ハシナガウグイスのメス
チェッとかチッチッと鳴きながら下草の陰を静かに近づいてくる。メグロよりも好奇心が強く、しばしば1m以内まで接近し、まんまるキラキラの瞳でしっかり人間を両眼視する。もはやピントは合わず、呆れて離れるよう注意したくなるほど。一羽でなく、2〜4羽くらいでやってきて、少しずつ歩くと着いてきてしまう。本土のウグイスとはエライ違いだ。
ハシナガウグイスのオス
鳴くときは喉の両側の肉が出て、黒い内側の羽毛の中に地肌が見えることが多い。じっとしていると、頭の直ぐ上でもヤカマしく普通に鳴くほど人間好き?至近距離で意味なくこっち向いてホーホキョっゆうな!しかし、人が多いとやっぱり寄ってこなくなり、林が静かで寂しくなる。
オガサワラノスリ
ついに背中側を写せなかったが、背中はトンビ並に茶色い。母島での個体数はそんなに多くなさそうで、居ても半径1キロに一羽くらいなものか。案外飛ばず、飛んでもじきに林へ帰ってしまう。ねずみを食うらしいが、じゃあ何のタメに山の上を高く飛ぶのだろう・・・祖先の血が騒ぐのだろうか。フィルターも使ってないのに青空がまぶしい。
走れ!トラツグミ君
ツグミ類の中でも特に暗いところ好き。しかし、若鳥のうちは気にしないで結構陽のもとにも出てくるし、逃げても完全には隠れない事が多い。短い尾を立て、走って退避する姿は格別に可愛い。一発で長男の心を射てしまった。
アオリイカ
父島の二見港の一角、おがさわら丸の接岸する岸壁の近くで2週間居たようだ。来るときも撮影したが、帰りのこの写真では、だいぶ成長しアオリイカと分かる姿になっていた。さすが1年で5キロくらいまで巨大化できるだけのことはある。がんばれアオリイカ君!
トビウオ横顔
帰りのおがさわら丸で撮影。何トビか調べてみたのだが、生きた状態のトビウオはほとんど図鑑になく、羽の色での判別は難しいようだ。しかも死んだら脱色するみたい。かろうじて赤っぽい写真があり、これは多分ど真ん中の「トビウオ」のよう。珍しく船と並走していたが、これではちっとも逃げてないぞ。マイナス補正でも白飛びする難しい相手だ。
トビウオ後姿
一般的にはこういうアングルが普通。逃げる姿だから後姿で当然だし、キックの波シブキもいい感じだ。とび具合を見はからい、単写か2連写しながらカメラの限界を回避して撮影していたが、それでもしばしば処理が間に合わず、肝心なショットを撮り損なった。キヤノンさんよ20D、30DシリーズのRAWの連写枚数、少なすぎだぜ。少なくとも20カットは必要だ。
トビウオ飛翔
撮った後から気づいたが、飛んでいるトビウオは合成画像みたいで味気ない。必死で撮ったんだけどなぁ。最接近シーンは前述の連写枚数の関係で撮り損ねてしまい、さすがに悔しかった。夕暮れなのでトビウオカットがどれもやや赤いのはご容赦。

ではまた