もうそこに冬

もひとつおまけの

IT生活役立ち情報

 


早くもなじみの口笛が届いた。

冬の渡り鳥、ジョウビタキ。

この翼で遠くどこからやってくるのだろうか

しかし、毎年毎年メスである。

 

慌てて撮影したせいか、ピンぼけ、後ピンだが

このカメラ、どうも見た目と違って写るように思えて仕方が無い。

一度やっぱりメンテナンスに出した方が良いのだろう。

 

今年の秋は、秋口に雨が無く、急に寒くなって雨続きとなった。

決まって週末に雨が降る周期にはまっている。

天に怒りをぶつけても、何の意味も無いのでしないが

まあしかし、不人情な天候である。

いや、やっぱり先週も述べたように七曜にしがらんでいる

我々の生活自体が招いたことなのであって

不人情なのはむしろ七曜を定めた古来の誰か・・・だ。

六曜であったなら、週休二日もずいぶん楽であろう。

否、むしろ三曜にして、週休一日でも良いかも知れぬ。

二日働いて、一日休む、これ実に豊かな過ごし方ではなかろうか。

 

このところの週末の雨で釣りもできず、撮影もむろんままならぬ。

 

さてこのところ、役に立つ記事を書いていない様に思うので

本日はサラリーマンのITライフに役立つ紹介をしてみたい。

これからのサラリーマンにとって、情報セキュリティとやらで

仕事のデータはお持ち帰りすら出来なくなるようだが

そうでもない会社もあるだろう。

もれないようにしたところで、効率が落ちる事とトレードオフとは

企業とは大変な立場に立たされたものだ。

 

ハテナという会社のように全部公開にしてしまうような

こういった無駄な投資も心配も要らない、IT企業もあるのだが。

 

さて、そんな暗号化企業の宿命などは放っておくことにして

お役立ちというからにはやっぱりキチンと情報を載せねばなるまい。

今回はフリーソフトウェアを紹介したい。

 


直リンクを張ると許諾など手続きがややこしいのでURLのみ掲載しています


 

(1)まず、サラリーマン御用達といえば、オフィスである。

 

ビルゲイツに対抗する勢力なのか、意外にもオープンソースとして

非常に優秀な有志のプログラマらによってフリーウェアが開発されていることを

最近になってようやく長男も知った。

 

http://ja.openoffice.org/

 

本当にビルゲイツへの反抗なのか、サンマイクロシステムズが

肩入れしている。

ん?知っている人は知っているだろう。

最近チラホラ話題になるソースネクストの格安ソフトに

スタースイート7というのがあるが、これは、ここOpenOffice.orgで

開発されたものをリファインして売っているのではなかろうか???

 

まあ、肩入れしてるのだから、ちょっとぐらいズルしてもうけても

よしとしたい。(正式に、手を加えて売って良いと規定にもある)

 

どちらも完全互換ではないと思うが、十分使える。

Windows版、Linux版があり、MacOSX版は同様の別のプロジェクト

NeoOffice/Jで配布されている。

 

http://www.planamesa.com/neojava/ja/

 

個人的にはパワーポイントに関しては

アップルが販売するiWork '05のKeynoteで作る方が断然カッコいいと思う。

一応デザイナーとですから。

 

いずれにしろ、MSオフィスよりずっとお財布に優しいソフトウェアである。


(2)つぎは画像閲覧ソフトVIXである。

 

http://homepage1.nifty.com/k_okada/index.htm

 

案外、ビルゲイツにだまされて、WindowsXPで標準で用意されている

画像表示に甘んじている方が多いと思うが、あれは重くてだめである。

しかも見る意外、さしたる機能がないし、からっきし使いにくい

ビルゲイツのOS抱き合わせソフトというのは、なんにしろ儲け一辺倒で

どこからか技術をもってきて入れただけのツギハギが多いので

さもありなんである。

プロが使うには、RAWデータ(JPEGに加工する前の生データ)に

対応していないので、あくまでもアマチュア用となるが

画像のサムネール(縮小表示)が高速で、写真のベタ焼きのような

縮小表示をプリントアウトしたり、HTMLアルバムとして書き出して

サムネールをクリックするとオリジナルデータが表示されるような

機能も豊富で、明るさの補正などの簡単な画像修正加工もできる。

更に、デジカメの撮影時のデータ(EXIF)も見られるので

どんな状況で撮影したのか分かるので、違いの分かる人間には?

非常に便利なソフトである。

 

ついでに加えておくと、たいがいの画像閲覧ソフトは

見に行ったフォルダに、そのフォルダに入っている画像のサムネール管理

ファイルを、不可視ファイルとして勝手に作成してしまう。

このソフトも作成するのだが、作成場所を一箇所に指定できる

機能があるため、ヘビーユーザーにとっては、隠れた利便性がある。

つまり、フォルダを移動しようとするとき、不可視ファイルが大きくなり

本来の画像コピー以外の容量と時間を食わされずにすむというわけだ。

うーむ、目の付け所がコア過ぎたか???

 

オカダさんという方が開発されているが、かれこれ2年も進化していないし

もう、バージョンアップしそうにないが、ともかく未だに長男一押しの

画像閲覧ソフトウェアである。

 

そうそう、先日リリースされたスゴイ画像閲覧ソフト、WinCCD。

 

http://www.alpic.jp/

 

機能的にはVIXをしのいでいるところもあり、RAWデータも閲覧できてしまう。

まだ使い始めたばかりだが、さすがは最新、超高速でサムネール画像を

表示してくれる。

惜しむらくは、時折長男のようにひとつのフォルダに1000個以上の

ファイルをつっこんでいる場合があると、一気にサムネールを作ってから

表示するようで、固まったのか?と思うくらい待たされるが

しばらくすると画面を一瞬にして画像で埋め尽くすスゴさ。

う〜む、今後の進化も楽しみなソフトだ。


(3)デジカメつづきになるが、一括画像縮小ソフトResizeも紹介しておく。

 

http://www.digitalphotoarts.com/

 

昨今のむやみに高画素化したデジカメで

のべつまくなしに撮影してしまった宴会写真などを一括して縮小し

配布するのに最適なソフト。

超高級プロ用ソフト、フォトショップでも出来るが、圧倒的にこのソフトの方が

簡単、キレイ、便利である。

長辺で指定できるので、縦横どちらの構図でも、一定の大きさにできて

ついでに、末尾に「-s」などといった文字を加えてリネームする機能まであり

地味なサイズ変更機能を集約しただけのソフトなのだが

実に考えられた使えるソフトだ。


(4)ついでに釣りネタも紹介。

 

http://fmie.cside7.com/program/tide.html

 

パソコンからPDA、ケータイまで、いろんなタイドグラフ(潮汐、潮位表)を

表示できるソフトやサイトを紹介している。

もうずいぶんTide for PalmやTide for Winにはお世話になっていて

あちこち島に行ったり、微妙な潮位を調べるのに重宝する。

釣り人でも、かなりコダワル人しか使わぬソフトだろう。

今週から、ケータイ用のソフトもダウンロードして、つかってみている。


(5)話をIT系に戻して、圧縮ツール。

 

http://www.chitora.jp/lhaz.html

 

このLhazは案外知られていないようだが、右クリックして簡単に圧縮できたり

解凍しないで中を確認したりできる。

もちろん、Lha、Zip、Cab、Tarなど各種の圧縮解凍をDLLの別ダウンロードなど

必要なしにやってしまう優れもの。


(6)実は使ったことが無いのだが風のうわさに、結構使えると聞いたことのある

UNIX生まれのフォトショップのようなグラフィックソフトGIMP。

 

http://www.gimp.org/

 

UNIX、MacOSX、そしてWindows版も出ている。

さすがUNIX系、インストールはちょっと面倒で、ソフトの前に実効環境(ランタイム)を

インストールするところが、それっぽい。

フォトショップに似たツールが並んでいるので、長男には分かりやすい。

サイトは海外だが、日本語もばっちり対応している。


あらためて

タダで使わせていただけるソフトウェアは、探してみるとズイブンある。

こういうやる気があってボランタリーでという向きには力を貸したい長男であるが

どういったアプローチをしたものやら・・・とりあえず、使わせてもらって

改善ポイントのアイデア提供でも出来れば・・・と思うところ。

いやいや、便利な世の中になったもんだ。


ではまた