離島は 小さいことも大事

 


 

ユダヤ教とイスラム教の戦いは、今回はイスラムからテロを仕掛けてこもり、

膠着するに見えるものの、イスラエルからすればガザ地区を一掃できるから

人質の解放があろうとなかろうと、殲滅したくて仕方なかろう。

イスラム教系の周辺国など、イスラム教徒の人道ばかり言いたい放題・・・・

テロを仕掛けた連中に肩入れする倫理観は、怪しい方向に向くばかりだ。

 

無宗教な私にしてみれば、とるに足らぬ望みのために人命を左右する姿が

滑稽で仕方ない。 宗教は人道に勝る倫理らしいから、話にもならぬ。

ニンゲンより、ワケのわからぬカミとやらを信じて戦争する阿呆さは論外だ。

よほどニンゲンを信じないのがアタリマエな人民が、世界にあふれている。

 

ニンゲン基準の倫理をわきまえているのは、ごく一部の民族だけなのなぁ・・

地球の摂理は、思った以上に妄信的な民草をもてあそんでいる。

 

そういえば、大阪万博では500億円を浪費しちゃうらしい。

ダメダ首相をはじめとし、わが国のオエライサンらは、金銭感覚ないね゛〜。

ネットの時代に、なぜリアル万博が必要か・・景気対策にしても偏り過ぎる。

それにまだ、武漢発コロナウィルスが消滅したワケでもないし。

 


 

日常が、ずいぶん物騒な感が続いている。

 

トリトリデッキの周辺は、すっかりジエタイの車両が占拠している状況。

今回の演習は、物々しい雰囲気に満ち満ちてい、島民への刺激は大きい。

 

全ての民が同じ方向を向くのは逆に危険ながら、軍事行動のみ危険とする

単純な反対意見≒小学生の学級会レベルのコメントを報道に載せるのは、

恥ずかしくないのだろうかと、毎度苦笑千万。

 

ま゛〜ど〜でもイイんだけど。

 

私には、第一空挺団の看板が見らえただけでも、結構めっけもんである。

 


 

さて

 

大島からもどってきて、シミジミ思う。

わが家のまわりは、鳥ガ多いなぁ・・  しかも、逃げなくて、距離が近い。

 

きょうはじめて、ワシと一文字だけ違っていて、まだるっこしかった、

哺乳類額の権威である教授と面会させてもらった。

 

たまたまその教授と、徳之島でクロウサをはじめ夜行性の動物を

撮影してきたり、ガイドしてきたオッサンの名が、激似なのである。

 

島では、とかくワシの名とかぶるから、長年互いの存在は認知してい・・

あらためて顔を合わせ、人となりを確認したカタチとなった。

 

その教授に、大島は広いだけでワシには興味がわかない、と述べると

静かな口調だが、どうやらそうでないと謂いたいようであった。

 

哺乳類は、いかにしてその地域に馴染んんで、ある意味ヒキコモリ的に

進化することで合理性を得られるワケだが・・鳥派だから興味ない。

 

季節や気象の変化に対応するダイナミズムこそ、興味の対象であって、

もとより研究する気も無い、ただの勘をやしないたいオッサンである。

 

会話は、対立もせず、ただただ平行線だった・・・・

 

大島は固有種がいなければ、ほとんど魅力のない、沖縄本島と同じ

便利で住みやすい南国の離島である。

 

釣りや野鳥を好むワシにとっては、だだっ広いわりには変化の乏しい

環境しか無くて、見どころのビミョ〜な島なのである。

 

それに対する答えの骨頂の一つが、ムクドリとホシムクドリの生息だ。

運動公園で、毎冬フツーに見られるが、実に特殊な現象で、日常でもある。

 

本来の冬鳥だったムクドリが根付いて、その増加に伴って、他のムクドリの

渡来が増えてきているのである。 最も多いのが、ホシムクドリ。

 

あまり渡りをしないギンムクドリや、なぜか繁殖地より北上して越冬する

カラムクドリなども徐々に増えている。

 

かててくわえて、ひらけた運動公園で楽ちん観察できてしまう。

 

おそらく

哺乳類学者には実感が無かろうが、野鳥の場合は、島が小さいほど

限られた環境を合理的に野鳥が使うため、探し回る必要が無い。

 

哺乳類は飛べないから生息には広い土地が必要だし、分散しているから

観察にも探し回る手間がかかる。

 

合理的に渡り鳥を観察するなら、多様な環境が凝縮された島が理想的。

 

そうした安定的に渡来する群れがあると、それに釣られる鳥も寄る。

今回はアトリ。

 

ムナグロやコチドリなど、あまり人を警戒しない鳥たちがいるから、

ついつい、逃げないで採餌し続けてしまう。

 

そうして鳥が集まって来れば、当然ながら捕食者も来る。

今秋は、内地でもよく見かけていた、ノスリ。

運動公園わきのイノーに、卒然降りてきた。

 

トリトリデッキのキャラクターでもある、クロツラへラサギも渡来。

一時はヘラサギもいたが、どうやらここが合わなかったらしい。

 

こうした観察場所や職場、買い物が、家から車で5分。

アマミノクロウサギなどを観るにしても、15分程度で行かれる。

 

政権与党とプーちんのため、物価高過ぎる島ではあるんだが、

もとより生活の利便性を求めて、徳之島へ来たわけではないのだし・・

大島の観察場所の遠さは、離島にしては一際もどかしい。

 

このごろ、政策的にも意図的に奄美大島を喧伝する向きがあるんだが

自然を堪能するなら、徳之島の方がグッとオトクでしかないと思う。

 

けど、ソレを知られて、島がムダに賑々しくなるのは嫌だなぁ。(笑)

しかも、フツーに美味い食事ができるところがなくて、ガッカリ千万だし。

反面、離島臭さは満載なのも確かではあるんだが・・・

 

あらためて

徳之島に移住して、正解とゆ〜か、排他的に好さを感じるこのごろ。


ではまた