かなり変わったのが来た!

 


 

ところで

きょうは晴れて意外と寒く、乾燥している。 もう梅雨入り時期なのに。

海開きは済んでいるが、ギリギリ夏日程度の気温に東からの強風で、

泳げるような陽気ではない。

 

さらに、わが家のまわりでは、キョロロロロロ〜の声がしないし、

きのうなど、近所のバババナに混じり、冬鳥ノゴマのサエズリ練習が

聞こえていた。

 

ババたちは耳が遠かったり、会話のキャッチボールの暴投が多いから

声がデカくてはなはだヤカマシイんだが、きょうは日差しが強い上に

東風が強いからかバババナは咲かず、風の音だけが唸っている。

 

ここ数年、3月からが寒くなり、梅雨入りまで寒の戻りが止まらない。

< tenki.jpより

なぜか逆風である東風なのに、大陸からPM2.5の飛来が増えてい、

やたら鼻毛が伸びたり、アレルギー性の鼻炎で咳が止まらない。

 

温暖化とは名ばかりに寒く、体調にも釣りにもヨロシクナイ気候だ。

せっかくの南国らしい若夏はどこへ行ったやら・・

 

そういえば

内地にいたころは、黄金週間といえば南大東島で釣りしてたなぁ。

 


 

先週木曜、違和ばかりの大きな鳥が現れた。

図鑑ですら見たことはないものの、頭の羽毛がスーパーサイヤ的に

逆立っているから、カンムリカッコウに違いないと直感した!

 

と謂うのも

次の広報誌の特集で珍鳥をとりあげるのに、奄美野鳥の会のHPを

調べていたら、過去のバンディング=足環をつける捕獲調査の際に、

カンムリカッコウが大き過ぎて、かすみ網から逃げられてしまった・・

との記述があったのが気になっていたのだ。

 

興奮しながら撮影を始めた矢先、シャッターとダイヤルがポロッ・・

こ〜んなときに゛っ!?

 

前々から、ダイヤルが空回りする現象はあったんだが・・

よもは外れるなどとは、思っていなかった。

 

とりあえずパーツを拾い集めて、ハメてみたら直った!?

 

ので、撮影を再開。 したものの・・

枝カブリがすさまじい。

長い尾羽はずいぶん重そうで、だらっとしていることが多い。

 

エサはナニかの幼虫で、そこそこいるらしい。

陽炎とピンボケのダブルパンチだ。 トホホ・・

尾羽があちこち枝にひっかかり面倒そうだが、あまり気にしてない。

 

さぞ遠い大陸からやってきたんだろと思ったら、お向かいの大陸産で、

しかも東シナ海をはさんで中国東部で繁殖しているから、緯度的には

九州や南西諸島で繁殖していても不思議はないが・・国内では迷鳥だ。

 

調べてみるに、日本列島を通過ルートにしないだけで、大陸沿岸を

南北に移動する渡り鳥は少なくないようだ。

 

たとえば

内地で繁殖しているコマドリも、越冬のために中国南部へ渡るんだが、

南西諸島は通過しておらず、どうやら朝鮮半島を経由するらしい。

 

カンムリは、わりといつも立てているようで、ネットの写真も、図鑑でも

この姿で載っている。

ちなみに、愛用の日本の野鳥図鑑590には載ってなく・・・

いつぞやの、ズアオホオジロ以来の珍事である。

そろそろ、買い替え時かなぁ。

 

もう一冊の、Birds of East Asiaにはイラストが載っていた。

英名ではChestnut-winged Cuckooで、直訳すると栗色羽閑古鳥、

頭のことには一切触れておらず、そこ気になる? な感じである。

 

ユリカモメよりも5センチ長い、45センチもある。

こんなのが目線の高さにいると、いやが上にも目に入ってくるし、

日常の空間に、別世界のイキモノが入ってきたような気分である。

 

 

仕事を終えて帰宅し、例のポロッとシャッターを確認してみるに・・

ダイヤルを固定している半透明の部品が崩れ、一部がダイヤル内に

付着していた。 先日来のダイヤル空回りは、これが原因だったのだ。

 

ある程度、崩れが進んでしまうと、ダイヤルが空回りするようになり、

さらに進むと、シャッターボタンの押し戻しゴムの反発力を抑えられず、

はじけ飛ぶ・・といった顛末になる。

 

いや、そもそもなぜ半透明所樹脂が崩れたか・・原因は、ワシの皮脂。

4年半の間、ほとんど毎日押し続けたシャッターなので、内部に浸透し

芯からコテコテだったのだ。

 

あのタフパッドのエラストマーですら、フニャフニャに伸ばしてしまって、

今や見る影もなく、8割がたはがしてしまったほどの実力派であった。

 

さておき

ウルトラ多用途と書いてあるボンドで、ダイヤルの固定を試みている。

 

ネットでサラッと調べたが、このような症状は見つかってなく・・

わが身の脂分分泌の多さを、文字通りヒシヒシと知ることになった。

 

 

閑話休題

この格好のカッコウだから、さも個性的で高らかに鳴くんだろうと、

期待に胸をふくらませつつ、いそいそネットで検索してみたところ・・

幼児がリコーダーをピーピーと吹いているような単調な声にガッカリ

させられてしまうことになる。

  

ともあれ

特集記事に、華を添えてくれることは間違いない。

 

あす大島からカノジョが来るが、強運だから見られるかも知れんなぁ。


ではまた