雨天曇天の 冬が来る

 


 

ヘンなことがある。

おふくろ様に頼んでおいた鮭の中骨缶が届くんだが・・ 臭い。

もったいないから、ごま油を加えたりしていただくが、厳しい。

かび臭いわが家のせいだろうか? 純米吟醸酒も香りが狂う。

都会と違って、常に潮風のなかにサトウキビのニオイがするからか、

同じ食べ物でも、感じ方が違ってくるのかもしれない。

 

週末デートのとき、九州しょうゆ味の焼き肉弁当を食べた。

ばくだい甘くて、吐きそう一歩手前で驚かされる。

レモンが薄すぎて、絞ることすらままならないが、必要なのか?

 

ほっともっとの弁当は、地域性があったとしても、九州全域の

ニンゲンが、この甘ったるたるたるたるたるたるたるぅ〜いのを、

平然と食べられるハズはないと思うんだが・・・・

 

まるで、私の味覚が間違っているのか?と思うほどの甘さだ。

 

ホンマは鶏天タルタルつきにしたかったが、売り切れだった。 

 


 

このごろ、西風でも東風でも、ウネリは東から入ってくる。

 

おとといは南東の風で穏やかだったが、ヨナマビーチに行くと・・

なぜか正面からの西風で、チヌ狙いのソフトルアーなど飛ばない。

この地域は、山を奇妙に回り込む風のため、向きが読めず厄介だ。

 

きのうも晴れて28℃になったが、今度は南西の風が8mを超えて、

西からは風波、東からはウネリと謂う状況になってしまった。

 

与論島に出張しているカノジョからのメッセージに、上りの定期船が

運休したと謂うから、台風どころか、わりと日常的に運休が発生する

ようになっている。

 

このごろしばしば、スーパーのパンコーナーが空になるのだ・・・

 

そしてきょうは、北風10mの雨天曇天となっている。

せっかくヒマがあっても、遊べない南の島・・

いろんな意味で、シケた島になったもんだ。

 

仕方なく、新しい看板デザインのため、南部の現場へ赴いた。

 

あ゛〜ここの新たな看板にも、面倒な電話があったとゆ〜ウワサ・・

イボイモリの看板なんか立てたら、盗まれるんじゃないか、とか。

 

そもそも電話してくれたニンゲンは、自然遺産の賛成派では?

であれば、積極的に希少種を活かした観光の活性化が必須なのを

知っていると思うんだが・・

 

パッと思い付きで、天然記念物の生息地を公開した・・ なんて事は

するワケないんだが。

 

シマッチュらしい短絡思考に対して、自己反映的に心配になって

電話してくれた・・ のかもしれないなぁ。

 

幸か不幸か、整備計画に関係したのは、島外出身者が多かった。

 

この森は、残念ながら周囲をすべてサトウキビ畑に囲まれてい、

閉鎖空間となって久しく、遺伝的な弱体化は否めない。

 

しかしながら、イボイモリの繁殖は活発で、ハブが危険だからと、

サクッと湿地を埋め立ててしまうワケにもいかなかった。

 

観光目的もあるが、むしろシマッチュに奥深い自然を実感してもらい、

愛着を抱いてもえらたら・・と、何年もかけ見守り、準備した場所だ。

 

少なくとも私は、保護地域が小規模な島でガチャガチャしたくなく、

自然遺産には反対だった。

 

ワケの分からん国連目線の、世界自然遺産なんぞとは関係なく、

はかなくも豊かな自然を、シマッチュが肌身に感じて欲しいから、

個人的にも、採算度外視で活動を続けてきたのである。

 

私の人生をかけたテーマが、自然とニンゲンの距離感であり、

それを短縮するのに最も近道なのが、徳之島だと感じている。

 

ちなみに

奄美群島では、通常そうそう簡単に見られる代物ではないそうで、

そういった意味でも、他の島の皆々さまにもオススメである。

ヤンバルでは、そこそこ見つかるらしいけど、やはり森の中・・

 

他方で、先週木曜から驚くべき現象が起きている。

18羽のヒドリガモが、警戒心を振り切って運動公園へ通い始めた!

間にいる小柄な鳥は、国内では珍鳥あつかいのホシムクドリである。

なんとも不思議なコラボ・・ なのだ。

 

自然のなかでも、特に鳥との距離感をつきつめてきた私にとって、

とても嬉しい予想外である♪

 

きょうも半数が、トライアスロンの後夜祭のところで、採餌している。

荒天だから人出がなく、好都合なのに違いない。

奥の1羽は、たまった水をグビグビ飲んでいる。

 

たぶん、この群れの個性、伝わってきた文化?なのだろう。

他の地域でも、ちょくちょく観察されてきたようだ。

とはいえ私が知る限り、運動公園では初めてのことだ。

 

ともあれ

武漢発コロナウィルスの影響もあり、閉塞感みなぎる生活は続く。

 


 

貧民らしく最も安い、めん食の「焼そば」を食べてみることに。

3食で税抜き158円。

 

島のAコープでは、まだ税抜き価格のみ大きく表示し、

ごく小さく税込みを表示しているから、税込みの記憶がない・・

 

麺は細めで悪くなく、ソースは独特で薄めの味。

最初から、野菜たっぷりで炒めたような香りのソースなのである。

このごろのコンビニやスナック菓子で育ったジャンクフード世代には

たいそう物足りぬ味だろう。

 

気に入ったのは、麺の長さ。 長くても20センチくらいだろうか。

 

焼きそばの調理は、最後の盛り付けまで油断できないんだが、

長い麺だと、からみを防ぐため一口ずつ程度に小分けに盛る。

 

どうやら、その手間がかからない麺のようで、なかなかの工夫だ。

パンチのない優しいソースの風味も、どこか懐かしく、気に入った。

 


 

いよいよ、10mがフツーの冬の季節風が吹きだした。

雨天曇天、強風、荒れ模様がつづく冬が来た・・・

 

あすには政府から、節電要請が出されると謂うが、わが家は限界。

そもそも、暖房もテレビも無い。

 

電気を食う光のONUやADSLのモデム、強力なW-Fiルーターもなく、

小電力のモバイルルーターのみである。

 

ACアダプターは、スイッチ付きのコンセント接続か、抜くかしている。

 

ゼータクと謂えば、寝室の電球スピーカーと、小さな常夜灯が2つ

24時間稼働している程度だ。

 

もしかして、電子レンジもスイッチ付きコンセントがイイのだろうか?

 

せっかくなら政府も「節電妖精」とかデザインして、普及促進しては

どうだろう・・ なんて、ムダに考えてしまった。(笑)


ではまた