ゴマモン ゲットだぜ!

 


 

ロシア軍は強くない・・ 今回のウクライナ侵攻は、ロスケのまとまりのなさを露呈。

戦線を維持する兵士の不足から、給料アップして元軍人を募集しているよう。

結局のところ、ニンゲンを統べるのは、カネのチカラなのかね゛〜。

ロスケに攻め込むモノズキはいないと思うが、武器が不足すると、国境が危うい。

 

いつの間にか、武漢発コロナウィルスの国内での死者数が、3万人を超えていた。

軽く、島の総人口を超えてしまって、いささかゾッとせざるを得ない。

ただ、感染者数に比べて、意外なほど死者は少ないな・・ とも感じた。

年齢の構成比だと、ほとんどが70〜90代で占められてい、摂理的には正しい

傾向にあるので、増えすぎたニンゲンに対するウィルスの通常の振る舞いである。

 


 

けさは久しぶりに晴れ予報だったし、晴れている。

気になっていた、ヨナマビーチのゴマモンがおるかどうか・・ 確かめに向かう。

 

数年前から人口浜のあるリーフの内側に、大型/良形?のが入るようになった。

ダイバーがサメより恐れる魚だけに、ビーチを利用する子らや、トライアスリートが

カジリつかれては、一大事なのだから。

 

それと、ちょっと釣ってみたい・・ 気がしていたのもある。(笑)

 

つい先日も、浜から10メートルないくらいのところを掘り返すのが見えた。

かなり大柄で、近所に巣穴のあるムラサメモンガラも迷惑そうに見に来ていた。

 

今朝もまた、近くでゴリゴリやっていたので、竿を出すことにした。

先日は、磯のカスミアジ用タックルで、ハリス7号を如実に嫌がられたから、

ぐっと細い仕掛けで反応を試そうと、極端な思い切りをしてしまう。

ヒラアジング用のボーダレスBB 420ML-Tに、3.5グラムのジグヘッドリグ。

いつもの道糸0.8号、ハリスもフロロの2号にしてみた。 渋かろ?(笑)

 

ほとんど、波止のサンデー・グレ釣りタックルだ。

 

一投めで、ゴリゴリ食らっているのが見えたが、合わせていいか判らず放置したら、

びゅん!と嫌がって逃げたようだった。 んが・・

どうやら、フックがパキンと折れた音に驚いたらしい。

口にしたのが、厄介なテッポウエビかモンハナシャコと勘違いした・・ のかなぁ。

 

さすがに

キャビテーションが発生させる強烈な衝撃波攻撃は、モンガラの歯も砕きそうだ。

テッポウエビに至っては、プラズマさえ発生するらしい。

 

仕掛けを組みなおして戻ると、もう一匹やってきて、争って沖へ行ってしまった。

まだおったんか・・

 

見る限り、縄張りをにメスを囲うているワケでなく、外海に縄張りがあるけれど、

朝食はビーチで・・ といった風である。

それでも、自分の餌場に別のオスが来ると、追い払いたくなる性分のようだ。

 

ただ

互いに硬い鎧のような体だから、直接攻撃してもムダだからか、横からのドツキ?

アクション映画で、ガツンガツンぶつけるカーチェイスに似ている。

 

ほかにもおると厄介だから、見回ってもどると・・ やはりゴマモンはもどってきた。

で、だいぶ手前にキャストして待ち伏せるつもりが、目ざとく追いかけ食いついた!

バグアンツ3インチ・北陸クリアホロ、効くぅ〜。 いや、ワシの腕かのう。(笑)

 

ヘナヘナの磯竿で、エビのアクションをさせるとか・・ 歳の功じゃろ?

 

とりたてて、速くも、力強くもないから、気負い過ぎてスカを食らった感じ。

さほど体力も無さそうだし、イケそうなので・・ ドラグをいささか締める。

4キロくらいなら対応できるタックルだし、ヒラアジに比べたら、ユルい引きだ。

 

ただ

あんまり走られると、トライアスロンのスイムのブイやら、リーフの岩礁に至るから

そこそこ用心しつつやり取りする。 な〜んかワシ、結構余裕あるよなぁ。(笑)

 

10分ほどで弱って・・ 手前に寄ってきた。

ボーダレスBBシリーズ中、もっとも非力な竿だが、全く折れる感じはせず、

柔らかいぶん少々無理しても、糸が切れる気がしない。

 

イイよなぁ・・ 磯竿の曲がり。

 

スプールを手で止めてグイと竿を立てると、こちらを向くようになったから、

水揚げ予定の砂浜のある右の方へ、グイグイ寄せていく。

 

ヨシヨシ、とタカをくくりたいが、どのくらいバテているのか見当がつかぬから、

チャッカリ不意のダッシュに備えているのは、謂うまでもない。

 

それから3分ほど経ったころ、ユルいダッシュを制し、浜へズリズリと水揚げ。

ゴマモン、ゲットなんやぜぇ〜♪

まさかの、ルアー非対象魚の狙い撃ち。 ワシ、やるじゃん。(笑)

 

結構なボリュームに、なんだかタックルがヘナチョコに見える気がする。

タマン狙いの打ち込みで釣れたりするから、貧弱なタックルには違いない。

たぶん、貧弱だからこそテンションがやんわりと伝わり、危機感がないままに

じわじわスタミナを失って、揚がってしまったんじゃなかろうか。

 

キーホルダーにつなげたスケールで計ると、58センチ。

意外とデカかったが、感動がイマイチなのは、旨そうでないからに他ならぬ。

ウワサでは、ウロコははがすことができず、皮ごとはがすのが大変らしい・・

 

かててくわえて、父の形見のしぐグリップの初陣が、役立たずだったから。

スマートに水揚げするつもりだったのが、だいぶ手こずってしまった。

どこを挟もうとしても、まったく挟めやしない・・

グリップで魚をぶら下げて、カッコイイ撮影ができると期待していたのだ。

やっぱり、昭和のオッサンには、父の手作りハンドギャフが無難かな。

 

携えると大きさの割に重たく、駐車場に戻ってとっとと計量を。

むむむ 4キロもありやがる・・ ムダに重たいヤツである。

 

で・・

もどって朝食をとり、シゴ/下ごしらえに挑んだものの、さらにショックが・・・・

フツーなら、体重の1/3が上身のハズだが、三枚おろしの身の重さがコレ。

アバラや中骨を除けば、およそ2割が上身として残るのみ・・ トホホ三昧よ。

しかも、アラとゆ〜ても、バカデカい頭は硬くて、手出しできゃせんし。(涙)

 

刺身は、味は悪うないが、たまたまシメたとき、ナゼかエラの真下に腸があって、

動脈の切断と同時に、ウンコぶちまけ・・ でニオイがするのと、水っぽかった。

から、ソテーしてみた。

んだが・・やっぱり水っぽかった。 キッチンペーパーへ、みるみる水分が。

正確には、身の締まりによって、細胞内の水分が絞り出される状態が

何時間経っても、続いてしまっているようである。

 

シメてあるんだが、身が硬直するのが遅いのかもしれないなぁ。

もしくは、血抜きしない方が、穏やかに硬直する・・ とか???

 

釣っても、苦労してさばいて食ってもビミョ〜なのは、間違って無さそうだ。

ま゛〜しかし、危険生物を一匹駆除できたから、ヨシとしようか?

 

どのくらいの危険さかと謂うと、こんくらい。

岩をも砕く健康な歯が、ズラリと・・ なんぼアスリートでも、敵わんじゃろ?

 

帰ろうと片づけ中、ジグヘッドはポロッと落ちたから、硬い上あごの内側へ、

先っちょが刺さっただけ・・ だったに違いない。

 

チヌヘッドには、ずいぶん無理してもらったが、チヌにはいつも見切られて

使い物にならなかったから、活路が拓けて良かったのではないか?(笑)

 

ともあれ

町内で唯一とも謂える海水浴場のゴマモンガラ対策は、光明が見えたような・・・


 

ではまた