静かな正月

 


 

武漢発コロナウィルスは、いよいよ米国で一日100万人越えの新規感染が発生しているという。

なぜ、そこまでダメなのか知れぬが・・ 頭が悪いとしか謂いようがない。

主とやらを信じている以上に、薬品とか科学医療を信じている証左と謂えるかもしれない。

オマケにゆるいヤンキーらが沖縄にもまき散らしてくれるから、さらにユルユルなウチナーンチュの

正月あれこれで、絶賛拡散中である。 一日で600人越えとか・・ 北米同様のダメさであった。

沖縄とは、定期船が行き交うだけに、徳之島もヒヤヒヤだ。

 

EUは、いよいよ冬場の寒さで脳が窮しているらしく、天然ガスと原子力による経済は、持続可能

などと嘯いてみたりとか・・ 単に、自分たちの社会を優先的に持続させたいだけではないか。

ご都合主義にもホドがある。 自分たちが先進であると述べたいばかりに、何の努力もせずに

米・中・日本に対してマウントをとるには、そのくらいしかアイデアが無い・・ だけなのは判るが。

 

気になるのは、北チョンのヘナチョコミサイルを、米国防省が無視しはじめたことだ。

アレが対話まがいのオネダリについて無意味だ・・ と別人ジョンウンに知られたとき、

どのような次の手を使ってくるかと思うと、ゾッとするしかない。

定番の脅しが無効化されたとき・・少なくとも、現在のミサイルや核開発より、ムダにカネをかけ

人民を疲弊させるからだ。

朝鮮半島が混乱すれば、難民モドキの朝鮮人が流入し、我が国は無意味に大打撃となる。

 


 

少なくとも私にとって心がかりが無くなり、存外平穏に迎えられた年の明け。

折しもコロナの6波で、いよいよ病院や施設の面会はままならなくなって、むしろ助かったか・・・

 

おふくろ様の介護は体力的に限界に至り、オヤジ殿のパーキンソン+認知症は

のっぴきならぬ深刻さだったから、こじれる前に逝ってくれたのは、多少の悔いは残るが、

総じて悪い方向でなかったと思う。

 

おふくろ様は、度重なる介護の苦労や、脳梗塞による味覚障害により、動作が雑になり、同様に

料理も雑になっていたが、思い出す意味も含めて、あえてアレコレこさえてもらった。

 

この2年間の隔たりは大きく、私の好物がんもどきが、崩れてしまって・・ ひとつも揚がらない。

とりあえず、具材は贅沢なユリネやギンナンなどが入っていたから、油と水分を気って保存

してもらうことにそておき・・ 私はナニに再料理するかを思案する。

 

失敗した料理を捨てることは、戦中派には悔いが残るものだから、絶体に捨てさせるわけには

いかなかったのである。

初めてこさえた、キッシュ? である。 格好をつけた玉子とじだな。(笑)

ちなみに、うすい鉄のフライパンで、テフロン加工などがなかったが、ナカナカの出来映えだ。

 

味は思ったより悪くなく、おふくろ様の失敗から、やや空気が和らいだ気がする。

 

弟が東京へ帰る前に、もう一度チャレンジしたのだが、歩留まりが悪く、もういちどキッシュを

こさえることになったが・・ 今度帰ってくるときには成功させると謂ってくれて、嬉しい。

 

天ぷらや、フライは得意のようだから、あれこれリクエストしたが、なかでも美味かったのは・・

特売の、かたまりマグロでこさえる、カツであった。

 

島で生活していたら、揚げたてのカツをいただくことなどできぬから、トンカツを希望していたが

このような伏兵があろうとは・・ 実はマグロの特売に目をつけていたのは弟だった。

お互い独身が長く、食や自炊のアレコレには経験が深かったりするのだ。(笑)

 

せっかく揚げ物をするのだからと、ハス天とトリ天もこさえてもらった。 ので・・

ひと玉39円の極太のうどんで、天ぷらうどんをこさえてみた。

アルファ化されたうどんながら、極太なので、モチモチしてコシもしっかりしているのがイイ。

長めにゆでないと、硬すぎるくらいで驚かされる。 無論、とてもノビにくい。

 

おふくろ様は、脳梗塞で味覚もだが、喉の神経が過敏になり、のどごしが特によくないから

昼食をおろそかにしがちになっていたから、自分以外のこさえた料理なら食べやすかろうと。

 

出汁は化学だが、カツオは自然な風味のマルトモ、隠し味にはリケンの素材なんちゃらの

しいたけ+昆布を加えることで、奥行きある風味になる。

 

ほか、私が栄養補給のために常食にしている、ピーマンのオープンサンドも。

ピーマンは保存も利くし、ハム、チーズなどと合わせ、ノリも組み合わせることでバランスよろし。

とゆ〜ことで、おふくろ様もわりと?気に入ったらしい。

手抜きのオープンサンドながら、ノリを用いることで、手につかないのところが私流である。

 

 

カノジョ候補の助言により、ビーム砲レンズを置いてきたから、コンデジを持って散歩する。

 

この冬は、猛禽のノスリはよく見かけるが、その他の野鳥は少ない。

そんな折なのに、外城田川(ときだがわ)のほとりには、ナゼかジョウビタキのメスが多い。

舌打ちで地鳴きをマネしながら進むと、反応の好い個体が寄ってきてくれる。

 

野鳥撮影は、超望遠レンズも大切だが、逃がさない工夫も大切なのである。

コンデジの撮影は、なかなかイイ刺激になってくれたし、時間をみておふくろ様を

撮影ポイントへ案内しておくことができた。

 

そのコンデジは、オヤジ殿が認知症が深刻になりだしたころ、カメラを欲しがったため、

弟が最も高い高倍率コンデジを買って渡したものだった。

 

おふくろ様にも日常的に、室内の望遠拡大鏡としてとか、気分転換で使って欲しく、

私が撮影して、その写真を残すことで・・ 可能性を感じてもらえたら幸いだと思って。

 

 

ともあれ

おふくろ様は、私が島へ帰ったあと独りとなって、介護の後悔や、寂しさが募るだろう。

それもこれも、おふくろ様自身が、これから人生を仕舞うのには大切な時間である。

幸い、友人関係もあるようだし、ガラケーとタブレットに加え、スマホも買って三刀流となり

コミュニケーションにはぬかりがないようだから、とりあえず見守っておこう。


ではまた