荒天 で 好転?

 


 

世間の狂風

 

気まぐれドナルドが、ほとんど暴動扇動者扱いになって、お得意のツイートもできず。

恥知らずを絵にかいたような、痛いバカ大将ぶり。 ダンガイオーに、俺はなる!?(笑)

 

ようやく、緊急事態宣言。 どんだけ武漢コロナ感染者が増えたら、緊急にするんだろ・・

このまま国民が開き直り、コロナ渦で生き残った者のみが後世に残るのも、アリなのか?

確かに、医療保険を浪費する弱い人ら? はフィルタリングされ、失せてしまうだろうが・・

それにしても、なんで海外からの渡航者をシャットアウトしないのか、腰引けが否めない。

 

オリンピックとか、中共肝入りの世界遺産会議とか、早々に今年も無理そうな雰囲気だ。

中国発 武漢コロナの死者は、世界で200万人に迫っている。

そういえば、アリババを中共傘下にする動きが出ている。 やっぱりか・・・

中共より影響力ある勢力、稼ぐ勢力は、然るべくイイガカリつけたり、投獄して乗っ取る。

ただ、企業と謂うのは、常に新しい取り組みをせねばならず、社会主義とは相容れない。

少しは、計画経済とやらをマトモにできんのか、と思うことしきり。 ロシアにしろ北にしろ。 

経済の無謀な加速と蓄財は、資源の枯渇を早めるばかりだ。

挙句、ニンゲンは増えすぎ、まんまと伝染病の餌食となっているのが現実だ。

世界には、対立の構図があっても、すべてが悪いわけではない。

 

きのう、スーパーの冷食3割引きセールで、ニッスイの竜田揚げを求めてみた。

たまには揚げ物も食べる必要があろう、と。 手頃な価格で、鶏モモを用いたコッテリ感。

んが・・ 想像以上に破壊的だった。 雰囲気は鶏だが、素材の味は別として、

ほぼカップヌードル風味まがいの人造風味なのだ。 中まで均質な風味なのには驚いた。

過当競争がもたらした負の効果・・・・ と謂ったところか。

スナック菓子と、ラーメンがもたらした効果・・・・・・ とも謂えるだろう。

 


 

年が明けてからこちら、一日中雨が降らないのは、きょうが初めてになりそうだ。

昨日の強風下では、中国や朝鮮から飛来したらしい、ばい煙のニオイがひどかった。

内地ではドカ雪で往生しているところもあるようだが、島もずいぶん寒くなっている。

雨天曇天もさることながら、大時化で定期船は着いたり、欠航したりと、食料をはじめ

物流が不安定なのが厄介だ。

寒い日は、昼でも「室温」が12℃台で、厚着しても寒く、外気温の値より風速が上回り

すき間風も少なからず・・・ 咳が止まらなくなることもままある。

お陰で?ゆるゆるの腹筋が、いささか締まった気がするわ。(笑)

無駄に冷暖房を使わずして、ヒッキー生活に親しめる服装、ニートテックとか必要だ!

 

さて

正月早々、珍鳥が飛来してくれたが、荒天によって渡り鳥たちが動かされているらしい。

そんな折、わが人生で未見だった「普通種」を、ようやく拝むことができた!

バードウォッチャー用語ではライファーと謂うらしいが、私は初見(はつみ)と謂っている。

トリトリデッキのすぐ北でチョロチョロしていたのは、ミユビシギだ。 地味に嬉しい・・・

色も動きも、似たサイズの小柄なシギと比べ、遠目にも違いが判った。

シギチドリ観察の上で、基本のキの字なのに、どういうわけか身近に飛来しなかった。

トウネン、オジロトウネンに似ているものの、褐色というより灰色がかってい、

チョコマカ動きエサを探すところも、ジグザグ感が強く、カナリ忙しそうに見える。

 

これで、たいがいのシギはクリアできたはずだ。

キョウジョシギ、トウネン、ヨーロッパトウネン、オジロトウネン、ヒバリシギ、ウズラシギ、

アメリカウズラシギ、ハマシギ、サルハマシギ、オバシギ、コオバシギ、キリアイ、エリマキシギ、

ツルシギ、アカアシシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、キアシシギ、クサシギ、タカブシギ、

イソシギ、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、オグロシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、

チュウシャクシギ、ヤマシギ、アマミヤマシギ、タシギ、ハリオシギ、チュウジシギ、オオジシギ、

アオシギ、セイタカシギ、ソリハシセイタカシギ、アカエリヒレアシシギ、ハイイロヒレアシシギ、

そして、ミユビシギ。 このなかで、アオシギだけは伊勢でしか見たことがない。

 

ほか、島に来ているハズなのは、オオハシシギ、カラフトアオアシシギ、メリケンキアシシギ、

コシャクシギ、ヘラシギ・・ あたりだろうと思う。 いづれにしても、運しだい。

入れ込んでいるワケでもないから、さして望むこともないが、ヘラシギだけは、死ぬるまでに

いっぺんくらい見てみたい。 もはや、絶滅寸前らしいんだが・・・

極東ロシアや、中国の野鳥は親も玉子も環境も削られ、減っていく一方である。

んま゛〜 コウノトリやトキ、カワウすら絶滅に追い込んだポン人が、言えた義理でない。

 

シギやチドリたちが、トリトリデッキ周辺に集ったのは、どうやら低温すぎて、カニをはじめ

南国の生物たちが仮死状態となり、捕り放題となったから・・・ らしかった。

メダイチドリやシロチドリ、ムナグロ、ダイゼン、キョウジョシギにハマシギなどが入り乱れ、

捕ったり、奪ったりしながら、あちこちで興奮の鳴きが巻き起こっていた。

ぱっと見は、地味な鳥が干潟をチョコマカ走っているだけなんだが・・・ 鳥好きにとっては

なかなか得難い光景だったのだ。

 

正月にも飛来していたツクシガモ、ようやくまともな画が記録できた。

カモと謂うより、ほとんどガンのサイズで、雌雄同色、見た通りの派手さである。

おそらく、手前がオスで、私に気づいて、メスをガードするために割って入ったらしい。

この冬は大島でも5羽が飛来してい、動いているようだ。

 

連休に入って、4羽が飛来していた。

たかだか4羽ながら、ここ11年で最多。 田んぼがあったころは、もっと多かったろうけど。

渡り鳥にとって田んぼは魅力の水辺で、大島、沖縄島、石垣島などは、その恩恵が大きい。

 

そういえば、ツクシガモの名は筑紫に由来するが、実際は有明海に多かった。

しかし、最大の干潟だった諫早湾を埋め立ててしまったことで姿を消し、今は瀬戸内海で

分散して越冬するようになった悲運のカモである。 悲運なのは、漁民らもだが・・・

昔から不用意につづけられてきた干拓により、水産資源の大半を失ってきたのである。

農工業など生産を重んじ、狩猟採集を軽んじてきた歴史の果てが、現在の地球の姿だ。

一方で、一か所に集中するよりバラけたほうが、鳥インフルエンザなどで全滅せずに済む。

 

閑話休題

 

山あいの集落にヒザクラの開花を確認しに行った帰りしな、上名道池のカモたちを観に

寄ろうとした正にその時、駐車場へ向かう車の上を2羽のガンが降りてきた!

こういうことがままあるから、私は自身を動物運がイイと信じ込んでしまう嫌いがある。

池に降りたのは、ハイイロガンとヒシクイのセットだった。 ハイイロガンは7年ぶり。

前は地元浅間の牧草地だったが、その折もこのセットだった。

実は、ガンは強力なあごと大型の体躯から、天敵は少ないため、わりと地上で採餌する。

シカゴに出張した時も、住宅街の草地でカナダガンがウロウロしていたのを思い出す。

島でも牧草地や、時には球場で草やその種を食むから、むしろ水辺では珍しい。

とはいえ、飛来してすぐは水辺にまず降り、水を飲まにゃならない。

水を飲んでいれば、飛来して間がないことが判るのである。 つぎに周囲の危険を確認し

安全と判れば、エサ探しという段取りになっている。

11月末に同池に来た時も、やにわにヒシクイが飛来して驚いた。 運がイイ、俺・・ (笑)

 

ほかにも、未見の白っぽいカモメ、その名もまんま、シロカモメらしきを見かけたが、

遠すぎてまともに記録できないうちに飛び去ってしまった。 北方系で、西日本では稀だ。

んま゛〜これから年々、気候変動は増し増しだろうから、こうした機会も増えるだろう。

待てば甘露の日和あり・・ だ。

 


ではまた