曇天がつづく

 


 

その程度の 世間

 

耳に入ってくるのは、コロナ、災害派遣、料金プラン・・・

 

武漢コロナ対応で災害派遣、これはマズイ。 相当マズイ。

中共が尖閣への上陸を狙う時分に、自衛隊のリソースを削るのは国の危機を招く

以外の何物でもない。

 

総理肝入りのケータイの値下げなのだが、素朴な疑問として、何十ギガバイトもの

データ量を、いったいナニに消費しとるんだ???(笑)

テザリングは別料金だと思うから、スマホ単体で消費していることになる。

自宅の外で動画視聴する習慣があるのか・・・ 家族でパケットを分け合うプランだと

子らが勢いよく消費するから、月末にはまったく足りない、と謂う声は少なくない。

オンラインのゲームなんかも、パケットを食らうんだろうか。

ゲーム依存症になる子らも増えているようだが、現代は娯楽が少ないのかなぁ。

私の場合、ほとんどが調べもので、そのほかはニュースをチェックする程度だから

仕事を含めても、せいぜい3ギガもあれば事足りる。

 


 

再び、島に武漢コロナウィルスが侵入した。 やにわにクラスターである。

急展開に及んだのは、やはり油断によるところだろう。

クラスター以前の、最初の感染経路が公表されていないのが気になるが、

その後の経路は、しっかり追跡しているようだから、まぁ よかろうか。

さしづめ、スナックにいた面子のなかに県外者がいたから、持ち込みなのかも知れぬ。

離島に来てまで、スナックを利用するような客・・・ だしね。

 

島の医療機関では収容できないので、重症化しそうな患者は、即島外へ搬送される。

防護服の一団に誘導され、自衛隊機へと載せられる様子は、ほとんど伝染病だ。

ここにきて、独り暮らしで感染したらと、恐怖感がジワジワ来るのが意外である。

連日、自衛隊機が飛来している。

 

注意喚起のため、役場ロビーにある検温デジタルサイネージに、レベル5を表示する

コンテンツをこさえた。

ど〜でもい〜かもしれぬが、警戒・レベル・5はそれぞれ別の書体である。

わずか十数秒とは謂え、人命に係わるコンテンツなので、手は抜けない。

もちろん、放送業界で共通化されている、ユニバーサルカラーガイドに準じている。

 


 

島らしい冬の陽気がつづいている。 かれこれ先月末くらいから、ずっとだ。

咳が止まらなくなるのも、ずっとで・・・ 風邪をひいたときに、鼻汁の粘性が増して、

喉に流れ込まなくなったのには驚いた。 風邪を引いた方が、咳が出難かったのだ。

二日ほどで回復してしまったら、当然ながら咳の出も回復・・・

雨天曇天は、抑うつにも好ましくなく、仕事の集中力も欠いて、ミスや失念が増える。

 

スーパーで、懐かしげなモノを見つけた。

横浜にいる間に、求めたような気がしないでもない・・・ 昭和世代にとって、

きゅうりの漬物と謂えば、キューちゃんと相場が決まっている。

 

味も、昨今の漬物まがいと一線を画す甘さの少なさが、漬物に近い感じだ。

朝食の納豆めし+味噌汁のシメに食べてみたが、きゅうり以外の味がキツイせいか

思ったほどめしに合わなかった。 それに、それなりに化学調味されているようで

昆布、かつお、あごだしの合わせ化学調味でこさえた味噌汁の味が、一気に半減。

塩っぱさ、化学調味ともに、そこそこ強めらしい。 

めしの旨さも消し飛ぶ漬物。

そのあたりの時流に乗ってか・・・ この頃のビールの旨味はカナリ強めだ。

いったい何と合わせたら好いのかと思うくらい、くどい味のビールが気にかかる。

もはや、ポテチなどスナック菓子専用ではないかと思うくらい、濃い味である。

美味そうなのが見当たらず、スーパーでの買い物も、あまり楽しうないこのごろだ。

こんなの肉でなく、ほとんど脂肪なんだが・・・ 誰のための日本一なんだろうか。

コレをステーキとして食すなど、むしろ罰ゲームだと思うんだが、世間は幸せらしい。

サシが筋肉にまんべんに入るのが、イイ牛肉なのだそうだが、ウシの健康はいかに。

ストレスを与えて美味い肉を得る・・・ まるで韓国人が、虐待するほど犬猫が美味い

と謂うのと、ほとんど同じではないか。

 

武漢コロナ警戒レベル5に至り、バードウォッチング教室は中止になった。

去年は、悪天候のため実施できなかった。

せっかく、きのうからクロツラヘラサギが飛来しているというのに、残念だ。

私のデジカメを用いて、外部ディスプレイに表示すれば、フィールドスコープを用いずに

皆で観察できるのではないか・・・ とか考えていたが、勇み足で投資しなくて済んだ。

 

幸か不幸か、運動公園が閉鎖されたことで、鳥たちにかかる圧は減っている。

ただ、不思議なことに、人が減ると飛来しなくなる鳥もいる。 ムナグロだ。

理由はサッパリながら、前回の閉鎖時にも同様だった。

 

ぐだぐだついでに、難産だった広報誌の連載が発刊された。

初の見開き2ページである。 すべてのイジュン(泉)に赴いて、取材してある。

ニンゲン大好きな、黒い猛犬がいるお宅にお邪魔したときなど、全力でシッポを振って

襲われながらジャレたのが愉しかったなぁ・・・(笑) あれこれイロイロあったワケだが、

なんとか間に合った。 ただ、キャラクターをこさえられなかったのは、心残りである。

江戸時代に水汲みをしていた女性のキャラをイメージしていたのだが、あの南島雑話

記載がなく、どのように水を運んだのか分からなかったのだ。

折しも図書館が閉館で、徳之島事情を調べることも叶わなかった。

ウワサでは天秤棒を担いでいたらしいのだが、その先にあったのは、オケかカメか・・・

私の描くキャラは、時代考証も踏まえている必要があって、情報不足で描けなかった。

 

だいぶ時間を食ったお陰で、私の人件費が底をつきかけて、年度末どころか今月の

給料も危うくなってしまったらしい。

とゆ〜か、民謡展示のパソコン修理とか、余分な依頼されたし・・・

 

なので、今月から防災へシフトして、日銭を稼ぐことになったのであった。

そもそも、だいぶ仕事がたまっていて、地域防災計画の更新作業とか、避難所や

一時避難場所の看板の刷新デザインなど、ドッサリだ。

 

さしづめ、広報誌には、残念なお知らせを載せるしかないかもしれない。

『編集者の給与が確保されるまで、天城遺産の連載は休止いたします』と。(笑)

 

幸か不幸か、武漢コロナにより帰省もできず、例年に比べたら時間はあるからマシながら

防災計画の修正に必要な新旧対照表を、一月中に完遂するのには、骨が折れそう。

 

ユルユルの生活には、たまに厳しい状況があった方が、刺激になってくれる。

 

あ゛・・・ そういや、十中出来事も集計せんとなぁ・・・


ではまた