天気がわるいから 仕事?

 


 

人知の 至り

 

武漢発の伝染病で、景気下降の先が見えない。 しかも増税後、半年も経たぬうちに・・・

さらに観光立国を謳って、中国の空景気や爆買いにまんまと乗せられた関係者は多かろう。

調子に乗りすぎて、シュウチャンまで招いて、架空経済をさらに利用しようと企んでいた。

東京五輪をゴリゴリに推していた東京都や、肉の買い占めをしていた業者たちは、

先延ばしになってしまった皮算用をどうするか・・・ 悩ましかろう。

 

それはそうと

免疫を無視して感染するコロナウィルスには、ワクチンが本当に完成するのか???

サーズもマーズも、ワクチンが無いんだが・・・ パニック防止の、情報操作なのだろうか。

 

障がい者を殺しまくった男の裁判が、死刑で結審した。

関係者のコメントに「本来なら地域で支えるべきなのに、そういう風潮はない」などと

述べている人物がいた。 さすがに・・・ 弱者を振りかざし過ぎだが、根っから本心だろう。

ぶっちゃけ、地域にとって大切にされるべき理由がなければならず、その努力は必要だ。

みな平等なのなら、逆に障がい者が健常者を助けられるのか? とも思う。

健常者と障がい者のグレーゾーンで、なんの加護も受けられないニンゲンも少なくない。

千差万別の障がいを察するなんて、経験も知識もない健常者にできるハズがないんだが、

障がい者の関係者に、そのような現実を改善しようとする余裕も無さそうでもある。

 


 

曇天と強風の合間、わずかに晴れる日がある。

晴れても、風は止みはしない。

本当なら南風がしばらくつづきそうなものだが、北風に戻ってしまう。

お陰で、この春の渡り鳥たちは一段と難儀しているようで、

アオサギが島に足止めされてしまい、あちこちで見かけるようになった。

サギは飛ぶ力が弱いから、向かい風は命取りになりかねない。

 

トリトリデッキが、ようやく塗装してもらえることになった。

チヌのノッコミも終わってしまったので、角地で竿を出すことも無いから、いいタイミングだ。

ノッコミは終わってしまったというよりも、無かったんだが・・・

 

天気が晴れないためか、寒いせいか、精神的にも晴れず、厳しい日が多くなってしまった。

同期して? 不眠も進んで、四六時中 ネムいしダルい。

 

気力で出勤するんだが・・・ 集中力がつづかない。

当部(とうべ)集落の案内板デザインが、終盤になった。

今回は新たな試みとして、電子版のQRコードを直接盤面へ印刷してもらうことにした。

以前、博物館の入口の名所・旧跡マップでは後から張り込んだが、見栄えがイマイチだった。

 

看板屋に電話して大型プリンターの性能をたずねてみたが・・・ どうも要領を得ない。

ドットの荒い画像として認識されないよう、解像度をアップしてみたものの、やはり画像だと

プリンタードライバーによっては、アンチエイリアシングがかかってエッジが甘くなる可能性がある。

念のため、看板屋の謂う通り、ベクトルデータ化しておくことにした。

 

そうは謂うても、単純作業のわりにヤタラ手数が多そうだし・・・ ミスったらコードの意味をなさぬ。

慎重にやり方を考えながら、作業することに。

単純にトレースすると、超絶中途半端な寸法の正方形をこさえて配置していくことになり、

微妙なズレを感じつつ、ひたすら間違えないよう用心しながら、非効率な作業をするハメになる。

然るに、可能な限り正確に、かつ単純な作業に転化しておかないと、今後も徒労の連続に

悩まされるだろうことも予想がつく。

 

とりあえず、QRコードのドットを、イラストレータ上で配置しやすいキリのいい寸法にすれば、

元画像と、イラストレータのベクトルでこさえたドット=正方形を正確に重ねることができるから、

もっとも近道なように思った。

 

まず、コードを構成する一辺のドット数を数え、その倍数にQRコード画像の寸法を調整する。

コード前面へ、その倍数ぶんを一辺の長さとした正方形を作成、コピペしてタイル状に埋め尽くす。

埋め尽くしたタイル状の正方形を半透明にすれば・・・ 単純に、薄いところだけを消し込めばよく、

効率的だろうと考えた。

37ドット構成だったので、画像を74ミリにし、2ミリのタイルを並べる感じで作業を開始。

拡大表示して作業するのだが、絶対値が小さすぎると、不用意に触って微妙にズレたのが

気づきにくいから、ある程度の大きさで作業し、最終的に縮小した方が作業がスムーズだ。

イラストレータのクセ、みたいなものか。

 

作業を始めたところ・・・

背景のQRコードを派手にした方が、消し込みがハッキリすると気づき、赤くしてみた。

先のシーンは、そのときに記録しておいたものだ。 忘れぬように・・・

 

残すべき部分を消すと、鮮やかな赤が露出してミスがすぐわかるし、

消し込みを忘れた部分もグレーのタイルが残るので、一目瞭然になった。

 

消し込みが終わったら、タイル全体を選択して合体させ、隣接する正方形を一体化する。

出来上がったベクトルのコードをグループ化、全体の寸法を5センチ四方に調整すれば完成。

思ったより時間がかからず、あっけないくらいだった。

 

実は、無駄なアンカーポイント(調整できるベクトルの区切り)が残るのが心残りでもあるが、

とりあえず、今回はこれでヨシとすることに。

 

些細な手法ながら、工夫しながら作業することで、単なるトレースも愉しみに変わってくれる。

デザインは心でやるから、気分が好くなる方向で作業しなければ、効率がとても下がるのだ。

 


 

とにもかくにも

残る、年度末までに終えるべき仕事は、防災関係の二件のみとなった。 

 

ひとつは

防災マップで、7年ぶりのリニューアルになる。 先代も、私がデザインしている。

今回は津波浸水想定や、ため池の決壊想定も加わるので、要素が重なってややこしい。

色使いもさすがに限界で、ユニバーサルカラー(見え方の個性)に対応できなくなった。

そういえば、防災センターHPのQRコードを入れるのを忘れてたわ。

私の担務するデザインは、よくよくQRコードを入れるようになった。

紙面のデザインだけでは行き届かない利便性については、電子版で補強するのが

このごろのスタイルになっている。 電子版をこさえても、他の業者より格安である。(笑)

 

もう一つが

問題の地域防災計画の修正作業で・・・ もっとも苦手とするワード編集だ。

単純作業でなく、内容の改廃や、大量の追記などでページ構成が変わると厄介だから、

できるだけページ数の変化を抑え、さらに読みやすい体裁に整える必要がある。

文字を左脳で読みながら入力し、同時にイメージとして認識し、体裁を整えていくワケで・・・

これまたナカナカに面白い体験である。

ワードはナカナカの曲者で、表が崩れたり、オブジェクトがぶち飛んで、ページ外へ消えたりと

やんちゃな裏機能が満載だから、まったく油断できない。(笑)

 

本来なら? 島外のコンサルタント会社などに委託してン百万かかる作業や印刷を内製化し、

数十万円に抑えることができる。 おなじみ、才能の大安売りといったところだ。(笑)

 

内製化は思った以上に合理的で、新旧対照表からすべてコツコツ作成するから理解が深い。

変更のきっかけは、毎年更新される鹿児島県の計画を足場にして開始する。

先月なかばの防災会議までは、エクセルで対照表をこさえていた。

会議での決定を受けて、本格的にワード入力へ移行したワケだ。

防災センターで作業しているので、町独自の運用に関わるところは、すぐに担当者と相談して

決められるから、いちいち打合せしたりする必要もない。 消防署が近所なのも、好都合だ。

始めは抵抗があったデュアルモニターだが、これがまた効率を高めている。

入力するのはノート側、参照する資料は外付けモニター側に表示する。

タブパッドは、ネットの調べもの用。

異なる作業環境を渡り歩くのも、気分が変わって好いものだ。

 

そもそも

なんで防災センターのノートを借りているかと謂えば・・・ 私のエクセルやワードは2000。

バージョンが古すぎて使えず、かといって投資する資金も無かったからだ。

役場のメインマシンは、まだWin7のままだから、近々更新しなきゃならぬ。

オフィスくらい、買ってくれても良さそうなものだがなぁ。 ちなみ、マウスパッドは自前な。(笑)

 

昨年は、変更部分が多かったから、全とっかえしたが、今回は部分発行にしたいと思う。

だが、30か所以上の変更があるので、差し替えの手間がハンパでない。

前回はこちらで防災計画を回収して差し替えたが、今回は相手先で差し替えてもらえないか

思案しているところだ。

これからも毎年発生する厄介事なのだから、今回悩んでおくのは値打ちがあるだろう。

 

ともあれ

やはりワードの作業は、ヤル気を削がれてイカンなぁ。

マイクロソフトのソフトウェアって、ど〜にもクリエイティビティとは対極にある気がしてならない。

そのためには、ヤル気を起こす起動力が必要なんだが・・・ 釣りも鳥もダメと来ている。


ではまた