ちょうど 今日

 


 

巷の 顔色

 

ちょうど?

不眠が進んでしまったこともあり、野鳥ガイドとアマミヤマシギの調査を断った。

愉しいことこの上ない仕事なのに、恨めしい限りである。

他方で、武漢コロナウィルスにからんで、ホッとしている自分がいる。

 

コロナは、まったく止まりそうにない。

テレビでは、ここぞとばかりに売名したい医者が、政府の対応を非難し、

マスクの転売や、トイレットペーパーの暴走買いなど、ポン人が恥知らずになった。

あまりにも、虚構の不安に弱すぎる。

誰しも主権たる資本だけに目を向け、生活そのものを自ら守ろうしなくなった。

結局のところは、ニンゲンが増えすぎたことによる危機誘因に他ならなない。

過去、ペストが大流行したように、ある程度増えたニンゲンは、災害同様に

伝染病で数を減らすのかもしれない。

生活に必須でない産業、生存とは直接関係のない、ニンゲンの欲望のみを具現化した

ような行為は敬遠されていくのには、感慨もひとしおだ。

いよいよ、南朝鮮にしろ中国にしろ、自らの失政厄策から民の目を逸らすべく躍起だ。

東洋人が世界で呆れられ、差別の原因になってしまっている。 もはや人類の癌だ。

 

島でも、トイレットペーパーの買い占めをする動きがあり、販売促進の一環かな。(笑)

 


 

島で、11年が過ぎた。

去年、ちょうど10年だったから、今更フリカエリ特集する必要はなかろう。

 

とゆ〜か・・・

この1年で変わったこと/好転した事柄があったろうかと考えてみるに、

とりたてて、ナンモ好転していない気がするんだが・・・

 

まともな釣りがほとんどできんかった事と、夏がクソ暑かったこと、

オヤジ殿のパーキンソン病が薬害に起こされたのを除いては、大した悪いコトもない。

内地の方々に悪いとは思うが、台風19号がそれたのは、最幸だったと謂える。

<当時の気象庁HPより

強烈すぎて、目がふたえになったのは、このころだろうか・・・ ちょうど真西あたりだ。

くわばらくわばら。

 

さておき、2018年の24号から、島はまだ完全に立ち直ってはいない。

わが家の飛ばされた雨戸は、私がテキトーにネジ止めしたたけで、直ってはいないし

ほかにも直っていない住宅がいくつもある。 予算が足りないのだ。

 

 

歳をとるというのは、だんだん退屈が多くなっていけない。

世間のことが、だんだん既知になっていき、そ〜ゆ〜モンだとアキラメ、感動が薄れてく。

平穏な日々といえば聞こえはいいんだが、退屈なことには変わりがない。

気づけば、時が流れ去り、体力も脳力も衰えてしまっている。

 

ってことで、三次元的な記憶力を試そうと、ずいぶん久しぶりにオモチャを買ってみた。

背中にあるドア以外、外装がどこへ行ったのか判らないくらい変形する。

背後から見ても、である。

LAHIREはトランスフォーマー似のトイで、変形前後のフォルムが、双方とも完成度が高く

車輪が薄っぺらいこと以外はとてもよく出来ている。

要所には、金属パーツが配されている。

 

んだが・・・ どうしても車形態に戻せなくなってしまった。

変形が複雑なのもさることながら、畳んだボンネットパーツのロックがキツ過ぎて外れず、

初めての戻し変形で早くも分解する羽目に。

トランスフォーマーの倍以上もするのに、コレとは・・・ トホホホ

 

 

ところで・・・ツッコミついでに

以前、購入時に予告していた通り、ドリテックのキッチンタイマーが吸着しなくなった。

T−319は直径が小さいぶん、ゼンマイをチャージする際、裏側のシート状マグネットの

吸着へかかる回転角あたりの応力が大きいので、ダメになるだろうことは分かっていた。

アルコールでふいたりして、冷蔵庫への吸着を試みたものの、なしのつぶて。

 

やっぱり両面テープか・・・ と思ったがメンドクサイので、ふと思った。

水を付けたら、吸盤のように密着するじゃなかろうか???

理屈は分からないが、とりあえずひっついた。(笑)

水分子によって、電子と磁力双方のクーロン力が励起されるのだろうか・・・

 

 

先週土曜、わりあい穏やかだった。

松原漁港を眺めてみたら、珍しくミズン(イワシの一種)の幼魚が群れていた。

チャンス!と思ったものの、静かそのもので・・・ 捕食者はいなかった。

いや、いたが食事が終わった後だったのかもしれぬワケだが。

海の真冬シーズンだから、仕方ないのだろうか。

ぶっちゃけ重油が多量にただよってい、カナリ臭かったから、釣りはせぬ方が正解かな。

そういえば、新たに届いたルアーをテストぐらい、しておけばよかった・・・

向こう側の船溜まりなら油もないし、珍しくとても透明度は高かったから。

 

昔は、贅沢にも人工物があるところで釣りなんぞするか!などと粋がっていたが、

島では、そんな余裕をこいていられない。

意外と海が破壊されているし、ここ数年で、時化やうねりが止まなくなってきた。

 

あまつさえ、イノーには人為的に植えられた外来種、メヒルギが増殖しすぎて、

チヌの釣り場を埋め尽くしてしまった。

トリトリデッキのある角地は、私が入念に駆除しているのでスッキリしているものの、

強烈な北風の吹込みのためか、深くえぐれていた流れが、砂に埋め尽くされてしまった。

流れがユルくなる一方で、砂も溜まる一方。 角地が干上がるのも時間の問題となった。

珍しく、ウジャウジャと群れるウミアメンボの様が観られていたが、この夏は限定的か。

だが、変化の後には、また新たな様子が見つかるものである。

 

昔、毎日同じ風景を眺めたり、山に登ったりして飽きないオジサンなんかを報道で知り、

よくもまぁ、ヒマで退屈な人物も居るものだ・・・ と呆れたものだったが、今は自身となった。

ヒマには違いないが、ヒマな時はついトリトリデッキへ行きたくなるし、退屈でもない。

いつまでも眺めていられる、大海のような存在だ。 海っちゃ〜海だが、ほぼ干潟だな。

 

 

あ゛〜 そうそう

せっかくだし、他にネタもないし・・・ トリトリデッキのおさらいでもしとこうかな。

詳しい位置はグーグルマップを参照いただくとして、おおまかな場所は、徳之島空港の西、

天城町総合運動公園の北西端である。

事の発端は、私が借りるはずだった、徳之島町の家の大家さんが火災に遭われたこと。

家を失った私は、近所に住む友人のYさん宅へ居候することになって、日々することもないから

干潟に通って鳥類の観察をはじめた。

もともと徳之島へ釣り旅行で訪れていたころから、干潟が気に入っていた。

Yさんは企画課長となり、その友人で、私の写真販売をしてくれたMさんが、Yさんへ進言、

私の記録写真からして、本格的な野鳥観察施設を運動公園に建設すべきだ・・・ と。

当時、お隣の伊仙町出身のIさんが大島支庁長だったこともあり、企画書はトントン拍子で採用、

建設される運びとなったのだった。

 

直径7メートル、14角形を基本としたデザインは、もちろん私の発案であり、

窓の形状などを含め基本設計をし、詳細設計は地元の設計事務所に委託することとなった。

角地利用のため、フィールドスコープをできるだけ多く配し、かつ小径であることが好ましい。

観察窓は、私のように大型の超望遠レンズの使用に適した形状を検討、検証した。

 

もともと、円形にしたいというのが、Yさんの素案であり、要望だった。

 

合理性を考えたら、もっと四角張った方が好ましいのだが、今となっては現在のデザインが

ベストだと思う。 見渡し易さに加え、施設としての佇まいが、楽しさを醸すからだ。

そのあたりは、右脳ニンゲンであるYさんの先見性に脱帽である。

警察や消防の指令室などのレイアウトを担当していた手前、建築設計はできないが、

基本的な構想設計程度なら、私にも楽勝だった。

山形県警の通信指令室をひし形にしたのは、私だ。 空間の有効利用も、スキルの一つ。

 

企画から9カ月、2013年/平成25年、3月に完成。

本格的な手ブレ補正搭載の双眼鏡や、ニコンの口径80ミリクラスのフィールドスコープを

無料貸し出しすると謂う、椀飯振る舞いである。

 

年間の利用者数は、2,000人を超え・・・ と謂いたいが、そのあたりは不明だ。

 

トリトリデッキの特徴は、その立地にある。

徳之島空港と、浅間(あさま)、岡前(おかぜん)、松原集落に囲まれたイノー/干潟は、

東西400メートルの幅で制限され、南北には2.4キロとなっていて、沖合に向かって

400メートル以上、野鳥が遠ざかることが無い決定的な利点がある。

ちなみにトリトリデッキは、本来の海岸から、250メートルほど沖合にあたる位置である。

もともとイノーだったところを、埋め立てた地域である。

 

要するに

トリトリデッキ周辺は、鳥たちからしてみれば250メートル沖合の干潟で採餌している気分

に近いんじゃなかろうか。 しかも大潮の干潮ともなれば、果て無く広がるはずの干潟だが、

ここでは、400メートルしか広がらないのである。

 

さらに

トリトリデッキのある総合運動公園と空港との間は150メートルしかなく、

そこで採餌する野鳥をつぶさに観察できるのである。

 

かててくわえて

海岸に沿って飛ぶ鳥たちは、イノー南部の150メートル地帯から北の400メートル地帯を

目指すのに、トリトリデッキ直前や、上空を通過することが多い。

飛びっぱなしのハシブトアジサシや、オニアジサシなどを観察するのには、奇跡的な施設だ。

とゆ〜ても、滅多に飛来しないから、自慢し辛いところだが・・・

 

想定していた通り、すぐ近くでフツーにシギたちが採餌する地点には違いない。

小柄なハマシギも、間近に見られたりする。

ま゛〜 私は面倒で、あまりデッキに上がらないから、逃げられないようキアシシギのマネで

だましだまし記録するんだが。 それはそれで、日々練習になっている。

 

トリトリの角地で釣りしながらクロハラアジサシが近くを飛びすぎて、釣り糸をついばんで

メンドクサイ・・・ などと、不平を述べる釣り人は私だけだろう。(笑)

クロハラアジサシは、よほど珍しいアジサシでないものの、そう簡単に出逢えもしないから

すこぶる身近に感じられる接点は、レアケースとゆ〜か・・・

 

イメージキャラクターとなった、クロツラヘラサギたちも、ちょくちょくすぐ下で採餌する。

この冬は5羽が越冬し、うち2羽が成熟しつつある。 月末が、4月上旬に北へ旅立つだろう。

 

周辺に飛来した172種については、スプレッドシートにまとめてある。

 

今や塗装がはがれ、ボロボロになりつつあるが、来年度は塗装されそうである。

できれば、運動公園側の屋外野鳥図鑑もこさえてみたいものだが・・・

あるいは、トリトリデッキおよび総合運動公園周辺の野鳥パンフレットとか。

空港に置いておけば、利用者も増えるだろうし。

 

なにしろ

もし自然遺産になってまう羽目になどなっ場合・・・ 結局ナイトツアーがメインになり

お客らにとって昼は、ヒマで退屈な時間になる。

ただまぁ、静か窮まるのんびり時間を、だらだら贅沢に過ごすには、向いている島なんだが。

 

ダイビングやマリンスポーツも、荒れた日が増えているから、思い通りにもなるまい。

雨降りになったら、ナンモできんのは変わらんが・・・

昔と違って、今やWi−Fi完備の宿も増えているし、ネットくらいは楽しめる。

 

あ゛・・・

トリトリデッキのホームページを立ち上げれば、いいんじゃね?(笑)

材料としては、もうとっくにデータベースにアップしてあるし。

野鳥情報なら、私のブログの鳥カテゴリーへリンクしておけばOKだから、顔だけ作って

ほとんどリンク集にしておけば、形にはなる。

一週間くらいあれば、空き時間でこさえられると思うが、無理にこさえる必要もないか・・・

武コロが収まりそうにないし。

 

 

ともあれ

去年もそうだったが、温暖化の影響で南方系の鳥たちが、また増えるに違いない。

暑い夏だけは、コンクリ家屋には厳しすぎるんだが・・・


ではまた