ネタに乏しい マンネリ生活

 


 

潮流とか 風とか

 

北海道が体温を超える酷暑に見舞われたのに、島では北風つづきで真夏日にもならなかった。

さらに、PM2.5ドッサリで、喉がガラガラだった。

 

スマートフォンを短縮するなら、スマフォじゃないか・・・ と思うアナタは、即座にダメだな。(笑)

もともと、略して称することを是とする文化において、発音の正確さなど問題ではない。

スマホ以前に、昭和のイヤホンやインターホンを指摘しとけ・・・ とゆ〜話でもある。

そんなことより、私たち表意文字の社会は、略し放題ということを知らないから、短絡してしまう。

政治、役場、天敵、生物、家族、首都、学校・・・ 漢字で書く事物は、かなりの比率で略語だ。

いや、略語でなく、事象表現の圧縮による、概念の合理的伝達を実現しているのである。

スマフォ方面連中からすれば、ただ単に略すバカども・・・ などと思ったかもしれないが、

日本語の言語圧縮文化はカナリ深い。

 


 

このところ、変化に乏しいワケではないものの・・・ なぜか青のネタには困る生活である。

以前は財力もあったので、買い物だけでもカナリ愉しめたが、今は財力どころか店もない。(笑)

 

店には、付加価値が高い商品は売れ残り、安物ばかりが売れていくから、幾重にも貧しい社会。

ベーコンなど、肉ばかりで本末転倒。 おそらくシマンチュは、ベーコンとハムの差が分かるまい。

ハムは肉を、ベーコンは脂身をいぶして利用する食べ物なのだが・・・ 島のベーコンは肉ばかり。

哀れにもホドがあるよなぁ。 貧しさは罪ではないものの・・・ 間違いの一つかもしれない。

 

とは謂っても、ネタが増えるワケでもない。

自然のコンビニ、あるいは動物園のなかで暮らすような雰囲気が薄れ、この10年で島の自然が

だいぶ枯れてきたように感じられ、当然、ネタも少なくなった。

 

かてて加えて、このところ仕事が立て込んでいて、ユイの館(博物館)や防災センターに詰め、

広報誌の編集やネタの仕込み、地域防災計画の編纂で・・・ 役場の席に戻る余裕もない。

 

私は、基本的に依頼された仕事は早めに終えるが、地域防災計画だけは難航中だ。

先々代の担当者の時に、私が業者(第一法規)をツッコミ倒して完成させた、イワクツキの書類。

外部委託しても完成度は上がらず、価格ばかりが上がるために、内製化の道を選んだのだが・・・

数年を経過し、変更内容が膨大になり、はたまた、もともとのポカがまだまだ見つかる始末で、

改善というよりは、間違い探しに近い作業にハマりにハマってしまった。

 

また、モトネタである鹿児島県の計画は、おそらく分業して作られていて、

たとえば緊急車両の申請の書類と、申請後に発給される疎明のための書類が離れて記載

されていたりして、合理性に欠ける部分や、謂いまわしに違和感を覚えるところが少なくない。

細かなところでは、家畜の防疫では、現在は予防接種はせず消毒で対応するのだが、

友人の獣医に確認したところ判明した。

 

少なくとも、完成度という点においては、これまでの天城町で最高レベルになることは間違いない。

 

一読すれば、防災の第一人者に成れること、マチガイナシ! だ。

加えて、防災マップなど現場を視察してこさえたハザードマップにも目を通せば、さらにヨシ! だ。

 

目次からリンクを張ったPDFも同時配布する予定で、それにより、タブレット等で即座に必要事項を

検索、アクセスできるようになる。

とかく分厚い計画書は、目的の文書を探すのに手間がかかってしまい、使い辛いことこの上ない。

内容がいくら充実していても、アクセスできなければ意味がない。

 

更に手前みそを盛っておくと

防災、消防、警察、防衛分野や、無線など通信システムの知識には困らないので、おそらく国内でも

私の右に出る作り手は、なかなか居ないだろう。

モノには詳しくても、ガスや流通も含めたインフラ全般の知識まで習得するのは、なかなか難しい。

このごろの医療や科捜研のドラマも、けっこう勉強になるし、消防分遣署の署長さんも知り合いだから

救助や救急医療についても質問しやすい。 知識の補填は、コンサルタントにとって欠かせぬ業務。

 

んま゛〜

かててくわえて、だいぶワードの編集スキルも無駄に向上した。(笑)

文書や表中の文言が鳴き別れしていたのを、編集しながら修正するのに、あれこれイジったからだ。

 

そんなこんなで

自宅→干潟(か釣り)→仕事場→自宅→干潟→仕事場→Aコープ→(干潟→)自宅、の生活。

かなりマンネリ化している。 もちろん、定点観察を欠かさないとう点では、悪くないものの。

 

せっかく離島に住んでいるのだから、忙しうても、全力で豊かな自然を満喫せねばならない。

週末、遠くをアジサシが飛んでいた。

ハシブトアジサシは、国内に数えるほどしか飛んでこない。

こ〜ゆ〜のを、真っ先に見つけられるのが、地味な愉しみである。

 

高級食材、ノコギリガザミの生育具合も、日々チェックだ。

地味すぎてネタにはならないが、脱皮するタイミングがいつか、を知りたいのだ。

今年は生育が好いようだから、最大記録を塗り替えそうである。

 

寄る年波に押されてか、発想力も行動力も薄くなってきている。 髪はとっくに薄いし。(笑)

青のネタが薄まっているのも、結局のところ、そのせいだ・・・ としておこう。

 


ではまた