毎日 やっていること

 


 

巷の塩風

 

信号は守られたが、凄惨な事故が起きてしまった。

右折する車両が直進する車両へ激突し、子らを死傷させてしまった。

こうした注意力散漫は、社会の複雑性が増し、高齢者が増えた現代の必然なのかもしれない。

心身とも疲弊した社会では、現行の信号制御と道交法では、対応できないようだ。

前方不注意で右折したのは、私と同い年だった。

たまに私も、運転中に考え事をしていて、周りが見えていないことがある。

 

ホリエモン・ロケットが宇宙へ届いた。

宇宙には、無限の夢があるイメージのお陰で、少なくともツマラナイF1マシンに憧れるより

マシな夢を若者へ与えられたことは、いささか喜ばしい。

技術立国のハズなのに、高齢化が進み過ぎて沈滞ムードばかりが先だっているから、

将来を、多少遠目に見通すような事業は、ポン国民にとって大切である。

 

チョンワデから天皇陛下へ、自称祝辞が送らてきたそうだ。

官房長官は、バカバカしくてコメントできなかったが、おそらく国民全てが同じ気持ちだろう。

戦争後、最も強い反日教育を受けながら成長した世代だから、無礼千万なのは当然か。

奴隷までいた身分制度や、乳出しチョゴリ、試し腹などの近親婚など、ポン政府が奪った

歴史と伝統を、なぜ取り戻せなかったのか・・・ 実に判りやすい。

敵前逃亡する軍人やリーダー、暗殺者がヒーローにするしかないのも、致し方なしか。

そうした歴史を背負って生きるというのは、生まれながらにして辛いものがある。

 


 

5月だから、やっぱり五月病なんだろうか・・・

ウツ気味、不眠、疲労感、食欲不振、ヤル気が出ないなど、症状は揃っている。(笑)

このところ、午前中ずっと寝ていることが多くなった。 半端なヒキコモリ常態である。

 

不眠が続くと、いったん眠気を覚えると、眠気が抜けなくなってしまうし、

ウトウトしっぱなしで、夢ばかり見て、眠りは深くなることはない。 ものの・・・

睡眠自体は足りていないから、イビキや無呼吸、騒音など悪条件でもウトウトしがちになる。

 

こうした

ショ〜モナイ習慣?は日々つづいているが、あえてダラダラつづけている習慣もある。

 

都会の女子には、キモッ と謂われてしまいそうな、野鳥(やちょう)の鳴きマネである。

いや、そもそも、野鳥の声とは判らないか・・・ (笑)

 

ほとんど毎日つづけているのは、トリトリデッキのところに出向くことと同時に、

キアシシギの鳴きマネをすること。

当初

キアシシギのマネをしても、到底応えることはないと思っていたので、ただの練習だった。

なんで、そんな無駄なことを・・・ と思うだろう。 それは私が、ヘンクツじゃから。(笑)

 

もともとのキッカケは、青の読者諸氏なら覚えていそうだが、リュウキュウコノハズクだ。

それが高じて?子ら向けの演劇でナマ鳴きしたりしたから、図に乗ってしまった。

過日、久しぶりにパトロールにやってきたので、鳴きに鳴いて玄関先まで寄せてみた。

夜11時すぎ・・・ いささか近所迷惑だったなろうなぁ。(笑)

写っているのはオスだが、お向かいの軒先にはメスも飛来しているし、別のつがいも近くにいた。

 

コッ コホッ と鳴くわけだが、なかなかスパッと切って口笛を吹くのは訓練が要る。

口笛は普通、歌謡曲などのメロディーなら、0.2秒くらいで音程を調整しながら吹くことができる。

だが、コッ とか キュイ では、対応が遅すぎて手遅れになり、スカになってしまうから・・・

最初から、ドンピシャ正確に唇を音程に合わせた形にして吹くのが必須となる・・・ そこがミソだ。

 

コノハズクは、ずっと連続して鳴くことで寄せるから、あとあとフォローできるワケだが、

キアシシギは2回、キュイ キュイ しか鳴けないから、かなりハードルが高まるのである。

(さらに、体調や、起きてからの時間により唇の厚みが変わったりする)

 

トリトリデッキ周辺には人が少ないので、恥ずかしくないから練習に向いていた。

 

のだが・・・

やがて、タイミングによっては、キアシシギが応えるようになったのが運の尽き!?(笑)

ウブな若い個体が飛来すると、不安からか仲間の存在を確かめるために、鳴き返し始めたのだ。

 

チドリやシギたちは、鳴きマネには反応しないと考えていた私は、にわかに嬉しくなってしまった。

爾来、キアシシギ三昧の日々である。

 

ちなみに

キアシシギは、カムチャツカやその周辺の亜寒帯でもより高緯度の地域で繁殖する中型のシギで、

なぜだかトリトリデッキ周辺には周年飛来しており、もっとも見かける確率の高いシギなのだ。

(正確には、6月の中旬〜下旬には、おそらく繁殖のために見られなくなる)

だから、知ったかぶりするには、イノーでシギを見かけたら

『とりあえずキアシシギと謂っておけば大丈夫ですよ』 と教えているほど。(笑)

反応を確かめるには、とてもいい生きた教材なのであった。

 

その効果は、キアシシギだけでなく、他のシギにとっても、異種同類のシギが居ると

やや安心させる効果があるようで・・・ 葛藤しながら全力で怪しまれるが、逃げないで済むのだ。

ただまぁ、キアシシギに紛れるソリハシシギにとっても、気分は悪いらしく、目つきが悪すぎる。

なにしろ、オッサンの姿をした巨大なキアシシギを、目の当たりにするわけだから。(笑)

 

キアシシギの鳴きマネに釣られた、とある種のシギが居ると、それに乗じて逃げないシギが

増えていく現象は後を絶たなくなり、興味深い状況を観察できるようになった。

 

なんて・・・ マニアックを越えてヘンタイまがいなのか、完全ヘンタイなのか、もう判らないわい。

 

ただまぁ

私にとって、ニンゲンと他の生物のホドヨイ距離感を、どうすれば実現できるのか・・・ が

人生の課題だから、ヘンタイ呼ばわりくらいなら、ナンテコトはないな。(笑)

科学信者と化したニンゲンがあふれるポン社会において、非科学 「的」 なことは、

何でもヘンタイやオカルト呼ばわりされるワケだから、ソンナノを構っても仕方ない。

 

閑話休題

 

今シーズン初の、アカショウビンのマネの被害者???

キトトケロロロロロ〜 いつものようなキョロロロロロ〜ではなかった。

アカショウビンの鳴きは、かなりのバリエーションがあり、シチュエーションで鳴き分けるのが

肝要なワケだが・・・ まだまだ意図が判らず、難しいものである。

 

一般的には、ロロロロロ〜の断続音を出すのが難しいようだ。

横隔膜を思ったように振動させるだけの話なんだが・・・ (笑)

 

先の喉の奥で切るコッのような音は、アタック音に向いている。

ただ、クの発音のように喉の奥で切るため、クククククのように、細かく切って鳴くのは困難で、

従ってクックックッと、わりとマイルドなロロロロロを汲み褪せて鳴くのが私の鳴テクである。

 

前にも記したが

2月の末ごろ、初めてヒクイナの鳴きをやったら、一発で釣れた?ことがあった。

これは、アカショウビンの鳴きの音程をフラットにするだけだから、カンタンに再現できた。

 

去年はホトトギスとも鳴き交わしたから、カッコウにチャレンジしたいところだ。

カッコウは比較的簡単だが、音程の高低差が大きいから、今のところ成功率がイマイチである。

キアシシギのキレと、コノハズクの低音の組み合わせで、声の再現性は高いと思うんだが・・・

 

残念ながら、島では滅多に鳴かないが、来るとしたらもうじきである。

 

意外と?難しいのがホーホケキョで、未だにウマイコトいかない。

ホーホーホーがとても低く、一気にホケキョッと高まるので、唇の形がうまく追い付かない。

故・猫八師匠のウグイスは、ピ〜パピポ〜みたいにやたら高くて、あまり似ていなかったのは、

最初のホーが、指笛のせいで高すぎたからだ。

 

イメージ的には、谷渡りの方が早口?で難しそうだが、谷渡りの音程は高めに推移するから、

そっちの方が、わりと楽だ。 アカショウビンより、ずっと楽。

 

簡単なマネだからといって、やらないワケでもない。

スズメよりも小さい、国内でもキクイタダに次いで小柄なセッカ

スーパーサイヤセッカ!!!(笑)

空港わきの草地で、私にテリトリーを荒らされて窮極的に怒っている様子。

体の膨らませ方と、尾の角度が怒りと威嚇の強さを示している。

 

セッカは関東でも、埋め立て地の草地や、羽田の周辺などでも声が聞かれると思う。

ヒッ ヒッ ヒッと高く鳴き、カチカチという音も出す。

おそらく前者が広範囲の宣言で、カチカチが接近戦用だろう。

多少ツバを溜め気味にして、強く舌打ちして チッ チッ チッ チッ!とやると

カチカチ音に似るので、慌ててやってくる。

 

 

鳴く鳥たちは、見た目以上に、声を重くとらえていることが分かってきた。

相手が見えていなくても、声を信じて行動できる。

 

こないだ

トリトリデッキのところで釣りをしながら、チヌが居ないからキュイキュイ鳴いていると・・・

もう干潟になってエサを探す仲間がいると思ったのか、数羽単位で飛んできては、

垂らしている釣り糸に当たってしまった。

 

これから先

鳥たちとの間にナニか起こるのか、あまり期待していない。

もう、ほとんどレパートリーが増えることもないだろう。

 

しかしながら

私はあまり本気で写真を撮らない手前、出逢い頭を確実に捉えることが大切だ。

さらに、出逢い頭が増やせるのなら・・・ つづけるのもアリだろう、と信じることにした。

 


ではまた