わが家の 食事情

 


 

世間の ご都合

 

パラリンピック向けのピクトグラムが発表されたと報じられ・・・ 噴飯してしまった。

いつぞや不思議がられた温泉マークなどをはじめとする、アレである。

デザイナーなどは、通称ピクトと呼ぶが、シンプルな図解と信じている向きも多いが、

アレも言語と同様に、覚えなければならない類いのもので、今こさえてスグ使えるワケはない。

避難所など災害関係は、ワケのわからんピクトに満ち満ちているが、図解しても万国共通でなく、

スグ見て解かるほど万能でもない。

習慣は、それぞれの民族で違っているから、心象シーンは異なる。

ピクトは、ナゼか人類共通にスグわかるような伝説ができつつあるようで・・・ 地味に恐ろしい。

漫画文化の過信か・・・

 

フクシマの産物を、南朝鮮が輸入しないことが認められた。 そりゃゴモットモだと思う。

最終的に、国民の安全を保障するのは、その国の政府である。 国とするにはビミョ〜だが・・・

311『以降』の放射性物質の放出が、どれほどなのか正確に調べ尽されず、茶を濁された挙句、

プルトニウムすら放出された現実をスポイルするのも含め、あまつさえ輸出拡大して、

東北や国民に対してイイカオしたかったらしいが・・・ あまりに恣意的で合理でない。

朝鮮半島のユルい核施設からは、放射性物質が漏れ、都市部でも放射線量が高いものの、

それらと、東北に放射性物質が多量に拡散した事実は、まったく関係がない。

あれから、メルトアウトした核物質を地下水が撫でながら、どんだけ流れたことだろう。

フクシマの陸と海が被爆したのは、確たる事実である。 半減期は30年以上だ。

プルトニウムは、ほぼ半減期が来ない。 核を扱うには、まだ人類の科学はあまりに幼い。

 

F35が落ちた。 ブラックボックスだから、落ちたのか、落とされたのかは判りようがない。

先端兵器は、家電ではないから、まだまだ不備があるのは仕方がない。

現場で修正していくものだが、F35はまだソフトが完成していない、謂わば不良品である。

あるいは、ステルスやイージスを自国開発するようなら、こうだ・・・ という見せしめの可能性も。

他国のブラックボックスで自国を守るのは、そう簡単ではない。

世間は、ブラックボックス以上に、ブラックだ。

 


 

【先号の追伸】

 

先週のチヌ。 もっとも美味かったのは、アラの潮汁だった。

コラーゲンのトロっトロ感、脂の乗り、申しぶんなく濃ゆかった。

このごろは、チューブ柚子の皮・・・なんてのも売っていて、コレマタ助かる。

 

なんだろう、前々から気になっていたのだが、コチラのチヌには独特のニオイがある。

泥でも、海藻でも、カニでも磯臭さでもないような・・・

塩焼きにしてみたら、すごくニオイがぷ〜んと立ってしまった。

ただまぁ、あまりにジューシーで美味いから、ニオイどころではなくなったんだが。(笑)

 


 

島に来て劇的に好きになったのは、お粥さんだ。

冷やして食べるのが夏の島流なんだが、それよりも今はアツアツの方である。

漂うコメの香りがたまらない・・・ 思わず、しみじみしてしまう。

 

トッピングは、僧侶時代を思い出す?粗挽きのゴマ塩や、納豆、ちりめんじゃこ入り大根卸し、

しいたけ入り海苔佃煮、イカ塩辛、温泉玉子(チン玉)、時には特製漬け玉子など、様々だ。

 

もちろん、コンボもありだ。(笑)

キラキラした純白のコメに、いささか塩っぱい具をのっけ、じんわり味わうアツアツの碗。

ん゛〜 地味に至福のひととき。 水分と、栄養の補給がいっぺんにできる合理性。

かててくわえて、ダイエットも!!!

 

ありゃんりゃ?

よくよく考えれば、三号五勺を6食半のご飯でいただくのと、一合五勺を3食でいただくのは、

さしたる差ではないんじゃなかろうか・・・

3.5÷6.5と、1.5÷3では、ほとんど米の量は同じのような気がする。

 

ともあれ

島男子はテゲテゲがデフォだから、私が自炊しているのを不思議がる女子は少なくない。

 

だがしかし、わが家の家計は火の車ではないものの、年収は100万もない貧しさだし、

店屋物が甘ったるくて油まみれだから、自炊するしかないのは必然だ。

会話では、そのような無情な表現はせぬが・・・

 

ふと、そうした話題のなかで気付いてみると・・・ このごろをあまり食っていない。

酒の肴で、魚肉ソーセージとか、カツオのなまり節などは食べているが、肉らしい肉は

特売のときくらいしか食べなくなっていたことに、初めて気づいた。

週に3、4回くらいしか摂ってないかもしれない。

 

ど〜りでこのごろ、財布のカネが減らないワケだ・・・・・・・・

自分なりに、節約した気もないのに、財布の中のカネが減らないのはナゼだろうと思っていた。

 

かててくわえて、このところの気象の激化にともない、島野菜も不作になっているから、

野菜はあまり求めず、ビタミン重視の野菜ジュースで栄養補給するようになっている。

 

野菜ジュースは、それほど安価でもないが、輸入野菜ほど高くもない。

たぶん島で手に入る生野菜とトントンか、それ以下のコストである。

 

反面、比例して胃腸の具合とダルさが、ど〜もヨロシクないのも事実。

動物タンパクか、ビタミンか、食物繊維の不足か・・・ ニンゲンのカラダは、思ったより繊細だ。

 

このごろダルくて寝ている時間が長くなったから、軽〜ぅくダイエット中なのだが、

そもそも、その原因が、ソコにありそうなのは、困ったものだ。

 

私としたことが・・・ 栄養について疎かにしてしまうとは・・・

しかし、やっぱり粥は美味いしなぁ。


ではまた