カシラダカの試練

 


 

浮世の意図

 

モリトモの笑える報道。 それでもやっぱり政権はマスコミのスポンサーだな〜と感じた。

そもそも、大枚の改ざんを促すのを、そこらの役人に相談するハズもなかろうし、

誰が改ざんしたのかでなく、だれが改ざんを判断させたのか・・・だが、全く視点を逸らす。

 

これほど大胆なインチキを、役人ふぜいが出来はしないのは、サルでもわかりそうだが、

意外とポン人はバカ揃いと思われているらしく、バカバカしい報道は続けられている。

 

戦後のニッポンは、こうした超小々市民を生産する教育体制を整えてきたのかもしれない。

ちょっとしたケガを気にするペアレンツがいても、大きな政治の動きには反応できない、

そうした小さな生活者を生産するための国家となったのが、我が国・・・なのだろう。

とても扇動しやすいし、もとより資本主権を洗脳されまくってきたのは我々ポン人でもある。

家族をないがしろにしても働くのが美徳・・・などという滅亡志向を植え付けたのは誰だ?

 

他方で

 

シューチャンにしろプーヤンにしろ、資本主権に押され続けて、それでもまたチカラ押し。

権力と資本力なら、信頼されるのはやはり、寿命ある人為が働かぬ、資本力に違いない。

もとより社会主義、共産主義には金銭があってはならない。 金銭すなわち資本主権だ。

いくら権力を振り回しても、寿命のない資本には敵わない。

 

北のキムチン体制では、もともとキチンと将軍さまから子らに、学用品のチケットを

下賜していたのが、いまや配給もできず、地域に発生した自由市場に甘んじている始末。

制裁によって物資も資金も尽きたキムチン支配下では、人民には支給されるものがない。

つまり将軍さまは、ただのエラソーな人物であって、尊敬されぬ存在に堕ちた。

もはや人民を率いる事ができない状況が限界に近付いている今、米とナニを話すのか。

 

それはそうと・・・アベ政権といえば、モリカケの火消しで、ソレどころではないが・・・

国防が疎かになるタイミングについては、相当タイムリーにマズイ情況である。

 


 

知人の試練?

 

肥満になり過ぎて、さらにオカシクなってきた。

肥満が脳にまで異常をもたらすとは、予測に至らなかった事態である。

 

普段からブーブー異音を発し、午前中から居眠りし、イビキをかくようになる。

どうやら気管支のまわりが脂肪で圧迫され、呼吸不全が頻発しているために、

QOLが著しく低下して、生きること自体が負担になっているようだ。

 

眺めていると、ぼ〜っとする、慌てる、調子に乗る、の三択に見えるが、

明らかに反応が鈍くなっているし、反動なのか、時に激しい反応を見せる。

まるで眠い幼児のような反応であり、とても大人として対応しづらい状態だ。

 

自ら困窮していく中で、もっとも顕著なのが予測、想像する能力の喪失だ。

危機的状況に陥って、素の動物に近づいているのだろう。

 

怠惰と退行の連鎖で、もうじき何かが起こるだろうが、他人は変えられない。

大人しく静観しながら、その記憶を残したい。

 


 

きのう、おととしの秋以来、久しぶりにミヤマホオジロがやってきた。

地味なホオジロ科にあって、ちょっとオシャレさんで見栄えがする。

海岸にある運動公園にやってくるのは珍しいが、空港のそばだから飛来するようだ。

空港というのは、鳥たちにとっても目印だったり、中継所だったりするのだ。

 

きょうもいないかチェック。

すると、形はそのままに、地味なホオジロ科に入れ替わっていた。

こちらは2009年の秋以来、だいぶ久しいカシラダカが飛来していた。

内地ではフツーに見られる冬鳥で、南西諸島ではカナリ珍しい渡り鳥である・・・はずだった。

 

伊勢へ帰省したときにフツーに見られていたのが、今年はいよいよ1羽チラと見かけたのみで、

いささか気になっていたのだが変動だろうと思っていた。

 

すると

カシラダカの数を調査している研究者がいて、ここ30年ほどで2割程度に激減している

という報告書があり、そのため絶滅危惧VU/II類に指定されたという。

 

なぜ8割も減ったのか。

たいがいは、繁殖地の乱開発などによる・・・のだが、どうもこれらは食用になっているらしい。

 

私たちポン人は、食べるに困るほど貧乏することは、ほとんどない豊かな社会である。

だが、見回せば東アジアを寡占しているのは、ほとんどが共産主義の人民である。

共産主義は、いつの間にか独裁主義とイコールになっており、既得権の奪い合い社会であり、

仕事や物品の配分にも格差が生じてしまって、もはや労働者の仕組みではなくなっている。

その底辺にいる農民らが、まともに給料も配給もなくなって、食うに困っているらしい。

 

霞網で、そこらの小鳥を根こそぎ捕らえて食べるほどの貧しさ・・・

大統領選挙だの、任期を無制限にするだの、時代に逆行している共産主義の支配者らには、

そうせざるを得ない困窮があり、社会や国家を転覆させないように、

ただひたすらに締め付けることくらいしか、策がないのである。

 

鳥が食用になる程度で絶滅するのか・・・の問いには、簡単に答えがある。

北米には、鳥類史上もっと生息数が多いと謂われたリョコウバトがいたが、乱獲で絶滅した。

 

リョコウバトはボリュームもあり、味も好かったとされるものの、東アジアの小鳥たちは

なりふり構っていられぬ貧民らが捕って食うのだから、手あたり次第である。

もともと鳥たちの生息数のバランスには、霞網の脅威は含まれていないから、減る一方だ。

ただまぁ、ライバルが減れば、エサがかぶっていた別の生物が増えるハズだが・・・

それが鳥ならば、同様に捕られてしまうし、安易に捕獲できれば、なおさら捕って売るだろう。

 

ほか

東アジアではシマアオジ(これもホオジロ科)がやはり中国で乱獲されて減っているし、

フランスでも、ズアオホオジロを捕って食べる習慣があり、今も密猟が続いている。

ホオジロ科は、美味しいのだろうか?

フランスの場合は、フォアグラよろしく、醜く肥育して食らうというから、なかなか非道である。

でも彼らはそれを文化と呼ぶ。

 

国内でも、今もってスズメ猟やツグミの密猟も続いている。 ヒヨドリも結構イケルらしい。

スズメやヒヨドリはマガモ同様に、狩猟免許があればOKだそうだ。

飼育はダメでも、食ってヨシ。 

 

まんべんに捕るのなら問題は小さいが、えり好みするのが人の常。

さして美味しくなくても、ウワサが広まれば、たちどろころに数が減るだろう。

 

コンビニやスーパーがある我が国に比べ、東アジアは都市部がそれなりで、地方はまだだ。

 

それでなくても人為による環境激化で、野鳥の季節移動のリスクは高まっているというのに、

そこへ貧民が追い打ちをかけてしまう。

豊かさなどというコトバを口にできるのは、世界で一部の国家しかないのかもしれないし、

我が国は豊かさボケ、平和ボケしているのかもしれない。

 

どこの誰だ?

ヒトは生まれながらにして罪などない・・・などと無駄口をたたく奴は。(笑)

 


ではまた