暑かった夏

 


 

巷の遠い話

 

ホンダジェットが、ジャンル別の航空機販売数で世界一になった。

MRJに期待する報道発表は記憶にあるが、ホンダジェットが販売開始されたのは

報道された記憶がない。 私のカンチガイなのだろうか・・・?

軍事産業の三菱が、自動車メーカーに先を越されるのは、国家的にマズイ・・・という

意図が見えているような気がしてならない。

あるいは、自動車の圧倒的強者のトヨタも航空機には出遅れており、そちらからの

圧力があったとか・・・

エンジンまで純国産、エンジンを翼の上に積み、室内を広くする画期k的設計思想、

どれをとっても、MRJの比ではない気がするが。

エンジンを支えている部分の後端が、内側に曲がっており、

一見、空力的に不利に見え、航空機メーカーにはできない構造に思える。

このあたりには、F1で培った技術が活かされたようにも感じられる。

 

弾道ミサイルが北海道上空を通過していった。

しかしながら、いつものように、まともに察知することはできなかったらしい。

現在、ものすごい防衛予算を投入して迎撃システムを開発しているわけだが・・・

迎撃などは夢のまた夢なのかもしれない。

攻撃する方が圧倒的に有利なのは、謂うまでもないし、

無限の可能性を想定して迎撃するのは、鼻から不可能に近い。

その証拠に、着水後になって、ダラダラだらだら言い訳の記者会見が無駄に続くが、

明らかに迎撃不可能な現状から、国民の意識を逸らしている。

察知していながら何もしないのに、ミサイル開発やイージス導入は不要であるし、

キチンと察知できていたのなら、くだらない憶測を加えてコメントする必要もない。

政府も報道も、核心からピントを外しすぎるのは、逆に怪しまれる原因になる。

 

撃ちもしないミサイルのためか・・・百兆円越えのジャブジャブ予算ときた。

どうすんだ、未来のポン人は。

今、笑顔で校庭を走っている子らの借金は、どんだけ膨らむのだろうか。

 

 


 

台風15号の影響で、北風になってから、いささか涼しくなった。

気温はあまり差がないが、空気が乾燥して、涼しさを感じられるようになったらしい。

水シャワーを浴びたあと、トランクスの滑りがいいから、転ばなくて済んでいる。

一方で、通り雨も増え、車も家も窓を開けていられない。

島口ではカタンブイ(片降り)と呼ばれている、小さな積乱雲の通過である。

 

暑すぎて、釣りする気も起らないが、ようやく出かけてみれば・・・またしてもボーズ。

浜からは、魚の気配がなくなってしまった。

ぼんやりと上空を眺めていたら、逆さ虹が見えた。

もっと長かったのだが、撮影に失敗してしまった。

生まれて初めて見る、環水平アークだったのに・・・

 

そういえば、18日の夕刻、グリーンフラッシュが見られたのは、ニュースになった。

奄美大島で動画撮影されて、九州一円で放送されたらしい。

徳之島では雲があったから、ちょこっとしか見られなかったが、

ここでない、どこかで撮影しているだろうことは、予測していた。

 

ようやく

アツアツのガセ汁をいただく気合が戻ってきたと思ったら、ペアだらけである。

人生二度目の合体シーン。 やっぱり増えてほしいから、ペアはよう捕らん・・・

美味しかったり、挟まれてなお美味しかったりして、情がうつってしまったらしい。

 

炎天下ともなれあ、何度も見逃したペアのどれか判らぬが、甲羅干ししている。

雌が脱皮した直後、柔らかくなった時しか交尾できない、ワタリガニのたぐい。

ノコギリガザミも例外ではなく、メスの脱皮までオスはひたすら待つ。

こういうのを眺めてしまうと、どうしても繁殖を妨害してまで食らおうという気になれない。

 

釣りはサッパリ振るわないが、地元トリトリデッキ前で、ようやくオニヒラアジを食わせた。

いつもは高速で回遊してボラなどを捕食しているが、たまにチヌのように海底を掘って、

カニかなにかを探すのもいる。 そいつの近くでヒラヒラさせたら、一発で食った。

やや小さく、55センチくらいの個体である。

 

あ゛〜あ 合わせを入れたらポイ〜ンと外れてしまった・・・

 

どうもソフルアーをゴカイと誤解したのか、後ろを頭と信じて咬みついたらしい。

実は、だいぶ前に一度だけこのルアーを食ったことがあったから、実績はあった。

ただ、食わせ方がさっぱり判らなかったのだ。

 

回遊ルートが定まらないイノーで食わせるのは、これからも難儀することは間違いないが、

チヌが入ってくれば、同時に狙うことができるかもしれない。

んま゛〜味の方は、チヌの方が若干美味いのだが・・・

 

ともあれ

この秋、台風被害から免れられるだろうか。 毎年のことながら、不安は尽きない。

 

メリケンではハリケーンで大変なことになっているし、チャンでも豪雨が凄まじかった。

気まぐれドナルドも、温暖化などハッタリだ・・・などと、今さらタカをくくっていられまい。

今や全地球レベルで高いエネルギーを得ている風雨災害は、確実に被害が大きくなった。

国内外で、経済の利益よりも、災害の損失がずいぶん成長著しい。

どこぞの半島では、長距離男根ミサイル見せたろかぁ〜みたいで恥ずかしいが、

連中のところも、暴風雨に襲われてしまえば、それどころではなくなるだろう。

 

もうじき9月、いよいよ海に行けそうだ。

そろそろ雨が降ってくれないと、ゴーヤとナスばかりの生活には飽き飽きである。

 


ではまた