いまひとつの年始

 


 

巷のオカシナ年始

 

冬山で初遭難や滑落初めしたり、初死を嗜む連中がいるとは・・・酔狂な時代だ。

救助に向かわねばならぬ立場からすれば、イイコトはひとっつもない。

年寄りや、組体操もまともにこなせぬ若造が赴くような場所ではないし、

はたまた、休みがそのときだけだから・・・と死に急ぐのも、なんとも道楽にご熱心なことだ。

 

そういえば

デフレは脱却したのではないのか???

政権交代して何年もたつのに、日銀総裁がデフレ脱却に大きく歩み進むだと!?

ナニしとったんだ? フリか?? バラマキか??? 時間稼ぎか????

背理法的な政権政党とはいえ、アンマリだな。 国債体質も、さして改善していないし。

激烈な天災がもうヒトオシすれば、またデフレ全盛に戻ることは間違いない。

南海トラフや南西諸島の震災も秒読みに入っているように観える。

政治屋は、やたら「本気の」とか「真の」などと年頭に語るのは、真剣さに欠ける。

 


 

とりたてて、変哲もない正月。 何もないことは幸せ・・・ということか。

 

両親は寄る歳波にまかれ、互いの思い込みが強く、会話が行き違いばかりだ。

夫婦ってのは、やっぱりメンドクセっ と感じる。(笑)

 

体力がなく、出不精になってしまい生活圏が狭くなれば、考えも狭くなっるのは必然だ。

生活が小さくなれば、ニンゲンも小さくなっていく。

年金生活者とは、コレほど世間に役立たぬ者になってしまうのか・・・と呆れるほど、

何の役にも立たぬ会話しかできないので、会話するのにしんどくなる。

基本的に私は、たわいもない会話・・・とゆ〜やつが苦手で、エネルギーの無駄と考えてしまう。

 

これまでは

あれこれ買い物したりしていたが、どうも思うように買い物できない。

ネットの方が安いし、田舎だからデジカメの安物しか置いてなく、あまり大した買い物もできない。

 

かててくわえて、私の好むような釣り具がだんだん減ってきていて、ウレシイ出物がほとんどない。

本当は、透明な黄緑くらいがちょうどいいのだが・・・安全パイな赤系がほとんどだ。

砂地は実質赤っぽいから、赤は目立ちにくくて、緑よりやや食いが落ちる気がする。

さらに、カーリーテイルが欲しかったものの・・・壊滅だった。

 

年末年始が厄介なのは、食べ過ぎなければならないことだ。

あんまり食べないのも気の毒だから、そこそこ箸をつけるわけだが、絶対量が多い。

 

なかには、どうしても食べたいものもある。

年末年始に必ず食べておきたい、ナマコ。

 

漁がなくなるので、刺身用の魚は大き目を求めるため・・・漬けも充実。

コッテリ系の養殖ワラサだが、そこそこイケる。

庭先のレモンをたっぷりとご飯にかけ、きりりと爽やかな酢飯でいただくと、タマラン・・・

伊賀の銘酒、義左衛門もススムので、おのずとカロリーは多大になっていく。

 

腹ごなしやら酔い覚ましで、せっかく出かけてみれば・・・チャンからのPM2.5が降り注ぐ。

日によっては数百メートル先が霞んで見える。

コレが結構こたえる。

加齢臭をカバー?する きついコロンで、むせる体質が恨めしいというか・・・

やたら喉がイガラっぽいし、夕方になると咳き込んで止まらないこともある。

こまったチャンにも、ホドがある。

所詮は共産主義でダメニンゲン標準なのは仕方ないとしても・・・無駄に数が多すぎる。

ひとつひとつのダメは小さくても、何億も居れば、存在自体が災害のようなものだ。

 

外出しても、いまひとつ冬場の生物が少ない。 特に、冬鳥は少な目。

暖かいのか、小さいながらもジョロウグモが2頭、健在である。 無論、越冬しないクモ。

ホオジロやタヒバリなどが少なく、オオタカやハイタカは見られない。

 

ドングリや収穫されないミカンなどがあるのに、なぜか昼間に民家の周りをウロつくタヌキ。

繁殖に向けた、肉食に勤しんでいるのだろうか・・・

年末には、近所でキツネが吠えていたが、姿は見つかっていない。

 

せっかくカロリー消費したいのに、肝心の動物たちがショボショボで・・・困ったものだ。

 


 

ところで

実家の PowerBook G4 は、まだ動いている。

中身には Intel 以前の、モトローラ系デスクトップCPUが搭載されている古いノートパソコンである。

2台のうち、こちらだけMacOSのTigerへバージョンアップさせてあり、なぜかモバイルルーターの

USBテザリングが有効で・・・ポートに挿すだけで、な〜んの操作をせずともネットにつながる。

ちょっとした、バックトゥザフューチャー気分である。

昔のノートブックと現代のモバイルルーター、NEC・MR04LNが苦も無くつながるとは。

ということは・・・Macintosh G4 デスクトップでもつながるのだろうなぁ。

去年はOSのバージョンが、ルーターの受け入れを左右するとは気づかなかったが、

原因が明らかになってホッといている。

 

この実験をした背景には、ヤマダ電機のEveryPad Proバッテリーが、もう壊れて放電がチョッパヤなのだ。

察するところ、コストダウンのためにキムチ臭のする、あるいは爆弾バッテリーを採用していた疑いがある。

タブレット不在になっても、実家でネット接続できる端末が確保できるかどうかテストしたのである。

 

ちなみに

ドスパラのタブレットPCに買い替えようか、ルーターのSIMを500円くらいの1GBプランにしようか思案中。

パケット無制限で低速も気軽ながら・・・制限のある高速通信の利便性も捨て難い。

 

面白いというか・・・ちと気になるのは、無制限250Kbpsの速度が、都会では平均速度どおりだが、

基地局が少ない田舎方面では、混雑が多いので平均速度がゼンゼン出ないのである。

それは、実家との往復時の近鉄でネット閲覧しているときに確認できたコトだ。

ド田舎すぎて利用者が少ないエリアや、都市部では通信のバーストが出やすく、高速快適であった。

 

すなわち、都会ではそこそこ使えても、中田舎ほどパケットの供給が少なくなる・・・というシステムなのだ。

MVNOのベストエフォートは、伊勢界隈が不利があるのはわかるが、不便であることは否めないから、

似たような価格帯ならば、瞬間風速で速い方がトータルパケット数が多くなると思うし、

パケット数がすくない向きには、なお有利・・・ということになる。

実家のような限定的な利用でなら、高速で制限付きの方が快適である可能性が高い。

480円でパケット無制限で低速プランより、500円台で高速1ギガプランの方が快適・・・という考え方。

 


 

とまれ

私はさておき、オヤジ殿が投薬によるナゾの体力減退に見舞われたままの正月・・・気分が晴れない。

たぶん両親からすれば・・・私がコンナ感じなのは、気分悪いつづき・・・なのだろうなぁ。

しかしながら、家族はつながってナンボであることは、心にしみた。

だからといって・・・私が新たな家族を持つことへの抵抗感は、いまひとつ改善せぬままである。

家族っていいなぁ、とは思うが・・・自由がなぁ・・・

 

私はこのまま、寂しさを忘れたまま老人となるか、ムクロとなるのかと思うと、それも寂しいものである。

私自身がメンドクサイ年始であった。

 


ではまた