ことしの 十中出来事

 など

 


 

巷の師走

 

ノロウィルスの感染には、一度感染すると免疫が作られ感染しにくい・・・法則があるとか。

このごろ、変異によってその免疫力が回避されるという報道を聴いたのだが、

私は3回は寝込んだ気がするのだが・・・そんな伝説があろうとは。

ピーシャーになって、とてもダイエタリーでデトックスなイベントで、思ったほど嫌ではない。

ただし、それはドM属性が必要なのかもしれぬが・・・

  

GYAOでヒツコイ宣伝が入っていた。 ナニが目的なのかわからない。

クリスマスがらみっぽい・・・横浜のショッピングモールのパフォーマンスらしいが、

なんのCMなのかわからない。

コスプレ・サンタが、9つのモニターの前でカクカク踊るのがそんなにスゴイのか?と

横浜市民のヒマさ?娯楽のなさ?を感じさせるだけで、妙に恥ずかしい映像だ。

だいいち、サンタがカクカクしてナンの意味が???(笑)

どうやら消費者からスルーされ続ける、女子アナの毛穴チェック用みたいな4K画像の

訴求CMらしかったが・・・貧相だなぁ。

マルチモニターは予算削減のためにしか見えないし。(笑)

これを企画した人物は、とてもアイデア貧しき寂しい人間かもしれない。

そもそも4Kは、みんなが視るのでなく、女子アナの鼻の頭の毛穴とかに注目したい、

エゴイスティックな愉しみこそが命で、こうした広い場所では高精細の意味もない。

4Kは内向的な技術だから、社会的に認められにくい・・・ことくらい解からんか???

だいいちメガネ人口が増えている段階で、4Kは遠方から見えもせん。 やれやれ。

  

チャンの大気汚染がスゴイらしい。

増えすぎたニンゲンが自滅する姿を示す、教科書の様な存在だ。

(ロイターより)

うっとうしい存在も、ダメの頂点に達すれば教科書となる。

チャンのフリみてワガフリ直せ・・・ 今や、人類の終末を示してくれる反面教師そのものだ。

真似するだけで実現できることには限界がある。 そこには己の理想が必要なのだろう。

我らが当然のように体得している「品質」を理解するには、あと何千年かかることやら。

 

んま゛〜「我ら」のなかに、南西諸島の民族も入っていないような気がするこのごろ。

島では建設業者が入った現場には、吸い殻、サバ缶、塩昆布の袋など

各種の貧しい生活ゴミが散乱してしまう体たらくだし・・・行動に品位が全く伴わない。

豊かさや品性は、やはりある程度の経済力に支えられていることをヒシヒシと感じる。

来訪者に低民度が伝染するといけないから、工事が終わったら片づけてほしいものだ。

現場が小便臭くなるのも、厄介なものだ。

徳之島の判断基準はカナリ自己中心で、対岸の連中に近いところがあると思う。

しかしながら、家族への愛情や、親族や友人への手厚さは、特段の深さがあるのだが。

 

おいそれ 一口に語られぬのが、徳之島だ。

 


 

生活が小さくなったので、大きな出来事はない一年だった。

んま゛〜平和な一年だったということだろう。

体調が悪くて、半日しか活動できないことが安寧とは、いささか謂い難いが・・・

 

さて、ランキングだ。

1)昨年の秋から越冬していたヤツガシラが、正月過ぎて見つかり越冬を確認した

2)戦後七十周年誌で手掛けた地図にある、浅間陸軍飛行場の姿が画像解析で詳細に 

3)町内全域の観光マップ・・・という破天荒な注文に応え、ついでにナビ機能も追加

4))ノコギリガザミのメスを捕まえて食べられた、ミソが美味かった〜

5)浜で、51センチオーバーのツバメコノシロを水揚げした

6)浜で、オニヒラアジ4.4キロを水揚げした、そのあと2.8キロ弱も

7)おやじ殿が、精神性の体調不良で激やせした。 ウツ・ダイエット???

8)好い女子から、ケータイ番号をまんまとゲットできた、んが・・・そのあとの勇気出ず

9)眠りが浅く、これまでになく目の疲れが激しくなって、目薬が手放せなくなった

10)今年も、目立った出来事が10に至らなかった・・・

 

そういえば、Windows10には悩まされたなぁ。

好い方向だから気になっていなかったのは台風。

まともに食らわなかったから、この秋はサトウキビのデキがスゴイ!

ランキング外だが、すっかりノコギリガザミ好きになってしまったのは意外といえば意外。

 


 

大きな出来事はなくても、食事は大切だ。 私は相変わらず、食事はユックリ派。

小さな人生で大切なことは、ごはんが美味しいことだ。 とてもシンプルな喜びである。

カネにもならぬパーキーモンに興じたり、高い税金払ってタバコを飲むより、ずっと有意義。

 

釣り人の私は、どうしてもナマの魚の美味しさ、刺身の風味を極めたいと願ってしまう。

といっても、海流の速い南大東ならまだしも、徳之島じゃ無理かなぁ゛〜と思っていたが、

意外と極まらなくもないことが判ってきたこのごろ。

 

自分の人生の先方について、憶測でモノを謂っても始まらぬ。

 

これまで、ロウニンアジよりカスミアジが、それらよりカッポレがずっと美味いとか、

毒魚のバラハタ、バラフエダイ、オニカマスなどがカナリ美味いことは体感してきた。

南大東の魚が日常的な魚なのかどうかは判らなかったが、今は島に移住して

釣れる魚は日常ということになった。

 

中型ヒラアジは河口に群れていて、どんどん釣れそうだが、意外なほど釣れない。

釣り方か、道具の性能が追い付いていないのだろう。

 

さて、待望の41センチのメッキの薄造り。 刺身を引く、手ごたえが違う♪

プリップリで美味いものの・・・ わさびに負けそうなスッキリ風味。

 

比較する相手が手ごわかった。

脂ノリノリで、皮を炙るとチリチリする・・・ツバメコノシロの焼っ切り。

旨味といい、脂のコクといい、たまらん♪

ただ、皮がむけやすいので、引くのについ失敗してしまうが・・・

旨味の濃さは、他の魚のではなかなか比肩できぬほどの旨味だ。

 

ただ

こうして皮でも焼かない限り、魚らしい風味がしないほどクセがない。

コダワリ人生には興味深い風味で、来年も探求の手を緩められそうにない。

 

適材適所。

アラで味噌汁をこさえるなら、やはりアジ科は秀逸。

ブリにしろカンパチにしろ、タマネギをチョイ加えてそっと煮立て、

赤味噌仕立てにすると、こっくり美味い。

この時期のメッキは、そこそこ脂が乗っている。

 

先のツバメコノシロは、魚としての生臭さがないから、潮汁には向かない。

せっかく旨味たっぷりの汁だが、味噌はおろか、野菜を加えただけで霞む風味だ。 

ヒラアジやらカンパチなどアジ科は、新鮮なとこを味噌汁にすると秀逸だ。

 

春先の新芽を天ぷらにするほど、手軽で美味しいのが、アジ科の一歳魚である。

 


 

ところで

お徳用のハムでなく、ちょっと高めの焼豚を求めてみた。

貧乏な食生活にも変化は必要だ。

 

なにやらカナリ甘ったるいが、歴史的に そ〜ゆ〜食材らしい。

その甘さとゴーヤの滋味とを合わせてみた。

塩と、隠し味の醤油とレモン果汁と、ちょい粉末昆布だしで、

素材の甘さや風味を引き立てる焼きそばに。 インチキ昆布だしは、風味が素直で助かる。

ゴマ油に生の島唐辛子を漬け込んだ、特製の生ラーで炒めているから、結構ピリピリする。

多分、他人には解からないだろう、苦旨いナゾの風味だ。

 

したがって、余った粉末ソースは悩ましいが・・・

  

炒め物すら胃にもたれるから、手軽で腹持ちの好いメニューが焼きそば。

しかも栄養バランスも悪からず。

 


 

ごはん炊きの続編。

 

横浜からやってきたIH釜についた機能、

熟成炊きを初めて用いてみた。

これ・・・いちばん美味いじゃん! 素直に使っときゃよかった・・・

今年は麦飯率が低くなり、白米が多かった。

甘さやモチモチ感がたいそう気になって仕方ないし、玉子ご飯率が極端に低下するほど

ご飯とおかずのピュアな関係が愛おしかったなあぁ。

 

おかずはやっぱり、味噌汁がベストである。 

ぶなしめじは常備食材となった。 結構出汁が出るし、かすかな香りが好ましい。

チンゲンサイは葉のところが特に味噌汁には合うなぁ。

ネギは高いし、甘くてボリュームのあるタマネギを用いることが多くなった。

当然ながら、得意料理でもある。

これがメインであるから、だいたい3杯は食べてしまう・・・

 

肉を食べなくなって、格段に美味しくなった料理のひとつだ。

 


 

今年もっともお世話になったメニューは和そば。

チン玉卸しそばは、手軽で栄養バランスもなかなかなので、

食欲も時間もないときはコレ。

いったん冷水でシメてから茹でなおす方が美味しいが、タイミングが難しい。

 

麺つゆよりも、粉末スープの方がナゼか風味がしっかりしていることも知った。

いろんな出汁の素のブレンドによって風味のコントロールも愉しめる。

日本のインスタント食材の進化は、すさまじいものがある。

ただし、ラーメンにしろ同じだが、スープだなんだといっても、所詮は味のついた水だ。

栄養価を期待することはできぬ、ただの嗜好品でしかない。

コダワリ抜いたとしても、塩分過多の道楽に過ぎない。

麺類はやはりツナギで、虫やしない程度が関の山・・・なのかもしれない。

 

とはいえ

揚げ物も肉もほとんど食べない我が家では、ずいぶん麺類の存在は大きくなった。

そば、うどん、きしめん、稲庭うどん、そうめん、冷や麦、焼きそば、チャンポン、パスタあれこれ・・・・

それぞれの麺にはバリエーションがあるから、味わいも様々で飽きることもない。 

 

久しぶりに、島料理 油そうめんが食べたくなった。

ソーミンチャンプルーと違って、具は炒めるが麺は和えるだけ。 シンプルだが意外と難しい。

 


 

ナゾがある。

干しシイタケが手に入ると、どういうわけか高野豆腐と炊きたくなる。

前世に好きだったのだろうか・・・?

 

美味しい料理が、高級 高まいということはない。

ご馳走というコトバのとおり、アタフタ努力することが美味しさになる。

私にとっての最高の馳走は、やはり釣って食う魚だったが、ノコギリガザミが加わった。

美味しいというのは、とても直接的な幸せ 嬉しさであるから、探求は止まらない。

忙しくなくなり、お金もなくなり、コダワリの方向も変わりもしたが、美味しいことは愉しい。

自分で飯をこさえないなんて、もったいないことだと思う。

  

というわけで、楽して効率的に調理する方法を日夜なんとなく探りながら

日々科学実験と人体実験を繰り返している。(笑)

 


ではまた